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インタールード「8月26日」観察者
202X年 8月26日 午前12:37 垢名:観察者
反響があった。
よほど自分の言葉に魅力があるのか幾つかDMが来ていた。「Xの先駆者」に無許可配信の是非について述べてほしい、と。
企業間との権利、許諾問題に関しては、想察の域を超えると面倒や事になるという事くらいか。ただし、疑問に思う点は大きく分けて二つある。
① ゲーム販売元が堂々とゲーム配信の収益化を禁止したにもかかわらず、“ミリオンdeil”に配信のみならず収益化の許可まで出すのか?
② 仮にXが配信並びに収益化許諾を得ていたとしても、「ゲーム実況中心の配信」ではなく、飲みと雑談メインの「垂れ流し配信」をするのは?
③ 最近は生放送ばかりで、アーカイブ投稿以外の動画投稿は月1本あるかないか。なぜ生放送ばかり行うのだろう?
まず①だが、ゲーム許諾の有無は、現段階では正直推察致し兼ねる。
なので、②から論じよう。
まずゲーム配信者というのはゲームを遊び、その魅力を視聴者に伝え、対価として再生数や登録、さらなるリターンとして投げ銭などを戴くというのが主だった仕事内容だと思う。
企業様の作品を稼ぎに使わせて頂いている上に許諾まで貰っているのなら、そのゲームの魅力を最大限に伝える努力をするものだろう。
だが、Xの配信を見かねるに、そのような努力はしていないように思う。本当の「垂れ流し」だ。
アーカイブにしたってそうではないか。
長時間の生放送はしょうがないにせよ、そのまま無編集のまま投稿するのはいかがなものか。せめて20~30分間隔で分割してあげるか、見せ場のみを切り取ってそこのみメインチャンネルに投稿くらいはしてほしいものだ。
――なぜ努力しない?
――なぜ酒を飲みながら、泥酔配信という醜悪な姿を見せられる?
――なぜ動画編集を嫌う?
となると、とある疑問が浮上する。
許諾を得てプレイするゲームにしては、責任感や愛情・愛着など微塵も感じられない――なぜか。
それはチャンネル概要欄に記載があるように「人生楽しんだもん勝ち」――宣伝ではなく気楽に、楽しむために“とあること”を怠っている、またはそうする必要のない重荷のないゲームをプレイしたいからだとアンチは考える。
“とあること”というのは端的に言えばゲーム配信の許可をとること。
許可をとる必要のないフリーゲームや海外発祥のゲームをプレイしているのではないか――これなら垂れ流しでも大丈夫だ。
無断だからこそ無責任にプレイできる=気楽に・自分のみが楽しんでプレイできるから。Xはこう考えているのではなかろうか。
そうなると少し話はややこしくなってくる。“ミリオンdeil”にいる以上、収益化が絡んできてしまうからだ。
ゲーム実況というジャンル自体、もともとは動画投稿主が収益化を目的としていない趣味の延長線上である事を前提に、無許諾の使用・ゲーム配信などにメーカー元が目を瞑っていただいた時代は少なからずあっただろう。
ゲーム配信は、視聴者の目を通していい宣伝になる。
そこに動画サイトは眼をつけ、広告料などを募って人気のある動画投稿主は、動画クリエイターとして視聴者を集め、効率よく宣伝するのを嚆矢とした。配信業は仕事のジャンルとして確立していったのだ。
しかし今は時代が違い、収益化に関する金銭問題や著作権・版権など権利擁護が著しい。大手のメーカーもホームページにゲーム配信者向けのガイドラインを制定するなどして明確に記載されている。
さらに、いわゆるネットいじめやデジタルタトゥーのような自殺に繋がりやすい犯罪を防止・抑制するための法律・規則の施行取り締まりも厳格になってきている。
そのような現況で、第三者の目を光らせている――もちろん視聴者やアンチなどもこれに含まれている――にもかかわらず、Xだって無許諾で収益化配信はやらない、または先駆メンバーが互いに注視していることだろうと思っている。“ミリオンdeil”での『配信者規約』にも目を通したが、配信許諾などは『事前に』許可をもらうよう、規定されているようだった。
動画投稿できないのはノルマがきついせいだ。どの程度のノルマがあるのか不明だが、どちらにせよ動画編集をするくらいの時間があるのなら、生放送してノルマをこなした方がよいとさえ思える。
そのノルマをこなそうと頑張っている、公認配信者であるのならさすがに守っているだろう――という推論もそれもまた覚束無い個人の考えに過ぎない。
Xが本当に能無しの能天気の無知だった場合、確実に炎上案件になる。
速攻で燃え尽きてしまうだろう。だからアンチはそのことについてかなり気にするのだ――。
いま確実に言えることは、いち視聴者がむやみやたらと断言しないことだ。
「自分は〜」
「推測に過ぎないが〜」
「個人の見解として〜」
これらをつけるだけでかなり柔らかくなる。
これ程まで都合の良い言葉はなかなか無いよ。
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更に質問されたのが、ファンの描いたイラストを無断で告知に使用するのはどう思うかというもの。
これに関しては引用RTを介するか、保存し再添付にて使用するかではかなりの違いがある。今回は前者だったことから、著作者が問題提起していなければ、取り立てて非難することでは無いと感じた。
が、ファンアートに個別の反応を見せることは問題の原因にもなり得るため、これ限りにするのが懸命。
“慧眼グルド”でもやっていた通り、ファンアート紹介のコーナーやアカウント内で応募されたものなどを、Xが配信等で感謝を込めて紹介するのであれば、界隈も盛り上がりを見せるのではないかと思う。
今日の配信を見る限り、取り立てて見所や笑いどころはないが、良くも悪くも「普通」だった。苛辣な言葉に言い換えれば、埋もれていく配信者のそれ。
不評だったらしい「あのホラゲ垂れ流し配信」を視聴していないため、何とも言い難い。
が、やはり根本的な問題はかなり根深そうだ。
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202X年 8月27日 午後3:45 垢名:観察者
もう一度言うが、Xの配信で「視聴者が可哀想」という所感は自分にはない。
何故なら、視聴者には(視聴する・視聴しない)の選択肢があり、自身で選択する権利があるからだ。
ただし、それは「見なければいい」と他人が決める事でも、粗慢な活動の言い訳にする事でもない。Xは恐らく「嫌なら見るな」なんて事は言っていない。
「いやなら見るな」の源流は有名人がラジオで放ったものがネットスラング化したもの。
おそらく別の人物が、この愚痴の海を見て言い放った言葉だろう。配信者=視聴者(自分)の相互関係に、第三者(他視聴者)が介入するから、海はうねって新たな嵐を呼ぶ……。
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全1は誇大広告、タイトル詐欺らしい。
正直、全1を自称し反感を買う事は致し方無し。
但し、人と人とのコミュニケーションで第一印象が大事だというように、動画のタイトルとサムネは初見にとっての第一印象にあたる。
新規層を獲得するチャンスでもあるので、元全1と名乗るのもまた、致し方無しではないだろうか。
尤も、タイトルそのものを純粋に指摘している視聴者ばかりでは無いだろうが。
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新規ユーザーを引き寄せられる企画を立案しなければ、衰退は免れない。
前時代の貯蓄はあるにせよ、Xとして何の結果も残せないまま始まらずして「オワコン」になってしまう。
10万人は数字として大きな区切りではあるが、10万人と99999人の違いはたったの一人。まだ間に合う。
取り返しがつかない人数まで落ちる前に、動かなければ。
出来ないのであれば、延命措置としてコアな層を定着させなければ。
しかし、視聴者も人間だ。若い女性層にフォーカスを絞るのであれば尚のこと、「推し変」が必ず来る。
推し変の理由としては2択。飽きか、新しい推しを見つけたか。
前者はともかく、後者はこちら側で阻止することは不可能。故に、視聴者を上手く循環させ、安定させることが重要。
比べて、男性にフォーカスを絞るとすれば、女性と違い、浅く長く視聴を継続してくれる場合が多い。故にその「浅く」の部分が難点にもなる。この先の活動内容にもよるが、男性層は金を落としにくい。
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“ミリオンdeil”は中国企業故先が無い。昨今の状況からして真っ暗だ。
だからこそ、生活の為であろうと、少数での触れ合いの場が欲しかったであろうと、”つべ”を安定させた後に移行し、それに準ずる形にしなければならかった。
”つべ”に1ないし2本動画を投稿した直後に“ミリオンdeil”に移行。さらに突如として発表された“公認配信者”という称号。予定調和の如く発表されたこれらの行動に、戸惑いと不信感は生まれるだろう。
なるべく早く金が欲しかったにせよ、公認配信者としての枷があったにせよ、あまりにも見通しのない初動だった。
有料コンテンツを保持するゲーム配信者は、個人の地盤を固めた上で同時にそれをこなしている場合が多い。それを怠り、元来の知名度に頼りきった活動を始めた結果がこれだ。
“慧眼グルド”卒業という、あまりにも衝撃的な事実が絡まり、整理する時間もなかった(かのように見える)故、元々初期活動がしにくい状況であったことは否めない。
しかし同時に、“慧眼グルド”から引き抜いた多数の視聴者を獲得し、他の底辺実況者よりはるかにアドバンテージを得ている状態で、個人活動を開始したことは事実だ。活かしようによっては、“慧眼グルド”と双極をなす強みになり得たはず。
今となっては、凝り固まったファン層の言動によって、病状が進行している――末期がんレベルの弱点に変わりつつあるが。
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「笑顔でいてくれたらいい」
「垂れ流し配信でもいい」
信者のいうこれらの意見はそこまで的外れな意見ではない。他の所論を排除せんばかりの流れは褒められた事では無いが。
しかし、この「他者の所論を排除する流れは良くない」という流れが生まれたことは、因果応報めいた部分があるだろうね。これを視聴者――新規参入者を含む――がどう解釈するか。それが鍵になるだろう。
Xが今回のゲームの許諾について疑問を投げかけられている理由は、釣り動画等に寄せられた指摘や疑問に対しては迅速な対応を見せたが、この件に関してなぜか無反応だから――というのが個人的な所見。
誠実な対応をした事実がある手前、これまでの指摘を無視してこなかった事がアダとなったか。これでは何か隠していると言っているようなものだ。
視聴者としての所感だが、Xが随分と飽き性なのは否めないね。しかし、一度自分が思い描いた空想の世界に入れば彼は強いと思っている。
人は納得した時に行動に移るもの。光明を目指し、今まで動いてきた。
――すべてが裏目に出ていることを知らずに。
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202X年 8月28日 午前9:52 垢名:観察者
基本的な考えとして視聴者が可哀そうだと思ったことはない。先に論じてきた通り、視聴者の権利として配信や動画を「見る」「見ない」の選択肢が設けられている。
それを行使せず、今まで密かにXを応援してきた視聴者はここにきて愚痴をこぼし始めた。
Xがやり方を顧みない限り、視聴者の飽きを加速させる「呆気」の作用で、早々に立ち去るのは明白である。
それと、これまで論じてきた手前申し訳ないが、個人的にはこの垢自体、愚痴を発信するだけの存在だと思っている。DMを送られてきても申し訳ないが返信できないが、目は通す。
また、変に解釈して自らの空想・想像の域を経て、杞憂すら凌駕する思考を持つ者もいるようだが、あらかじめ断っておこう。
私自身は何者でもない。人として最底辺を歩む人間が、視聴者としての感想を“適当”に駄弁るだけです。あくまで、適当ですよ。