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#8 お金のお話
このお話は少し前、母が家を出て行った年の春、華菜ちゃんが水泳を始めた時のお話です。
年は現在と同じです。
理玖
「かなちゃんがねー、プールしたいっていってたよー。」>
今春だけど、、、?泳ぎたいってこと?でも夏にならんと開かないかなー、、
#名前#
<「プール?市民プール?今度行こっか。」
理玖
「ちがうよ、このまえ、てれびでみたの、みたいの。」>
『てれびでみたの、みたいなの。』??難解、、理玖がなに見とったか知らんし、、、このまえ、理玖のこのまえは、だいたいいつも1ヶ月前。
1ヶ月前の、プールのテレビ、?競技?
あ!オリンピック?多分、。
#名前#
<「あー、オリンピックのね、習い事したいってことね。」
理玖
「そう!おりんぴ、くのやつ!ならいごと!」>
#名前#
<「りょーかい。かなちゃんに聞いてみるね。ありがとなー理玖。」
理玖の頭を撫でまわす。えへへ、と理玖が笑う。
多分水泳をやりたかったけど、親がいなくなったし、収入が僕のバイトだけだから気を使って言えなかったんだろう。
いい子、すごいいい子。育て方が良かったのかなー?そんなわけないか、。
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#名前#
<「かーな。」
華菜
「お兄ちゃん、どしたのー。」>
#名前#
<「華菜、水泳やりたいの?」
華菜
「え、いややってみたいなーとは思うけど、続かないだろうしいいかな。」>
華菜がサボるのは天地がひっくり返ってもない。
やりたいことは自分から頑張れる子。
#名前#
<「続く続かないは置いといて、ほんとはやりたい?体験会があるらしいんだけど、行かない?」
華菜
「いや、続かないし、体験会行ったら絶対入らせる流れにされるよ、多分。」>
絶対なのか多分なのか。
やってみたいなら、体験会だけでも行けばいいのに。
#名前#
<「やりたいと思ったら入ればいいよ。いやなら僕が断るよ。」
華菜
「いやじゃないけど、、」>
#名前#
<「ほんとは?やりたい?やりたくない?」
華菜
「や、りたいけど、、」>
#名前#
<「じゃー申込しとくね。」
華菜
「でも、!あの、お金、、」>
#名前#
<「お金なんて気にしなくていーの!」
まだでも、とかえと、とか言ってる。
バイト頑張れば意外と何とかなるんだよね。
#名前#
<「華菜、難しい話をするけど、僕が働いてもらってるお金は、一年単位で100%だとするよ?それで、生きていくのに、学校行くのに行くお金が大体45%ね。残りは何%?」
はっきりと金額を言うのはあまりよろしくないかと思って%にしてみた。
ほんとに意外と何とかなってるんだよ。
華菜
「55%、」>
#名前#
<「そ、55%、まぁちょっと貯金もしなきゃだけど、使えるの。だから、全然大丈夫だよ。」
華菜
「ぅん、、」>
#名前#
<「まぁまずは体験会ね。」
華菜
「うん、」>
#名前#
<「なんか押し付けちゃってごめんね、嫌だったら断るから。」
華菜
「ううん、やりたい、ありがとう。」>
体験会を経て、すぐに入りましたとさ。
お久しぶりです。作者こと緋翠です。
だいぶ間開いちゃってすみません。
子供と話すのって難しいですよね。華菜ちゃんが水泳始めるまでのお話でした。
読んでいただきありがとうございました。
次回までお待ちください。