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マインクラフトの世界に転生してしまった結果? 第4話
疲れタヒぬ〜
体どうなってんだよ。俺だったら五分くらいは動ける気がしない。
その子……、もといカリンはすぐに何か大きな立方体のものを持ってくるとその場に置く。そしてなぜかじっと俺の顔を見つめてきた。なんだ? いくら俺でもちょっと照れる///
「え、俺の顔に何かついてる?」
カリンはううんと首を振ると
「お兄ちゃんの目、赤と青でとっても綺麗だね!」
思わず俺は目を見開いた。今まで綺麗なんて言われたことなかったから。
――近寄んな! バケモン!
――風間くんって、目の色変だよね。
そんなことしか言われてこなかったから。
俺は、「ありがとう」と返すのが精一杯だった。
カリンはフフッと笑うと、
「お兄ちゃん! これみて!」
と、さっきの箱を指差した。
箱の上には格子模様の布がかかっている。
「これは、作業台というもので、冒険者さまの訪れた村には、必ず一つ代々保存しております。」
「お兄ちゃんが力を使うのに一番大事なものなんだよ!」
ほぇ〜魔法の杖みたいなもんか?
カリンが木の棒と板材みたいなものを作業台の上に置く。
「手をかざしてください」
母親っぽい人がそういうので、手をかざすと……。
作業台の上にあったものが光りだした。
「うわっなんだこれ?!」
「お兄ちゃん! 私と一緒に言ってね!」
「「クラフト! 木の剣!」」
さらに光ると、急にものがバラバラになった。
作業台の上で混ざり合っていく。
ピカッとあたりが光って……。と言うことはなく新たな形になると、その場で静止した。
「う、わ。なんだ、これ……?」
そこには板材と棒ではなく、「木の剣」が乗っかっていた。
「これが冒険者さまの一個目の力、「作る力」です。」
いやもうちょいネーミングセンスどうにかならないか?
というか……。
「一個目の力ってことはまだあるのか?」
「そうです。壊す力と収納する力」
またネーミングが皆無だな。この名前つけたやつってどんなやつなんだろう?
「冒険者さま。これを素手で壊してみてください」
「いや無理だろ。」
即答するとカリンがこっちに来ると、
「お願い!」
うっ、そんな顔で見られたらやらないわけにはいかねぇな。
俺は覚悟を決めると拳を握りして作業台を殴った。すると……。
ポコっと音がすると壊れて小さくなって地面に落ちた。
「な、なんだこれ?!」
「これが、壊す力です。今から収納する力も試してもらいます。では、冒険者さま、この今作った剣をそのカバンの中に入れてみてください。」
指を指されたそれはいつも使っている通学カバン。
「いやそんなもん入るか?! ていうか教科書でパンパンだし!」
「「いいから!」」
二人の目線に射抜かれた俺は仕方なくカバンを開けた。
そこにあったのは教科書やノートではなく、ただただ光っている。そこに剣を突っ込むと……。スルスルと入っていった。
「ど、どう言うことだ?」
困惑する俺をみてカリンがニヤけている。
「ふふん、すごいでしょ! これが収納の力!二十七と九の素材と作ったものを入れられるって伝えられてるんだよ!」
へぇ〜。クソ便利じゃんか。
「以上で説明は終わりです。何か聞きたいことはありますか?」
いや、聞きたいことしかねぇよ。なんで俺がこんな世界に来たのかとかさぁ。
でも、この人たちも多分知らないんだよなぁ。まあいっか。
「じゃああのぉ……。とりあえず一晩止めてくれないですか?」
恐る恐る言うと、
「もちろんです。冒険者さまをおもてなしするのは村長の妻である私、フレアの役目ですから。」
カリンのお母さんっぽい人、もといフレアはにっこりと微笑んだ。
頑張ったからファンレターちょうだい(は?)