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九話 萌芽
新たな「兆し」とは__?
📅 皐月(五月) 初旬
⏰ 昼
🔖 ピュアリティ市、市街地にて
#名前#side
さて……大分歩いてきた。
結局ハピネス市を迂回する事にした。
聴こえるのは温暖の影響で|早起き《孵化》した蝉とサクサクと鳴る土の音と匂い。
舗道されていないためさっきも転びそうになった……。
<数時間後>
#名前#)はぁ……っ、全然着かない……っ。
市境付近の小高い丘を登ると鬱蒼とした森林に____。
**何か**があった。
最初は不審に思った。
でも……#一人称#の純粋な好奇心が心を|燻った《くすぶった》。
また、更なる事実が心を掻き立てる。
それは……対してその『何か』に向かって歩いたとしても差ほど着く時間に変わりは無さそうだったからだ。
#一人称#は進行方向をそれにして向かった。
鬱蒼とした森林だからか…日差しがほとんど入ってこず辺りは静かだった。
さっきまで|喧しく《やかましく》鳴いていた蝉も自ら黙るぐらいだ。
#名前#)なに……これ。
前言撤回しようかと思うぐらいだった。
『好奇心』は……**『恐怖』**へと変わった。
何故か?
それは_____。
|彼らに《妖怪達》がウジャウジャと居たからだ。
#一人称#にとってはこれ程にない憎しみがあった。
実の両親と別れた原因だからだ。
でも……今の私には何もできない。
覗いた時に目に入ったのは『地図を拡大したハピネス市』だった。
**|そこ《地図上》に|眩く《まばゆく》光る《《水色の星》》**
これは|飽く迄《あくまで》#一人称#の推測だが……|彼ら《妖怪達》はハピネス市に攻め込もうとしているのか?
……もし仮にそうだとしたら由々しき事態である。
悶々とする余裕も、もう⋯ないのだろうか。
#一人称#は踵を返した。
#名前#)__何でビクトリー市とかじゃないの……っ、?__
<到着>
#名前#)はぁ……っ
???)どうかしたの?
視線を合わせると心が凪ぐ気持ちになる程微笑んでくる少女が居た。
#名前#)アク…ア…。
アクア)その感じ、何かあったみたいだけど。
#名前#)……聞いてくれる、?
アクア)うん勿論。#名前#は私の……《《大切な》》友達だから
彼女はふわっと笑った。
その笑顔にさっきの緊張感も全て解けてふわふわした感覚となる
まるで綻びが解けたように。
#名前#)……確証はないし嘘かも知れないけど…
謎に深呼吸をしてしまう。
自分だけが知っている秘密を相手に言うのは
『これ程緊張するのか。』
と、改めて感じた。
#名前#)それで良いなら。
アクア)#名前#は嘘つかないじゃん?私が自負できる。
#名前#)なにそれ
思わず口角が上がった。
アクア)いや、#名前#が嘘をついたこと見たことないし…例え嘘ついても《《良い嘘》》じゃん
#名前#)良い嘘…?
アクア)うん。人を幸せにする…嘘?みたいな。だって、何か…#名前#達観してるっていうか。
#名前#)達観?そんな訳…だって#一人称#、短期で直ぐ感情的になっちゃうっていうか。
#名前#)だから皆から見たら#一人称#何か《《ガキ》》だよ。それより私と同世代なのに頑張って市長の役目を|全う《まっとう》していて一生懸命市民の為に尽くしているアクアやシオンは…正直言って凄いと思う。憧れちゃうよ。
アクア)えぇ、?#名前#が《《ガキ》》なら私なんか《《赤ちゃん》》だよ!生まれたばかりの。
アクア)というか全然尽くせてないし…私が市長になっても浄水問題…機能は全く解決してないから。
#名前#)ぁ……ごめん。
アクア)……でもね、#名前#のお陰で長年の問題が解決しそうで嬉しいの、とっても。
#名前#)へ……。
アクア)だから…解決を|阻む《ははぶ》|問題《芽》は早く摘んでおかないと……。
アクア)|それが《芽》|連鎖して《ツルになって》……一つの大問題に繋がりかねないから。
アクア)……お願い、話して。ハピネス市の《《市長》》として…お願いします。
その真剣な眼差しを見て、話すことへの恐怖が不思議と失せた。
#名前#)……分かった、今から話す事は事実。それを理解して聞いて。
アクア)……うん。
#名前#)実は_______
アクア)へ……っ、?
いや〜ちょっとこの作品不定期投稿になるかもです🤣
すみません🙇🏻💦
それではおつりろ!