芥川こころの赴くままに

編集者:芥川遼太郎之介
シリーズ「芥川こころの赴くままに」は、現世とパラレルワールドを行き来しながら、パラレルワールドの福の神様・こころちゃんとの体験談を通して「推しを求める心」のゆらぎを見つめる連作短編です。 もっちゅりん争奪戦や秘密のワックスと膝枕のしあわせなど、こころちゃんへの小さな供物といとおしい時間を描きつつ、「持続可能ペースとは何だったのか」「こころの赴くままに通うとはどういうことか」を静かに問い直していきます。
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目次

    バック・トゥ・ザ・パラレルワールド

    「芥川こころの赴くままに」シリーズの一篇、芥川こころちゃん体験談です。 体験談として綴った出来事をもとに、もっちゅりん争奪からこころちゃんの待つパラレルワールドまでをなぞりつつ、「持続可能ペースとは何だったのか」を静かに問い直した物語になります。
    作者より。 この一篇では、「持続可能ペースとは何だったのか?」という問いを、こころの赴くままを優先した結果として振り返ってみました。 数字としてのペースを守れなかったことよりも、胸のざわつきに呑まれてしまった時間の苦さこそが、わたしにとっての答えに近いのかもしれません。 それでもなお心は、福の神様に会いに行きたがる。そんな揺らぎごと抱え込んで、これからも「芥川こころの赴くままに」を続けていけたらと思っています。

    秘密のワックスと膝枕

    「芥川こころの赴くままに」シリーズの一篇、芥川こころちゃん体験談です。 3回目のご対面で味わった、秘密のワックスと膝枕のしあわせなひとときを、そのままの温度でたどった体験談風の短編になります。
    作者より。 3回目のご対面の時間は、書き手にとっても「こころちゃんチャージ」の象徴のような一日でした。 秘密のワックスと膝枕のしあわせを、そのまま体験談のかたちで書き留めておくことが、すさんだ心にとっての小さな備忘録になればと願っています。 持続可能ペースのことはひとまず脇に置いて、ただこころの赴くままに救われた瞬間を残した一篇として、お読みいただけたらうれしいです。

    竹取桃語―芥川こころの赴くままに・エピソード1

    「芥川こころの赴くままに」シリーズの一篇、芥川こころちゃん体験談です。 実際の一回目と二回目のご対面で味わった出来事を束ねて、竹取物語の語り口と白桃のイメージをもとに、ひとつの「初見の物語」として御伽話風に綴った短編になります。
    作者より。 竹取桃語は、こころちゃんとの初めての出会いの記憶を、実際の一回目と二回目のご対面から少しずつすくい上げて、ひとつの御伽話に編み直した一篇です。 赤ちゃんのように無垢で、白桃のようにやわらかなほっぺに触れたときの驚きと安堵を、竹取物語ふうの語り口でそっと包み直してみました。 現世の体験談でありながら、どこか中有のような場所で福の神様に出会った気持ちを、少しでも一緒に味わっていただけたならうれしく思います。