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曲パロ / ビビデバ ②
①の続き!!
「ごめん、お待たせー」
リノが"イセカイジントウロクセンター"から出てきた。
「よし、じゃあ改めて。ようこそ、光の街"トウキョウ"へ。私はあなたの案内人です、リノです。よろしくね、アメルダ」
「改めましてリノさん、アメルダ・リリアーでございますわ。よろしくお願いいたします」
私は優雅なカーテシーを披露した。
「…リノでいいよ。それに、堅苦しいのはナシ!!」
リノは私に手を伸ばした。
「さあ、行こう。あなたにとびきりの魔法をかけてあげる!」
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「まずは、着替えから!」
リノに引っ張られるがまま大きな道路を進む。
たくさんの人が歩いていた。
右にも。
左にも。
上にも。
人、人、人!
「今日も魔法使いは空を飛んでるな〜」
「この世界には、魔法使いがいるの?」
私は空を飛ぶ人々を見上げながらリノに聞いた。
「この世界にはいないよ」
「でも、それって矛盾していない?」
「えっとね…正確に言うと、彼らはあなたと同じように異世界から来た人たちなの。魔法が使える世界線から来た人たち」
「…なんだか、ややこしいわね」
「そうでしょ〜、世界って複雑よね。あ、アメルダは魔法使える?」
「いいえ。私の世界では魔法というものはほぼ、迷信のようなものだったわね。でも、あなたは使えるんでしょう?」
「え?使えないよ〜」
「え?でも、さっき"魔法をかけてあげる"って」
「ああ、ごめんね。紛らわしかったか。私は魔法は使えない。でも、あなたの願いは叶えてあげられるわ」
"皆皆 御唱和あれ!"
また、さっきの音楽と映像が流れた。
「"Bibbidi bobbidi boowa
Bibbidi bobbidi boowa,yeah
混絡がっても仕様が無い
ガラスシューズで踊るtonight"」
リノはその音楽に合わせて歌い出した。
「"Bibbidi bobbidi boowa
Bibbidi bobbidi boowa,yeah
今夜に明日など無い
ならば自由に踊った者勝ちでしょう?"」
"今夜に明日など無い"
"自由に踊った者勝ち"
歌詞が、静かに私を貫いた。
「リノ、この曲は?」
「この曲は、"ビビデバ"っていう曲。とっても良いでしょ、思わず口ずさんじゃうんだよね〜」
「"ビビデバ"…」
「さあ、着いたよ。ここで、あなたを大変身させてあげる!!」
それから、私はまるでお人形のように服を脱いだり着たりしていた。
スカート。
ズボン。
"じーぱん"…?
スカーフ。
カーディガン。
"てぃーしゃつ"…?
"たーとるねっく"…?
"ぽろしゃつ"…?
ワンピース。
"さろぺっと"…?
「うーん、これもいいな。あっ、あれも似合いそう…」
リノはたくさんの服を片手に唸っている。
…ふふ、楽しそう。
「はっ、てか。ごめんね、私アメルダの意見、全然聞いてなかった!どれが良い?好きなの選んで!」
「…選んで、良いの?」
「もちろん!…だってアメルダが着るんだもん。好きなのじゃなきゃね」
選んで、良い。
私、
私は、
………………。
私は、リノの服を指さした。
リノはパッと目を輝かせる。
私は、
「私は、それ。リノと同じようなやつがいい」
生まれて初めて、自分で選んだ瞬間だった。
まずい…!!
また長い…!!
次で最後…だと思う。
頑張る。
ここまで読んでいただきありがとうございました!よければファンレターなど送っていただけると嬉しいです!
…次で終わらないような気がするけど…、考えないことにする…!