公開中
#9 いつもありがとう
あれから色々あって、夏が過ぎて、秋になって。
寒さが本格的になってきた。
夏休み、みっちりにして、バイトは週4になった。あと3日は、みんなが休みだったらどっか行ったり、みんなでお菓子作りしたり。
一回だけ、みんなで旅行に行けた。新潟は、もうすでに冬くらい寒かったけど、いろんな観光地にみんなで行って、名物を食べて、寒さなんて気にならないくらい楽しかった。
みんなも楽しんでくれたみたいで、電車やバスでの移動中はちびっ子たちが爆睡していた。
みんなで行ったショッピングモールで、七夕を書いた。僕が書いたのは、ずっとみんなといられますように。一緒にさえいられたら、なんとかなるって分かった。
今はバイト先の塾からの帰り道。
定期の道じゃないので電車代を節約するために家まで歩いている。
風が頬にかする。冷たい。冬はもっと冷たいかな。華菜にマフラー、買ってあげようかな。
そんなことを考えていると家に着いた。二駅分だけなので意外とすぐ着く。
鍵が開いて、電気をつけ、あれ、
#名前#
<「華菜、」
華菜
「おかえり。お疲れ様。」>
#名前#
<「うん、。珍しいね、待ってるの。ありがとね。」
華菜
「ん、お腹空いてるでしょ?ご飯できてるよ。」>
今日は午前で学校終わるから華菜が作る!と言っていたのでお願いした。
#名前#
<「食べる!ありがと、、怪我してない?」
華菜
「してないよ笑 華菜を何歳だと思ってるの。」>
#名前#
<「良かった、、心配なの。」
華菜
「もぉ、てか、いつまでそこにいるの笑 #名前#、早く入りなよ。」>
ずっと玄関で立ち話をしていた。あ、と靴を脱ぐ。そのうちに華菜は中に入った。一緒に入ってもいいのに、、と思いつつドアを開ける。
#名前#
<「暗!、?」
華菜
「ごめん、電気つけて。」>
玄関でずっと待ってたのかな、?なんで入る時に電気つけなかったんだろ、、
パチッ
華菜・海斗・理玖・未央
「お兄ちゃん、誕生日おめでとう!!」>
#名前#
<「わ!」
明るくなって、ちびっ子たちが突っ込んできた。
ちびっ子たちも起きてることにもびっくりした。誕生日、?
#名前#
<「あ、今日、僕、誕生日か、」
海斗・理玖・未央
「おめでとー!!」>
忘れていた。そういえばそうだっけ。
ちびっ子たちが抱きついてきた。ほんとかわいいな。
理玖と未央がおんなじ顔でニコニコと笑っている。やっぱ双子だよなぁ。
海斗
「にぃに、ご飯食べよー!」>
#名前#
<「まだ食べてないの?」
華菜
「主役を待ってたんだよ。みんなも手伝ってくれたよね。」>
理玖
「理玖ねー、ご飯つけた!」>
未央
「未央はねー、運んだよ!」>
#名前#
<「ありがとね、みんな。」
思いっきり抱きしめる。痛いよーって笑いながら、嬉しそう。
華菜
「食べよー。」>
置いてあるのはビーフシチューだった。いい匂いしてたんだよな。
はっぴばーすでぃ、とぅーゆー、
少しずれているメロディをみんなが歌い出す。
みんなと食べたビーフシチューは、すごくすごく美味しかった。食後に出してくれたケーキは、みんなで飾りつけながら作ったそう。果物は少しずれていたけれど、すごく美味しかったし、嬉しかった。
みんなと食べると、さらに美味しく感じられた。
未央
「にぃに、あのね、これ。」>
未央が画用紙をくれた。なにこれ?裏返すと、
#名前#
<「わぁ、僕だよね?これ。」
未央
「そうだよ。 にぃに、いつもありがとう。」>
理玖
「あ、理玖も!理玖はねー、これ!」>
海斗
「海斗もあるよ。あげるー。」>
華菜
「はい、おめでとう。」>
理玖からは恐竜の折り紙。海斗からはお手紙。華菜からはマフラーだった。
#名前#
<「こちらこそ、いつもありがとうだよ。」
お久しぶりです。作者こと緋翠です。
投稿遅くなってすみません。次書きたいシリーズがすごい思いついちゃって、そっち書いてました。こっち書けって話ですよね。
思いつかなくて絞り出したのがお誕生日編でした!次の日は華菜ちゃんにマフラーをプレゼントしたそう。
読んでいただきありがとうございました。次回までお待ちください。