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短編小説 総集編
公開中
跡
ABC探偵
真っ白な銀世界の中、灰色の煙と騒々しいエンジン音をたてるモトラドがやけに平らな白い地面を走っている。それはどこまでも続き、ある一つの地点で止まった。モトラドの後ろには黒い車輪跡がくっきりと残っていた。 --- その跡をつけた運転手は、その車輪跡を見て 満足そうにほくそ笑むと、またモトラドに股がってその跡の続きを描いていった。 --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
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目次
1......幼き探検家の冒険譚
2......枯れた華を愛で続ける
3......夢うつつ
4......僕は死んでしまったのだろうか?
5......私を仲間と呼んでくれますか
6......泡沫の告白
7......跡
8......桃色の鳥
9......栄光のその先に
10......星降る夜に
11......ストーカーXの献身
12......高嶺の花の堕落を願う
13......嘘吐きの遺却
14......悩む角には福来たる
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