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七話 枢軸
※かなり長いです。
枢軸の『枢』とは訓読みで、『かなめ』と読み、物事の中心や大切なところを指す。
さて、今回の『かなめ』とは____。
📅 皐月(五月) 初旬
⏰ 夕方
🔖 ピュアリティ市の宿屋にて
#名前#side
<つまり、『すう』とあの|視聴者《みんな》が忘れかけたであろう夢の中の少女が、もし。ピュアリティ市の市長の姪であったら……。>
<『すう』とその少女は|再従姉妹《はとこ》関係に当たる。それだったら仲が良かったのも納得がいく。>
#名前#)彼女に…会わないと。
でも、どうやって?
ここのピュアリティ市は、様々な問題があった。
① 季節外れの寒波の影響。
② 市長の邪悪な政治。
③ 左派と右派と中立派の決裂。
④ それによる住民の|流民《りゅうみん》。
中立派も新たな市を世襲していってると訊いた。
つまり、三つの市を巻き込む事態へと発展しているのである。
これはいづれは内乱状態に陥るだろう……。
ここで、妖怪達の話をしておこう。
妖怪達は占領したプライス市を拠点に着々と力を蓄えつつある。
そして、ビクトリー市やシンシアリー市。ハピネス市などを攻める可能性が危惧されている。
つまり、ここで内乱状態になるとかなりマズイのである。
その内乱状態を私は未然に防ぐ義務がある。
プライス市を取り戻す為にも。
必要な情報は集め切った。
結論を言うと、やはりあの少女と『すう』……。
いや、ここからは**『スウ』**と呼ぼう。
と出会い、双方の話を訊き、左派と右派の仲立ちをする。
さすれば|何れ《いずれ》中立派も元に戻ってくるだろう……。
そこは、やってみないと分からない物だが。
そうと決まれば、早速行動に移そう。
その前に……手紙をアクアやシオンに送ろう。
現状報告として。
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*🕊️手紙を鳩に託して送った🕊️*__手紙の内容は省略__
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#名前#)さて……まず何から始めようかな。
#名前#)……やっぱ彼女達に会う…必要があるよね。
*📅 数日後*
*🔖 市街地*
はぁ……今日も相変わらず寒波で雪が絶え間なく降っている。
今日はそのせいでパーカー&防寒着だし……。
早くこの問題も……解決しないと。
<フードを引っ張られる>
#名前#)うわ!?
<路地裏に引きずり込まれる>
誰なのッ……、?
見ると、同じ年ぐらいの少女が息を切らしながら切羽詰まった状況で話し始めた。
??)ねぇ。貴方はスウ?
スウの場所だけ彼女は声を落とした。
#名前#)いいえ……、#一人称#は…#名前#です。
??)……そっか。
彼女は立ち去ろうとする。
#名前#)待って!貴方の……名前は、?
彼女は困惑した顔をした。
そりゃそうだろう。
見知らぬ人に名前を言えと請われているのだから。
彼女は意を決した様に言った。
??)……私の名前は___、
??)ユキ。
#名前#)……ユキ。
頭の中でその名前が反芻する。
#名前#)良い……名前だね。
<雪が吹雪く>
ユキの白い髪が吹雪によって|靡く《なびく》
#名前#)その髪色……!
ユキ)……貴方の事は前々から耳にしてた。貴方がしようとしている事もね。
彼女は続ける
ユキ)現状、私の親族は右派・中立・左派で対立している。
ユキ)私は、皆に仲良くしてほしい。貴方に似たスウにも会いたし、名前も顔も知らない|再従姉妹《はとこ》や親族に会いたい。私が生まれた時には……もう対立が始まっていたし。
ユキ)ただ、私はこういう立場だから……左派の所に行こうって思っても行けないのが現状。
ユキ)……これを聴いて…貴方は……どうするの。
ユキ)教えて。貴方の行動や存在がこの対立が終わるきっかけに……。
彼女は口を噤んだが、また開いた。
ユキ)きっと。きっとなると思うから。
ユキ)これは…右派の私のエゴかも知れない。
ユキ)ただ、皆の心の中でもそういう気持ちは片隅には必ずあると思う。
ユキ)名前も知らない貴方。
ユキ)貴方の力が…必要です。
ユキ)どうか。
ユキ)どうか力をお貸しください___!!
今週は通常通りに投稿出来ました!!!
来週も大分ね?
大丈夫だと思いますので…お楽しみにッッ☆☆☆☆