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ゴブリン転生 第四話
名も無き旅人
今日も今日とて頑張るぞー
力がみなぎってくる。
これまでの俺とは比にならないほどの強さを得た気分だ。
そんな俺は、近くにできた水たまりで見た目の確認をする。
目は赤色、肌は茶色。体の大きさはさほど変わっていない。と言うのも実はあの後俺は、ハイミニゴブリンに進化したのだ。
単純進化をしても限界は目に見えている。ならば、まだ見ぬ上位種に進化するべきだと考えたからだ。
兎にも角にも、取り敢えずはステータスの確認だ。
ーーー
『存在』
【名前】 なし
【種族】 ハイミニゴブリン
【階級】 雑獣(弱獣からUP)
【レベル】 1
『能力』
【魔力】0
【俊敏】64(8倍)→進化前の2倍
【膂力】72(約4倍)→進化前の2倍
【防御】56(8倍)→進化前の2倍
『技能』
【通常技能】身体強化Lv.4 投擲Lv.6 初級剣術Lv.1(New) 弓術Lv.1(New)
【固有技能】超成長 超回復
ーーー
おお!全てのステータスが何倍にもなっている。
さらには進化したことで剣術と弓術のスキルを獲得している。
ちなみに進化するとレベルは1に戻るようだ。
剣術と弓術のスキルを得たのはでかい!
これは特訓をするしかないのではないか?
弓は作るのは難しそうだが、実のところ剣に関しては拾っているのだ。
使うことがないと思い放置していたが、素材が良かったのか錆びてはいなかった。
どんな特訓をするかだが、これに関しては完全に独学だ。
ステップ1.構え
昔見た剣道かのテレビで構えを紹介していた気がする。
確か中段構えがベストで、具体的には拳をへその前に置いて、右足を前に出し、爪先立ちをする。
その時に重要なのが上虚下実だ。
上虚下実とは、操り人形のように糸で体を吊るされてるイメージでまっすぐな姿勢。そして肩から力を抜いた腕を垂らし、肘は軽く曲げる。うろ覚えだが、こんな感じだった気がする。
実践あるのみ!脱力と入力を使い分け、ちょうど丹田のあたりに重心を構える。そうすることで下半身は重く、上半身は軽いという武術においてベストな体勢ができる。
こんな感じか?
【通知】
通常技能「初級剣術Lv.1」が「初級剣術Lv.2」になりました。
うお?!構えだけでレベルアップって…やっぱり固有技能(ユニークスキル)超成長が関わってるのか?
それはさておき、次は素振りだ。
ステップ2 素振り
呼吸を整え、肩の力を抜きながら腕を上げる。剣道も意外とシステマ風なところがあるようだ。
その後、剣の重力に任せつつ、円を描くようにストンと落とす。もちろん体重をかけるのも忘れない。止める瞬間は剣が飛ばないようにしっかりと拳を握る。
シュッシュッ
まだまだ剣の風切る音は荒い。
いい音はもっと迫力がある…気がする。
この作業を何回も繰り返す。
「1…2…3………100」
取り敢えずは100回でやめだ。これを毎日続ければ剣術も身につくはずだ。
【通知】
通常技能「初級剣術Lv.2」が「初級剣術Lv.3」になりました。
通常技能「初級剣術Lv.3」が「初級剣術Lv.4」になりました。
進化からの特訓フェーズ!
どんどん強くなる主人公のリベンジマッチはいつになるか?!