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曲パロ / ビビデバ ④
頑張って、終わらせます。
リノと、"トウキョウ"の街を歩いていた。
「はあ━━━━━…、楽しかった…!」
「…ええ、とても」
「よかった…!私は、あなたの願いを叶えられたかな…?」
「…ええ。魔法…みたいだった」
とても、楽しい時間。
リノと、2人で。
たくさん、遊んだ。
忘れられない、時間。
時計の針が、夜の12時をさした。
「………ッ!…私、帰らなきゃ…!」
私は、王妃。
成り行きで、ここまで来てしまったけれど。
たくさん、遊んでしまったけれど。
私は、王妃。
国の頂点。
その責任は、重い。
だから、帰らなければ。
「リノ、帰るにはどうすればいい?」
「………………………」
「…もしかして、知らない…??」
「…………ギ、ギクッ」
「………リノ〜…??」
「……………ご、ごめん。わかんない…」
「…うん、そっか。知らないんなら仕様がない」
「…………………アメルダぁぁ〜〜〜!!!」
リノは、私に抱きついてきた。
「……ごめん〜〜〜〜……!!!」
ああ、リノに出会えてよかった。
「…いいの。大丈夫だよ」
「……調べよう。うん、協力する」
「………リノ…」
ああ、本当に、ここに来て、初めて出会ったのがリノで良かった。
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「ああ━━━━━━━…、だめだ…」
「…うん、ないね…」
「どうすればいいんだろ…??」
帰る方法は、いまだに分からなかった。
"イセカイジントウロクセンター"に行けば何かわかるかと思ったが、あいにく閉まっていた。
もう、夜12時を過ぎているのだ。
「どうしようかな…」
2人して、困っていた。
突然、背筋がゾクリと冷えた。
私は、バッと振り向いた。
遠くに、見覚えのある紫瞳の男が見えた。
あ、れは。
「リノッ………」
私はリノの口に手を当て、物陰に潜む。
「……?…?」
ドクン、ドクン、と心臓の音がうるさかった。
男はすぐ近くまで来て、周りを見渡してから去っていった。
「………んはっ!」
まだ、心臓がうるさい。
「………アメルダ…?大丈夫?顔、真っ青だよ…?…………さっきの…は?」
「………………ふっ、ふぅ…」
私は、息を整えてから言った。
「あれ、は。私がいた世界の人だ。私を、狙っていた。私は、あいつに殺されかけた」
「…え、」
あのときの記憶がありありと思い浮かぶ。
刃物を持って、そっと近づいて。
私を、殺そうとした。
たしか、捕まっていたはずだけど。
まさか、ここまで。
「アメルダッ……………」
えっ…??
「……**見つけた**」
ゾワッと、背筋が凍った。
「…走るよッ」
2人は、走り出した。
大通りの人混みに飛び込む。
この時間でも、まだ人は多い。
人の波に逆らいながら、全速力で走り抜ける。
その勢いのまま、ゲームセンターに飛び込む。
リノは、シューティングゲームのピストルを手に取った。
そして、男に向かって撃つ。
銃口から、ビイビイ弾が飛び出した。
私は、もう一つあったピストルと予備のビイビイ弾がたくさん入った袋を引っ掴んだ。
そのまま、出口方向に向かう。
男の仲間が、いた。
"唯唯諾諾に危機感抱く日々に
ぎりぎり爆発気味
たった今発散してしまおうか"
撃つ。
仲間が後ろにのけぞった。
"まだまだビイビイ弾巧みに乱射
一発じゃあ撃ち足りないわ"
2人で、ゲームセンターを出た。
そのまま、走り続ける。
後ろから追いかけてくる男たちに向かってピストルを向けた。
撃つ。
リノも、撃った。
「っしゃ!ビンゴ!」
男の額に当たって、のけぞった。
障害物を飛び越えながら、走り続ける。
明かりが見えた。
"イセカイジントウロクセンター"だ。
"ついに導き出した君にアンサー
灰に成る迄踊って居よう"
2人は顔を見合わせ、速度を上げる。
**バンッ!**
大きな音をたてて、建物に入り込む。
「はあ………はあっ…」
「………あの、大丈夫ですか…?」
そこにいた、女性職員に声をかけられた。
「「………………………ふっ」」
「「あははははははははは………!!」」
「やばかったぁ…!」
「…ほんと…!でもすごい上手かった、リノ」
「アメルダもね…!」
「………えっと…お2人は…?」
「…あっ、あの。私、私の世界に帰りたいんですが…」
「…ああ、かしこまりました。では、こちらへ」
女性職員に案内されて、座る。
「基本的に、お帰りになる場合は、次にくるのは1年後となります」
「…1年後…ですか」
「はい。ですが"年間パス"をお使いになるのであれば、いつでも望むタイミングでここに来ることができます」
「…年間パスは、どうすれば?」
「はい。年間パスは、以下の条件を守ってくだされば、無料での提供ができます」
【条件】
・"トウキョウ"の存在をどんなことがあっても他者に言わないこと
・こちらに来ることのかわりにあちらの世界の技術、文化、生活などを提供すること
「こちらでございます。それでも、年間パスをお使いになられますか?」
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"BIBBIDI BOBBIDI BOOWA
BIBBIDI BOBBIDI BOOWA YEAH"
「王妃!探しました…!今までどこに…!」
「…ごめんなさいね。ちょっと、ね」
"今夜に明日など無い"
王妃の手元には、"ねんかんぱす"と書かれた名刺ほどのサイズのカードがあった。
「"ならば自由に踊った者勝ちでしょう?"」
アメルダは、にやっと笑った。
終わり
終われた…!!頑張った…!
日記とかでこの曲について語りたいな、と思っております…!
ここまで、読んでいただきありがとうございました!よければファンレターなど送っていただけると嬉しいです!