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よーい、(いけめん)
すいかとめろん
あぁ、体が張り詰めている。
あの日から周りが俺を、期待の目で見る。
嬉しくもあり、苦しかった。
先輩のおかげだから。
隣を見るとめずらしく、#くず?#が真剣な顔をしていた。
いつもふざけてばっかのくせにな。
すぐ人を笑わせたがるんだよ、#くず?#は。
組んで数ヶ月。
#くず?#は信じられないくらいのスピードで成長をしていた。
練習をした、というだけでは説明のつかない、#くず?#の持っているセンスを、認めざるを得なかった。
#くず?#がこちらを見た。
目が合うと、いつもより変な顔でニヤついた。
やっぱおかしいやつ。
コートに目を向けて、さっきよりも体がほぐれたのを感じていた。
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呼び出された。
コートに入ると、なぜか、懐かしい匂いがした。
あの日、立った決勝の舞台だった。
あの日、負けた。
そのおかげで、次の大会ですぐにシードに当たり、その次の大会に先輩を導くことができなかった。
それを、言い訳にする気はない。
ただ、悔しかった。
決勝では、何度もマッチポイントをつかんだ。
それなのに…。
『おい、#いけめん#!』
だめだ。今更こんなことを考えても。
「#くず?#、勝とう。」
『当たり前だ、ばーか』