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3話目で終わりだよ?
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三年前、事故後
「おそらく、君のその足の怪我は問題なく治るよ。後遺症も残らないだろう。」
「ただ、傷跡が残るだろう。」
そう言われて今は入院している。
病室は、清潔に保たれているが、生活感がなく無機質な部屋、ふかふかとは言い難いベッド、それにあまり美味しくない。
正直、入院は嫌だった。
環境のこともあるが、前に部活動中の怪我が原因で少し入院したことがあったが兎に角暇だったから、病院には少なからず苦手意識を持っていた。
まあ、足の怪我以外にも全身の打撲などで入院の必要はあったのだろうが。
他の母や妹は、軽症で入院の必要はなかったそうだ。
だから、病室にたまに家族で見舞いに来てくれる。
一応、足をけがしたために、歩くなと言われている。
家族で見舞いのついでにゲームとスマホを持ってきてもらったが、流石に何時間もやっていればやはり暇になってくる。
しばらく寝てるか、などと思いベッドの中に入った。
数分で眠気が襲ってきて、眠りに落ちた。
『すいません。いま寝てるみたいで。』
『いえ、構いません。そのままで。』
看護師と母の声だろうか?
『ちょっと、少しお兄ちゃんといてくれる?お医者さんとはなしてくるから。』
『うん。分かった』
妹のものだろう声も聞こえる。
妹が近くの椅子に座った音が聞こえ、しばらくすると形態をタップする音が聞こえた。
プルルルルル
電話の接続音らしき音が聞こえる。
『~~ ~~、~~ ~~』
携帯から少し漏れ出てきた音がかすかに聞こえるが、うまく聞き取れない。
『やあ。ごめんね。今大丈夫?』
『~~ ~~。~~ ~~。』
『今度そっちの家行っていいかな。勉強教えてって前言ってたでしょ。』
『~~ ~~!~~ ~~!?~~ ~~!~~ ~~?』
『こっちはいつでも良いよ?』
どうやら妹が友達らしき人に勉強を教えるようで、その日程を話し合っていた。
『~~ ~~、~~ ~~?』
『うん。今、病室にいる』
『~~ ~~。~~ ~~。~~ ~~?』
『まあね』
『~~ ~~。』
『本当になんでだろう?わかんないや』
『~~ ~~?』
『~~ ~~。』
『ははっ、本当にね。』
『でさ、今回の事故で思ったことがあるんだよ。』
『~~ ~~、~~ ~~?~~ ~~。』
『なわけないでしょ。冗談でも言わないでくれる?』
『私が抱いている思いが本当に嫌悪なのかってこと。』
『~~ ~~?』
『私は本当に兄を嫌ってでいるかって事。』
『?』
『私が兄に対して抱いていた思いは嫌悪じゃなかった。』
『―――~~ ~~?~~ ~~!?』
『違う違う。私は兄を~~ ~~」
それより先は聞こえなかった。
もうすでに眠りに落ちていたからだ。
でも、もしかしたら
妹とは、また―――
---
完
え?
次の話がある?
気のせいだよ