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ゴブリン転生 第三話
名も無き旅人
小説書くって、楽しぃーー!
何が起きたんだ?
きれいに切られた切り株から、おそらくあの狼の技能(スキル)であることは確かだ。
斬撃を飛ばすスキルか?
そう考えたところでもう一度斬撃を放ってきた。
斬撃が見える!
【通知】
通常技能「見切り」を獲得しました。
なにか頭に響いた気がしたが、今はそれどころではない。
俺は咄嗟に転がり、斬撃を避けた。
確かに避けることはできたが、打開策がない。
三十六計逃げるにしかず
撤退だ!
俺は狼がいる方向とは反対方向に全力で走る。
くそ!速い、すぐに狼に追いつかれてしまう!
【通知】
通常技能「逃走」を獲得しました。
また頭に声が響いた後、心なしか足が速くなった気がする。
しかし、狼との能力の差は歴然であり、すぐに追いつかれてしまう。
「グアッ」
ズドーーン
後ろから狼に引っかかれてしまい、派手に吹っ飛ばされた。
しかし、その先には狼の入れない小さな洞窟があり、そこに逃げ込んだ。
しばらくすると狼は諦めたのかどこかへ行ってしまった。
***
くそ!狼だからと油断していた!
俺は弱い…
くそ!くそ!くそぉ!
どれほど時間が経ったのだろうか?
背中の傷がひどく痛む。
よし!暗くしてるのは性に合わない!切り替えよう。
今回の失敗を反省するのは大事だが、いつまでもくよくよはしてられない!
決めた!
コツコツと慎重に強くなろう。そして、あの狼を倒してやる!
***
俺はその後も小さな洞窟を拠点に、狼を中心に狩りを続けた。
あの後俺は一度もあの大きな狼(大狼と名付けよう)とは出会っていない。
だが、いつか追い抜いてやる!
そんな日々が続いたある日、俺の頭の中に声が響いた。
【通知】
Lv.20になりました。進化が可能です。
進化?つまり強くなれるってことか?
まあこれ以上やっても強くなれる気がしないし、進化してみよう。
ちなみに進化先とか見れるのか?
【進化先】
・ゴブリン
・ハイミニゴブリン
おお!俺の意思を読んで進化先が出てきた。
ゴブリンか、ハイミニゴブリンか。
ゴブリンはミニゴブリンから成体になるってことだと思う。
ハイミニゴブリンはミニゴブリンのまま、上位種になるってことだと思う。
ゴブリンだと強くなれる。だが、そこで進化打ち止めの可能性もある。ハイリスクハイリターンだ。
ハイミニゴブリンは強くなるかも何もかもわからない。
進化するならゴブリンか?
よし、決めた。
【通知】
進化先が決定しました。進化を開始します。
別に眠くなるとかはないようだ。
どうか強くなれますように。
他の人の小説を読んでいても、進化のタイミングはドキドキします。
どんな能力やスキルを得たのか…?
次回もお楽しみに!