編集者:はっしー
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目次
プロローグ『国家秘密』
これはskfnの新曲の考察小説です。個人の解釈なので、解釈が公式などと違います。
とってもら初心者で書き方もあまりわかっていないので、そこは許していただきたいです。
すべては、ある「偉い人たち」から下された、極秘の国家研究から始まった。
若き天才開発者であるら ん、み こと、こ さめの3人は、長らく暗い研究室で新薬の開発に没頭していた。研究は難航し、幾度となく失敗を繰り返していたが、ある日、偶然の奇跡によってひとつの恐るべき新薬が完成してしまう。それは、人間の精神を完全に書き換え、支配するための薬だった。
理論上の成功を収めた彼らに次に必要だったのは、生きた人間のデータ――すなわち「実験体」だった。
開発者たちは、裏のルートで「先着3名」という怪しげな求人ビラをネットに流す。
画面に表示されたその募集ページを、スマホで最初に見つけたのはす ちだった。
「あすご〜い!時給◯◯万円だって!これじゃない?」
「お、マジ!?やっと出たんか」
隣から画面を覗き込んだい るまが、目を丸して身を乗り出す。しかし、もう一人の友人であるひ ま72だけは、眉をひそめて画面を凝視していた。
「なんか怪しくねー?ほんとにこれか?」
「大丈夫だって!応募しちゃおー!」
す ちは屈託のない笑顔で、迷わず応募ボタンをタップする。
「俺もー」
い るまもそれに続いた。二人の様子を見て、ひ ま72は深くため息をつきながら、あきらめたように自分のスマホを取り出す。
「え、お前らそれでいいん?えーー…じゃあ俺も。」
その頃、薄暗い研究室のモニターには、一瞬で「残り枠:0」になった画面が映し出されていた。通知音の響く部屋で、ら んが嬉しそうに声を弾ませる。
「お!もう集まった!」
「すごー!」
こ さめがパチパチと手を叩き、み ことが安堵したように微笑んだ。
「これで安心して研究できるね」
第1章『しっくす。』
検索避けとして、名前の間に空白を入れております。(す ちなど)少々読みずらいですが、ご了承くださいませ。
R15程度のグロテスク、ネガティブ表現があります。ご注意ください。
数日後、研究室へとやってきたす ち、い るま、ひ ま72の3人を、白い白衣に身を包んだ開発者たちが笑顔で迎え入れた。まだこの時は、お互いに敬語を交わすような、どこか張り詰めた、だけど表向きは穏やかな空気が流れていた。
案内をしながら、リーダーのら んが親しみやすい笑みを浮かべて口を開く。
「皆さんには、雑用などいろいろなことをしてもらまーす!」
それは真っ赤な嘘だった。彼らにやらせる雑用など、最初から存在しない。
続いて、こ さめが人懐っこい声で、だけど逃げ道を塞ぐための決定的なルールを告げた。
「研究室は基本、細菌がうろうろしてる可能性があるから、外部に持ち出さないように、ここに泊まってもらいます!」
細菌などというものは建前で、本当の目的は彼らをこの施設から一歩も出さず、完全に隔離して監禁するためだった。何も知らないす ちたちは、「へえ、そうなんだ」と納得して頷いてしまう。
仕上げとばかりに、み ことがトレイに乗せた怪しげなカプセル薬を差し出しながら、どこまでも優しく微笑んだ。
「命に関わるといけないので、このお薬を飲んでもらいます!」
感染を防ぐための予防薬――。彼らは差し出された錠剤を素真面目に口へと運んだ。しかしそれこそが、彼らが開発に成功したばかりの、人間の精神をドロドロに書き換えていく「研究中のお薬」そのものだったのだ。
まだお薬の濃度は薄く、すぐには牙を剥かない。す ちたちは、提示された破格の報酬のために、言われるまま大人しく指示に従っていく。
開発者たちもまた、彼らをただのサンプルとして扱い、その身体に毒が馴染んでいく様子を冷徹に観察し始めていた。すべては計画通り、冷徹な嘘から始まったのだ。
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第2章『MeDi信』
隔離された研究室での生活が始まってから、す ちたちの日常には、ある「ルーティン」が組み込まれるようになった。それは、一日の終わりにら んたちから手渡されるカプセルを飲むこと。最初はただ、体に異常がないかを確かめるための「夜だけ」の義務だった。
「はい、今日もこれを飲んで!おやすみなさーい!」
ら んがいつものように、明るい声で色とりどりの錠剤を差し出す。
「また明日もよろしくねー!」
み ことが穏やかに微笑み、こ さめも無邪気に手を振る。
「バイバイ!」実験台の3人は、「これで今日も終わりか」と薬を飲み干し、それぞれのベッドへと向かう。
3人が部屋を去り、重い鉄扉が完全に閉まったのを確認すると、研究室の空気は一瞬で冷たく張り詰めた。ら ん、み こと、こ さめの3人は、モニターに映し出される被験者たちのバイタルデータを見つめながら、白衣のポケットに手を突っ込んでひそひそと声を交わし始める。
「あんまり効果ないねー?」
み ことが画面の数値を睨みながら、少し退屈そうに呟いた。調合した薬の強さに対して、被験者たちの肉体的な変化がまだ薄いと感じたのだ。しかし、こ さめは手元のタブレットに記録された行動ログを見ながら、不敵な笑みを浮かべる。
「でも、な つくんとか、時間の感覚とかなさそうだったよ?」
「い るまねー、なんかふわふわしてて楽しそうだった」
ら んも同意するように口角を上げる。彼らにとって、実験台の精神が壊れていく様は、ただの「楽しそうな状態」でしかなかった。2人の報告を聞いて、み ことは納得したように、冷たい瞳をす ちのデータへと向けた。「そっか。じゃあす ちくんもうすぐかな」
彼らにとって、3人が狂っていくのは時間の問題でしかなかった。効果をさらに確実なものにするため、ら んらは徐々に、だけど冷酷に薬の濃度と量を増やしていった。最初は夜だけだった。それが、いつの間にか「朝と夜」の2回になり、やがて「朝、昼、晩」の毎食後へと増えていく。「命のためだから」「体調を崩さないためだから」度重なる投薬のせいで、彼らの脳は急速に思考力を奪われ、時間の感覚だけでなく、自分たちが「何のためにここにいるのか」という記憶すら、ドロドロに溶けて消え始めていた。
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あと題名やすちたちの言動にも伏線を入れているので、予想してくれると嬉しいです、!
第3章『Lov3 Pot!oN』
ファンレターでやる気が出たので書きました!
白衣をなびかせた、す ちが優しく微笑みながら小さな錠剤を取り出す。
「はーい、み こちゃん、お薬飲みましょうねー!」
すると、み ことはわざとらしく小さな子どものように頬を膨らませて首を振った。
「や!おれ飲まない!!」
「終わったらお菓子食べていいんだよ?」
す ちが宥めるように言うと、み ことは少し考える素振りをしてから、渋々といった様子で頷く。
「…じゃあ飲む。あ、ら んらんにもお菓子残しといてね?」
「いい子ー!!」
す ちは満面の笑みで、み ことの頭を優しく撫でた。
その隣では、い るまが腕を組んで、ら んを覗き込んでいる。
「ほら、ら んも見習って!」
「はーい…俺にもお菓子ちょうだいよ?」
ら んは退屈そうに返事をしながらも、おねだりするように手を差し出す。い るまは呆れたように笑った。
「はいはい…」
さらに奥では、ひ ま72が最後の被験者をあやしていた。
「ほら、あとこ さめだけだぞ?」
「う…、こ さめ飲めない!!」
こ さめが嫌がって身をすくめると、ひ ま72は視線を合わせて、トーンを落とした優しい声で囁く。
「こ さめの好きなお菓子もあげるし、膝に乗せてあげるから」
「はーい…」
こ さめは素直に、ひ ま72の膝の上へと収まった。
これほど優しく幸せな、日常のルーティン――。
しかしそれこそが、過剰摂取が限界に達し、す ちたちの脳が見せていたカラフルでポップな「おもちゃの病院」の幻覚だった。投薬してる薬もラムネだ。大人の理性を保ったまま、自分たちが子どもたちを保護してお世話している立場だと信じ込んでいるす ちたちの脳は、もう完全に壊れていたのだ。
この幻覚の裏にある「現実」は、あまりにも残酷だった。
昼間、楽しいお菓子の時間に「ほら、これみんなの分ね」と、ら んたちが笑顔で分けてくれる色とりどりのラムネ。す ちたちはそれを一粒の疑いもなく美味しいお菓子として毎日食べていたが、それこそが、彼らの理性を溶かし、肉体すら改造していく「本物のお薬」だった。
その薬の恐ろしい副作用によって、す ちたちの全身の痛覚はすでに完全に麻痺し、鈍りきっている。だからこそ、毎夜、深い眠りに落ちている間に、ら んたちの手によってどれだけ注射の針を突き刺されても、新しい薬液を流し込まれても、彼らは何ひとつ気づくことなく、ただ幸福な夢を見続けることしかできないのだ。
「お医者さんごっこ」という名の檻の中で、開発者たちは可愛い子どもを演じて付き合ってあげながら、実験台の命が完全に自分たちの手の中に溶けていくその瞬間を、じっと待ち構えているのだった。