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#5 アクアのトラウマ
あれから時が経ち,小学3年生になった俺たち。莉犬も少しずつ外に出てくるようになり,俺たちもアイのトラウマも克服してきている頃だった。だが,俺の元には最悪な状況が攻めてきた。
アクア 「あれ…?ここは…?」
アイ 「………………………。」
アクア 「ッ!!!アイッ!!!」
ゴロー 「お前はまた守れなかったんだ。」
アクア 「えっ……………?」
ゴロー 「お前は誰も守れない。誰かに守ってもらう価値もない。この世界にいる意味もない。」
アクア 「なん………で…………。」ドンッ
アイ 「悪い子はいらないよ?じゃあね!」
アクア 「いや……………だ……………。俺はっ……………。」
ルビー 「ふわぁ〜!!!まだ眠い………。」
ミヤコ 「学校遅刻するわよ?」
アクア 「ッ………!!」
莉犬 「アクア………?」
ミヤコ 「さ,早く準備しなさい?ご飯もうできてるから。」
ルビー 「はーい!!」
莉犬 「ちょ,ちょっと待って!!アクアの様子がおかしい!!!」
アクア 「ハアッ……!!ハアッ……!!ハアッ……!!」
ルビー 「お兄ちゃんっ!!!」
ミヤコ 「…3人とも,とりあえず今日の学校は休みでいいからね?連絡してくるわ。」ガチャリ
アクア 「アイッ……………。アイッ………………。」
ルビー 「お兄ちゃん!!!何があったの!!!」
アクア 「ルビー………ッハァ………。」
莉犬 「ルビー!!俺,ミヤコさんに色々聞いてくるから!!アクアをよろしく!」ガチャッ
ルビー 「…お兄ちゃん,ゆっくり息できる?」
アクア 「スー………ハアッ……。」
⦅ゴロー 「もっと痛め。もっと苦しめ。アイを守れなかった罰だ。」⦆
アクア 「ッ!!!ルビ……!」
ルビー 「お兄ちゃんっ……!!」
⦅アイ 「アクアは生きなくていいよ?幸せになる権利なんてないんだから。」⦆
アクア 「ハッ…!!ハァッ……!!(怖い……。苦しい………。誰かっ……。)」
ルビー 「(私は……何もできないの…?何回も何百回もお兄ちゃんに助けてもらったのに…。私は誰も助けられないの…?)」
⦅アイ 「………………………。」⦆
アクア 「アイッ………!起きてっ…………!!」
ルビー 「お兄………ちゃん……。」
⦅アイ&ゴロー 「お前なんかいらない。消えろ。」⦆
アクア 「ッ………!!!いやだ……ハアッ…ハアッ…たすけ…ハアッ……!」ガバッ
ルビー 「お兄ちゃんっ!!!!!」
アクア 「……ルビ……ィ…。」
⦅ゴロー&アイ 「アクア………。」⦆
アクア 「ッ……!ハアッ…!!ハアッ…!!!」ギュッ
ルビー 「大丈夫だよ……お兄ちゃん…………。私が守るから………。だから……っ!!1人で抱え込まないでよ………。」
アクア 「………ルビー?」
ルビー 「今度は私がお兄ちゃんを守る番なの!!いっつもお兄ちゃんに支えてもらってばっかりなのに…。何もできないだなんて嫌だよっ!!!!!」
アクア 「ルビー…………。」
ルビー 「……お兄ちゃんがさせてくれたこと,お兄ちゃんもやっていいからね?」
アクア 「それって……。…いいのか?」
ルビー 「うん!!私だってお兄ちゃんのためにやってることだから……。…おいで,お兄ちゃん。」
アクア 「ルビー…………………。うわああああああああああああああああああああ!!!!!!」ギュッ
ルビー 「……大丈夫。大丈夫だよ。私はずっと,お兄ちゃんの味方だよ。」
アクア 「うわああああああああああああああ!!!!!怖かった!!怖かったあ!!!」
ルビー 「お兄ちゃん……。いつもありがとう………。これからも,私が支えていくからね!!困った時にはいつでも呼んで!」
アクア 「うんっ………!!」
莉犬 「……俺はいらなかったみたいだね。」
アクア 成長過程
0歳〜9歳 10〜12歳 13〜
ショタ 陰キャ イケメン