炎上騒動「Influ〜ence」
編集者:Across
※換骨奪胎作品。エタった作品です。
※2020年に書いたままどこにも投稿せずに放置していた作品。とある実況者をモチーフに、とある人物が炎上によって古参ファンが離れていく様子を書いた。所々エタった部分があるが、読めるっちゃ読める。ホコリに被ってたのでここに放出する。
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目次
作者による前口上
※劇中劇の形式を取っています。
そのため、小説の所々にて作者(書き手)が出てきて補足説明をしてきます。あとの部分は、「作者による前口上」にて記載してあります。
※過去に書いた作品のため、文章の書き方にクセがあります。ご了承ください。
ト書き、SNS表現、ネットスラングetc。
※ところどころエタッている部分があり、その部分は「略」となっています。予めご了承ください。大筋のストーリーにはそこまで影響はない気がします。
**・作者による前口上**
テーマは炎上。故にこの小説は小説に非ず。
ニュースにはなりはしなかったが、とあるネット界隈を炎上した“とある事件”をモチーフに、作者の虚偽を混ぜ込んだフィクションとなる。
だが、作中に登場する炎上騒動・それに対するファンの反応の一部は、とあるスレッドやSNSで公開されていたメッセージであり、現実に起きた炎上情報を基に作成している。その大部分は削除や非公開になった文章であり、その後、作者の手が加えられた換骨奪胎式の創作文であることをここに記しておく。
それ故、事実と虚偽が至る所で綯交ぜになっているが、当事者が見ればどの炎上事件をモチーフにしたかを特定するのはそこまで難しくないだろう。
この小説は、ゲーム実況の黎明期に颯爽と現れた、とある二人組のゲーム実況者グループ“慧眼グルド”が天下を取った後、“慧眼グルド”から独立したとある人物――以下“X”――が凋落していく様を記した。
そして、炎上騒動を起こし、Xがさらなる落魄ぶりを衆人環視に晒した失態――“Xの悲劇”を記した物語である。
再三申す。
この小説はあくまでフィクション。ノンフィクションではないことだけはご了承願いたい。
参考文献(作者自身、角が立たないよう、わざとあいまいな表示にしている)
・某巨大掲示板
・某SNS呟きサイト
・炎上専門のまとめサイト
・ゲーム実況者系の反応
「5月2日」――卒業ライブ
「5月2日」
「5月28日」
**「5月2日」**
202X年5月2日 「“慧眼グルド”生ラジオ」最終回生配信にて
Y「えー、“慧眼グルド”ライブ、長らくお時間を頂戴しまして、いよいよ名残惜しいものに――いよいよ最後のスライドになり」
X「ちょっと待った!」
Y「えっと……ナニ?」
X「実を言いますと、急遽追加でスライドを作りまして」
Y「え、何? 聞いてないんだけど。……」
(パワーポイントの操作。別のファイルに移転する)
Y「……『卒業前に、俺に一言言わせろや』ってなんなの?」
X「ああ、えっと……まあ、最後ってことなんでちょっとこっそり録音してきたんですよ。聞いてもらえます?」
Y「――え?」
***
(音声ファイル・再生)
おいYちゃんよー、聞いてっか?
卒業する前に、言いてえことがある。
耳かっぽじってよぉく聞いとけよ!
“Y”にこの際一言物申す!
前から言いたかったが、その懇切丁寧な気遣いはなんだ!
介護してんじゃねぇ!
俺は疲れて歩けなくなったんだから、黙って捨ててけ!
おんぶしてんじゃねぇ!
じゃないと、いつまでたっても歩けねぇだろ!
こんなところで止まらず、先に進んでくれっ。
俺もお前に頼らず、今度は自分の力で歩いていく。
今までは二人旅だったが、ここから先は一人旅だ。
これまでよりも俺の歩幅は小さくなる。
――でも……旅を続けてれば、またいつか……何処かで落ち合うべさ。
だから、そのときに……な?
……
――以上発表終わり!
(音声ファイル・再生終了)
***
Y「……」
X「どうです、これ。いいサプライズになったと思うんですけど」
Y「……」
X「……っw。何で沈黙なんですかw……答えてくださいよw!」
Y「……いや、正直言って、要らなかったかな」
X「ちょ、何でですか!?」
Y「……なーんてな。冗談だよw」
---
**「5月28日」**
・202X年 5月28日 垢名:「Xの先駆者」
こんにちはXです! 今日“つべ”にて無料チャンネル「Xの先駆者」を開設いたしました!
ここで動画投稿をしていこうと思ってます! 投稿頻度はそこまで高くありませんが、私の“緩さ”に共感・応援していきたいと思っている方たちは、ぜひご登録お願いいたします。
あと、フォロワー10万人ありがとうございます! とても励みになります!
***
・無料チャンネル「Xの先駆者」概要欄にて。
Xによる「人生を楽しんで楽しませるチャンネル」
ゲームジャンルは問わない! だって「人生は楽しんだもん勝ちだから!」
連絡先→(PLAミリオンdei*****@co.jp)
***
“慧眼グルド”のX卒業辺りから、某ネット掲示板にて『X卒業を語るスレッド(のちに本スレ)』が出現。実質“慧眼グルド”の解散と、Xの卒業の衝撃により、名残惜しい気持ちの吐露でスレッドが埋め尽くされた。――6月29日の生放送までは。
1「6月29日」
202X年 6月29日 午後7:00 配信プラットフォーム“つべ”突発生放送にて
――聞こえてますかね? 大丈夫そう? ……大丈夫そうですね。
すみません、一人での放送、まだ慣れてなくて……。
えーっと、改めまして皆さんこんばんは。Xです。
今回は「真面目なお話」ということで、急な生放送の告知をして大変申し訳ございませんでした。今回は……お、すごい。突発なのに1万人も視聴者が来ていますね。いつもなら1000人ちょっと来てくれたらいい方なのに……ははは。
こほん。
えっと、今回の……今から話す話は、今まで話す気はなくてですね、私のポリシーに反するというか。その……なんだろ、今から話す物はほんの例え話というかなんというか、えー、このチャンネルを開設してから、不定期でゲーム配信を中心に楽しく、勝手気ままに更新するというので、あんまり過去のことは話さなかったんですよね――『あえて』。
「Xの先駆者」というチャンネル開設前の話は関係ないだろうし、結構昔のことだと自分では思ってるので。
このチャンネルはあくまで私自身のためのチャンネルであり、自分の心を整理するための期間という位置づけですし。ただ、そのせいで視聴者さんの対立を招いたり、様々な憶測が飛び交って混乱しているのかなぁと思い、今から例え話をするんですけど……あ、まだ増えるんですね。1.5万人超えてる。いやー、緊張するなあ。個人的にそんな期待するほどの話をするつもりじゃないんですがね。
……そろそろ本題に行きましょうか。
これはえっと、例えばの話ですよ?
今の仕事に転職するときに、えー、離職するときに“ある契約”を交わすんですよ。転職した経験がない人は分からないとは思うんですが……例えば、前職のことは話さない、とか。男と男の約束に近いかな、やめる時そういう固い契約を交わすんです。
それで私は、その誓いを交わすときに、こう決心したんです。
――『前職のことは沈黙を貫く』と。
いや、ちがうな。沈黙というより、あえて考えないようにした、の方が正しい……ですかね?
ホームぺージをあえて見なかったり、イベント開催の日時をあえて見なかったり、前職の更新内容ややXNXなどの告知を見ないという行動をあえてしました。
なるべく前職から離れて、一度俯瞰して自分を見つめなおそうかと意図せず思ったのかもしれません。ただそういうことを3か月ほど続けると、突然軽率で極めてトチ狂ったような暴言を吐いたり、愚痴をこぼしたり泣いたりしてしまいました。
生放送でそんなことがありましたよね?! いやぁ、あの時はどうもすみませんでした。
あのときの発作的な衝動を見て、視聴者さんはどう思ったのかはさておき、自分としては未練があるみたいなことは現時点では思ってません。ただ、時々こう思うことがあります。
――もしかして、今やっていることが周囲の人間を困らせたり、今進んでいる道が正しいのかな、と。
もっと悪くとらえると、今の自分は地獄に通ずる道を選んでしまったがため、そのせいで……今まで後片付けをしていた大事な人にまで心配をかけているのかなぁって思ってしまう、そういうときだってたまにあります、生放送の時とかに……。
なんだかわかりにくい話をしていることは自分でもわかります。
とにかく今はっきり言いたいのは……「わざと」だとか……「故意に」だとかで、日程を合わせたりだとか、邪魔しよう……とかいう悪意は全くないです。自分そんなに賢くありませんし、ただ単にミスしただけなんです。迷惑をかけるつもりなんてこれっぽっちもありません。だから対立を生むような事実はないんです。ただすれ違っただけ、自分の配慮がほんの少し足りなかっただけなんです。
あと恨んだりとかもありません。
例えば、例えばですよ。自分が座っていた席に誰かが引き継いで、楽しそうに仕事していることに嫉妬とかもありません。ましてやよく知った人物ならなおのことです。自分にとって“あの席”は、自ら手放したもの。いつまでも空席にする必要なんてどこにもないんです。そもそも私は休職ではなく辞めたんです。そう契約した……と、自分では考えてます。それに、過ぎてしまった栄光はもう……。
フワフワして大変申し訳ありません。こんな例え話、おそらく視聴者さんの大半はもうどうでもいいことですよね。だからこの放送に来てくれたんですよね、“あっち”ではなく。今度からはもう少し配慮したいと思います。
あとは一部の視聴者さんに一つ言いたいことがありましてね。図々しいことは百も承知なんですが、今の私は病人ではないということです。只の風邪みたいなもので、だるけだったりノイローゼだったりはもうどこかへ行ってます。だから元気です。あ、元気というのはうそですね、今ちょっと舌の横にでっかい口内炎が……て、これもどうでもいいですね。
だから、
「朝までゲームやってて大丈夫」――だとか、
「ちゃんとご飯食べてる?」――だとか、そういう心配はいりません。
皆さん、私の年齢知ってますよね? 大人ですから、そういう最低限のことはできてますし、人並みですけど自分の身体は自分がよく知ってます。まあ、栄養士並みの栄養管理は意識したことはないですけど、まあ大丈夫ですって。
あとは、そうですね。視聴者の皆さん、甘やかすではなくもう少し厳しくお願いします。面白いことは面白いと、つまらないならつまらないと、そう割り切れる視聴者さんだけついてきてください。まあ、こんなことは言うまでもないとは思うんですが……一応。
現状コラボとかも考えてません。今は一人の時間を大切にして、続ける。これだけです。今の目標は、チャンネル登録者数を10万とかにしましょうかね。できるかな、これ。ははは。
えっと、始めて大体15分ですかね。短いですけど、これにて生放送は終了したいと思います。自分の過去のことはこの放送以降話すことはないと思ってください。そういう暗いことってこのチャンネルには不必要ですから。もちろん例え話なので、直近の話ではなくて、今から十年前の話なのかもしれませんし、架空の話かもしれないってことで視聴者さんの想像に任せます。
言いたいことは全部言えました。何故だろう、なんだか今清々しい気分です。視聴者さんはそうではないのかもしれませんけど。今一度整理の上改めて応援の程お願いします。
それでは、失礼しまーす。
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202X年 6月29日(月)午後8:40 垢名“慧眼グルド”公式垢
迷惑かけるつもりがないなんて僕が一番わかってます。
“簡単に”手を差し伸べてしまうのが優しさではないのも理解してます。
ただ、隣に配慮しなくていいのでやりたいこと全力でやって下さい。頑張って。
――という独り言です!
202X年 6月29日(月)午後8:41 垢名“慧眼グルド”公式垢
まあ、てめぇらはボコボコにしてやるけどな。
覚悟しとけよ。明日の○○時から『視聴者vs Yの大乱闘ましゅーず!SP』の生放送です。
(月額有料チャンネル・“慧眼グルド”会員限定生放送枠 URL添付)
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202X年7月3日、この放送枠のアーカイブは削除された。生放送よりわずか4日後のことである。削除した理由は、
「楽しいチャンネルに暗い話は相応しくない。残しておく理由がないから」――だそうだ。
大部分の視聴者は納得している一方で、突然の削除に戸惑う人もいて、この直後に某ネット掲示板にて「Xアンチスレ」なるものが立てられた。
それによって――
2「7月22日」
202X年 7月22日 深夜3時頃。
5時間にも及ぶ長いゲーム配信が終了し、配信終了間際の雑談タイムにて。
今まで耐久していた視聴者から質問に答えていた。
以下、その抜粋。
視聴者のコメント:「ゲーム中でも常にしゃべり続けてほしい」に対しての返答。
X「『常にしゃべり続けてほしい』?
(息を吸う音)難しいねー。ゲーミング無言入っちゃうねー(笑い声)」
視聴者のコメント:
「うわあ」
「そりゃ頼むわwwwww」
「ホラー無言は怖い」
「配信者のセリフとは思えない」
X:「『ホラー無言は怖い』、確かにね。www、
『配信者の、セリフとは思えない』(笑いながら読み上げる)
配信w、え? 配信者だと思ってんの、俺のこと。ただ、ゲームやってるところを、俺は……(笑)だと思ってんだけど」
視聴者のコメント:
「え?」
「!?」
「違うの?」
「嘘だろ」
「草」
X「実況ぉ、してる覚えは、なかったんだけどなぁ?
基本垂れ流しだから、俺がやってるのは。ただただおっさんが、ゲームやってるところを、っウェブに……ウェブに流してる、垂れ流してるだけっていう……(笑)」
視聴者のコメント:
「??????」
「うわあ、ないわ」
「幻滅」
「ゲーム大好きおじさん」
X:「そう、ゲームおじさん。配信者じゃなくて俺先駆者だからね。「Xの先駆者」っていう先駆者。だから、もう……(ごにょごにょと呟く)できる限り、俺が死ぬときはやってないゲームを少なくしてから死にたいよね。
俺はぁ、単にゲーム楽しみたいだけなんだからさ。(笑いながら)あれを、あれをやりたかったんだよなー、これもやりたかったんだよなー、つって……南無……つっか昇天するのは、後悔が残るからね」
視聴者のコメント:
「すてき」
「そのスタンス好きだわー」
「いいね」
「ゲーム大好きおじさんによる垂れ流し放送」
「そっか、先駆者なんだった」
X:「そう、配信者じゃなくて先駆者。だからちょっとでもやりたいなー、ていうゲームがあったら、できるだけやってから死にたいね。確かにゲームやってるから配信者だけどさ、まあ――ここだけの話、実況とかどうでもいいんだよね。ゆるくゲームができるだけ幸せ。ゲームが楽しければそれでいいんだよ」
***
この時、Xのソロ配信は2か月目に突入しており、2日前の配信でも7時間半を超す深夜配信がなされていた。気が抜けていたのか、あるいは思ったことがすぐ口に出てしまう性格が祟ったのか……。
上記の「配信者だと思ってたの?」発言に関して、ファン層の中でも騒動となり、それに対して後日、配信の冒頭にて、笑いながらこう弁明している。
「おちゃらけのつもりだった」
「冗談だよ」
「つい口が滑っただけ」
「気にしないでほしい」
その後、視聴者からの擁護的なコメントを拾い、その返答をするだけの放送が続く。
ゲーム配信に移ると二千人いた視聴者の大部分――千二百ほどが退出。熱狂的な信者たちが見守る、長時間配信が垂れ流されることとなる。
この頃から、ネット掲示板にて建てられた「Xアンチスレ」が活発化。スレは次々消化され始める……
---
***
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≪「Xアンチスレ」注意事項≫
このスレはXを語る本スレではありません。Xアンチスレです。
Xについて「面白い」「素晴らしい」「稀代の存在だ」以外のコメントをしたい場合には、このスレに書き込んでください。
アンチスレはもともと、
「Xに『面白い』以外のコメントする奴は全員アンチ! アンチスレ立ててやったからそこにいけ!」
――というX信者の声明により、ほとんどの方が移住したスレッドです。
なので、このスレはX信者のみ出禁です。本スレに帰ってください。
※ アンチスレなので、少なからず憶測で喋っている部分があります。ネットリテラシーの低い荒らしや、誹謗中傷を書き込む野郎は無視推奨です。反応する奴は総じて荒らしか、内部分裂を企んでるX信者です。注意しましょう。
***
202X年7月22日 午前9:30頃 「Xアンチスレ」にて。
「Xアンチスレ」には今日も、Xの生放送を観覧した匿名の書き込みがスレッドに書き込まれる。その殆どは愚痴や雑言で満たされていた。
「昨日の――いや、今日か?――生放送の奴、頑張って最初の5分だけ見たんだが、やっぱりクソつまらん。これが5時間もあるとか拷問なんだが」
「同意。俺も一回アーカイブ見たが、トークはつまらないうえに自分はいきなり笑いだして視聴者置いてきぼりだからな。何も面白いところはなかった」
「面白いところあった?」
「終盤以外は全部飛ばしていい。最後のピロートークだけ見どころがある」
「詳細」
「Xの本音をポロっと吐き出してる。『ゲーム実況はゆるくやりたい』んだとよ」
「Xがいう『ゆるくやりたい』発言ってさ、実況とかやらないし配信とかしないし、視聴者のこと全く顧みないで面白くする努力もしない延々とつまんないう〇こ垂れ流し放送しとくけど、金稼ぎだけはやらせてねーってことだろ。クソ屑じゃん」
「もとからだぞ。知らなかったのか」
「そもそもの話、こいつのソロ配信とか求めてたやついた? X卒業後、待望の配信って感じで垂れ流すけど、そもそも平日深夜に徹夜放送なんてニート用かよって思うわ。長げえし、面白くもねえし、実力ないし、何なのコイツ?」
「昔からクズ野郎だと思ってたが、まさかここまでクズだとはな」
「信者がクズ化を加速させてるからね。
アンチスレが建てられる前にXの本スレでさ、Xの動画を見た俺が普通に『面白くない』って感想言ったらどう反応したと思う?
『面白い以外のコメントする奴はアンチ! アンチスレ立ててやったからそっち行け!』
だってよ。面白い以外のレスができないならアンチでいいわって信者がキレ散らかした結果、本スレは廃墟スレになった」
この投稿コメントの末尾に、同ネット掲示板内最新のX応援スレである本スレのURLが貼られる。
最新は『X卒業を語るスレ2』で、投稿されたコメは100すらない。既に過去ログ倉庫(上限まで投稿されたスレッドまたは一定時間内に全く投稿されなかったスレッドが、半永久的に保存される場所)に移動されている。
「今ではX信者がここ(アンチスレ)に来て、叩きにくる始末。X信者こそ害悪だよ。注意喚起も無視するしな」
「害悪が集まってる親玉はもっと害悪だけどな。多額の契約金につられて、“ミリオンdeil”の公認配信者になったんだから」
“ミリオンdeil”公認配信者とは、動画プラットフォーム“ミリオンdeil”の運営者および企業と契約を交わしている配信者のことである。“ミリオンdeil”内の配信者人気ランキングの上位3位以内を半年間キープした場合のみ、晴れて“ミリオンdeil”から公認配信者になることができる狭き門だ。公認配信者になると時給が発生――時間単価は秘匿――し、生放送アーカイブやサブスクリプションサービスが解放される。
また、“ミリオンdeil”自らが外部の有名配信者を「スカウト」し、公認配信者として看板を授けることもあるようだ。Xは後者のタイプの公認配信者であり、噂では多額の契約金が支払われたのではないかとのタレコミがある。
なお、“ミリオンdeil”は日本国内の企業ではなく中国企業で、数年前に日本へ参入してきた新興企業であることも付言しておこう。昨今の情勢より中国企業は勢いがあり、多額の資金でもって別の動画投稿サイトから人を引き抜くという強引技で、多少のルールは目をつぶってでも、ゲーム実況界を牽引したいという姿勢を崩さない。
「でもX本人は言ってたじゃない。公認だからといって契約金は貰ってないって」
「建前だろう、どうせ。5月末に“つべ”でチャンネル作って、2週間足らずで
『“ミリオンdeil”の公認配信者になりました。みんな応援してください』は突拍子すぎる」
「突然だったもんね。『デンツー』でも絡んでるもんかと思うぐらい、スムーズなムーブだよね」
「中国企業だからと言って、“ミリオンdeil”の公認配信者になるのも段階っていうもんがある。
“慧眼グルド”を卒業したのは5月上旬。“つべ”を開設したのは5月下旬。で、“ミリオンdeil”の公認配信者を発表したのはその2週間後の6月。で、Xの古巣である“慧眼グルド”の活動再開告知生放送が6月26日にあり、それに反応した『真面目なお話』――消されちまったけどな――生放送が29日……ここまで2か月しか経ってない」
Xが“ミリオンdeil”の公認配信者になるなら“つべ”はどうして開設したのだろう。
昨今の動画サイトの中では今波に乗っている動画配信サイトである“つべ”は、主に視聴者の視聴数(再生数)と動画視聴前に30秒程度の短い広告を入れることで投稿者および配信者に収益が付与される。一方“ミリオンdeil”では広告はなく、すべての動画投稿者が収入をもらえる資格があるわけではないことは事実だ。“つべ”のように広範囲に対象があるわけではなく、特定の上位陣か、“ミリオンdeil”直々に「スカウト」された公認配信者だけ時給が付与される仕組みを取っている。
公認配信者になると配信ノルマが付与されるといううわさがある。月50時間だとか、月25日以上だとか、定かではないが、動画投稿サイトを並行してできるほど甘いものではないらしい。となるとどうして“つべ”でチャンネルを開いたのか?
――無料で配信でき、無料で視聴でき、さらにサブスクリプションも投げ銭機能もある。だからか?――いや、それらの要素はすべて“ミリオンdeil”でできる。ただ“ミリオンdeil”は小規模の界隈なので人口が少なく旨みもない。でも、Xは公認配信者になった――それも突然。
“つべ”1本でやればいい。だが、Xはそうしなかった。
“ミリオンdeil”から何かを提示されたので、そちらに移ったのだ。なぜ? それは多額の契約金ではないだろうか。
Xの行動に不可解さが募り、アンチスレはますます活況を呈する――。
約4000文字
3「8月10日」
202X年8月10日 午前。動画投稿サイト“つべ”にて、1本の動画が投稿される。
タイトルは『今密かに話題沸騰中! クッションの穴にテニスボールを入れるゲーム やってみた』。
『動画内容詳細』
タイトル通りである。痔緩和用の円形で黒いクッションが床に置かれており、中央に開けられた穴に向かってテニスボールを投げ入れるというもの。再生時間は7分もある。
概要欄にはこう記載してある。
『意味のないことを楽しい時間に変換する――これがうちの暇つぶしだ!』
※202X年4月2日にて、Xアカウントの動画投稿機能を用いて投稿した動画のノーカット版です。
この動画の公開コメントを以下に載せる。
・何を見せられているの……?
・需要が分からん。どこ層を狙っているんだ?
・ボールがバウンドする時はとても煩い。でもXの声は小さい。調整してほしい。
・ゴミゲー。
……など。
これを視聴したアンチスレの反応を以下(「」内)に載せる。
(かなり見どころのない動画だったため、暴言注意)
***
「ねえ、クッションの穴にテニスボールを入れる動画みたけど、あれ7分もいるか? 3分位に圧縮しろや」
「3分も見てられねえわ」
「10秒もいらん」
「てか、あれ撮ったのって4月って書いてあるけど、その頃ってXが病んでた時期と被るじゃん」
「だよな、俺も気になったわ」
Xが今のソロ実況をし始めたことの発端は、“慧眼グルド”というとある有名動画投稿者兼、ラジオ風生放送配信者グループを卒業したことである。
“慧眼グルド”は日本のゲーム実況界の黎明期を支えた立役者のうちの1つで、結成以来Xは12年前から活動を続けている実況界の巨匠とも名高いグループに所属していた。グループといっても集団という意味ではなく、実況は2人組のコンビで行っており、その凝縮された笑いのエッセンスと中毒性のあるクオリティの高さから、近年話題沸騰中のゲーム実況ジャンルにて再生数ランキング1位の動画『大乱闘ましゅーず!』は金字塔であり、少なく見積もっても1700万再生はゆうに超えている。
Xはその2人組の一人であったのだ。
ただ、2人しかいないコンビであるにもかかわらず、Xも、その相方であるYも笑いにストイックだったため、活動年数にしては投稿した動画本数は少なめ。5年前から月額有料チャンネルを開設し、週に1回のラジオ風生放送配信を行い、引き続き動画投稿も継続。しかし、30半ばを過ぎて、そのストイックな配信スタイルが牙をむいた。
先にXの精神に不調をきたし始め、ついに202X年1月にXが疲労で入院したという衝撃的な知らせが発表、ファンを震撼させる。Xは4月上旬まで休養に専念し、徐々に生放送に参加するなどして再び日常に馴染んできたかに思えた4月26日、Xの口から“慧眼グルド”の卒業を宣言する。翌月5月2日にはX卒業ライブを敢行し、Yとともに温かく彼を送った――という経緯(いきさつ)がある。
“慧眼グルド”卒業後、今までの活動がストイックだったためか、固く守っていた過去の信条に反発するかのように現在は“つべ”・“ミリオンdeil”双方の概要欄には「実況としてのゆるさ」を掲げて活動を行っている。
「結局ノイローゼって言って“慧眼グルド”の生放送休んで養生してたのに、その裏でこんなつまらない動画撮ってたんだな」
アンチスレには、なおもXが投稿した動画の批評が流れた。
「動画から迸るクソさと相まって、新たなクソ要素が発掘されるなんて朗報じゃねえか」
「満を持して出した感が強いのは分かるが、あんな中身のない動画を今まで温めてたとは思えん。アップする動画が思いつかなくて、つなぎとして新たなう〇こひねり出した感じじゃないの」
「長い、つまらない、聞こえないの糞三拍子揃ってるXさんの動画。
まあ、配信者じゃないからねwww。
ただのおっさんの独り言プレイ動画だから仕方ないよねwwww。せめてアーカイブは何回も再生できるんだから、今の視聴者の総数をぶち抜くくらいの再生数いったれよ信者さんwww」
余談だが、“ミリオンdeil”生放送配信時の視聴者数は平均して800を超えるかどうか。
そして、動画投稿から7時間が経過した段階で、この動画はわずか23回しか視聴されてなかったという。
当時のファンであるX信者――Xアンチと対比して熱狂的過ぎるファンのことを『X信者』と呼んでいた――の数を露骨に示した、何とも言えない再生数である。
4「8月16日」
Twitter
202X年 8月16日 午前10:23 垢名:「Xの先駆者」
嗚呼……早く言いたくてしょうがない…………っ!
202X年 8月16日 午後0:21 垢名:「Xの先駆者」
前々から考えていて今日の18時に報告しようと思ったんだけど、もう我慢できない!
23日の18時から“つべ”にて『大乱闘ましゅーず!SP』配信します!
詳しいことはまた追って報告します!
今から練習せなあかん! アカンでぇー!!
5「8月21日~22日」
5-1)8月21日 配信告知
5-2)8月22日 ホラゲ生
1)8月21日 配信告知
***
202X年 8月21日 午後7:36 垢名:「Xの先駆者」
配信告知!
明日19時より、いつものメンツ(X・A・G・P)で、「○○ホーム(F版)」をやりながら飲み会を慣行したいと思います。
皆様奮ってご参加のほどよろしくお願いします!
(配信プラットフォーム“ミリオンdeil”のURL添付)
2)8月22日 ホラゲ生
202X年 8月22日未明。ゲーム放送にて。
≪生放送描写≫
ホラー生放送配信中、序盤のみXがゲームプレイ。
しかし、酒を飲みながらの配信で、徐々に酒の量が多くなり、「何か酔って来たわ」と半笑いで呟く。同席していた配信仲間であるG(配信前に事前にゲームをプレイし、既に三度ほどゲームクリアしている)の助言で進めるテイを丸々崩壊させてマイクを取り外し、Gにゲーム操作を放り投げた。その後、自身はGの隣でつまみを食べ始める。
生放送中のXは口調がどこか投げやりで、完全にホラーゲームに飽きたようだ。テキストも読もうとしないどころか、その場で大声の雑談をし、脱線させる始末。がりがりと咀嚼音を視聴者に浴びせ、ついには他のゲームの話で大盛り上がりし、ホラー色はどこへやら。終始仲間のプレイを邪魔する。
時々GがXにバトンタッチするが、ストーリーシナリオが把握できてないXのプレイはグダグダで、操作がたどたどしい。何をやるのかも全くわからずプレイしている風で、完全にGへバトンタッチ。
Gは四度目のゲームクリアを目指し、エンディングを目指すのだった。
そんな折、一つのコメントが流れた。
「Gばっかじゃなくて、Xがプレイしてよ」
「おれ? おれがプレイすると確実にダレるよw。
あ、もう酒がなくなっちまったー(↗)よ……ははは!」
Xは笑いながら答えた。
***
以下、この放送を見たアンチスレの反応を以下に載せる。
「こいつ配信舐めてるだろ」
「Xの雑談のせいでゲーム内容よく解んない……」
「何か生放送見に行ったけど、コメ欄荒れてるね。それは相変わらずか」
「経緯はよ」
「最初はXがプレイヤーになってたんだけど序盤でGに代わったよね。
Gは既プレイ者だし真面目だから、ゲームプレイヤーになるとサクサク進むからいいんだけど、Xがほんとに何様?――って感じでほんとイラつく。
『酒の量露骨に減らしてるよね、G』
と他人事みたいに茶々を入れてきて、『は?』ってなる」
「しかもさ、その前から、
『ちょっと酔って来たわ』とかぬかしやがって、Gの横で雑談しながらお菓子食ってるんだよね。一体誰主体の生放送か間違えちゃうな」
「Gさん可哀そう……こんな粗大ごみ級のゴミカスをリーダーに持って」
「しかも拒否ったらしいな」
「なんて?」
「『Xプレイしなよ』のコメントに、『ダレるよw』と半笑いで」
「じゃあもう配信辞めちまえよ」
「Xってゲーム好きじゃなかったっけ? いつか忘れたけどさ、死ぬまでにゲームを遊びつくしたいとか熱弁してたよね? 今の感じから見ると見る影もないんだけど。酒とお菓子食べ散らかして雑談してるだけじゃん。それってゲーム好きのゲーマーがやること?」
「まさかあらすじだけ知れてあとはエンディング見れたら満足なのか?
やりたいゲームがたくさんあって困る!――みたいなこと豪語してたけど、自分でプレイもせずゲームに展開あってもそっちのけで雑談してるし」
「ありえるね」
「おいおい、クソの垂れ流しの次は嘘つきか? Yの虚言癖が移ったのかよ」
「配信しかできないくせに、それすらできないとはね」
「そんなに酒が飲みたいなら、雑談配信とゲーム配信別にすればいいのに」
「リーダーが能無しだからしょうがねぇ」
「ほんと、ほんと。『アル中のこどおじ』とかもう笑えねえよ」
「今日の生放送含め、プレイ拒否も『XのThe失態案件』に加えとくわ」
「よろしく」
***
この時の生放送配信は5時間をゆうに超えており、視聴者はそれでも600人を保っていた。その後の配信でもXを含むメンバーの様子は以下のようだったという。
G:エンディングまで無事到達。ほとんど酒を飲まず、トイレ休憩は一回しか行っていない。
P:ゲームプレイはしていないものの、Gのゲームプレイを端で見て、時々Gの攻略の補助やテキストを読むなどしてフォローする。
A:同じくゲームプレイはしていないが、視聴者のコメントを拾って質問に答えたりして気を遣う。Xの雑談相手にもなる。
X:Gにコントローラーを渡して以降、マイクを外す。なくなるまで手許の酒を飲み干してのんだくれ、菓子を食べながら一方的に雑談。
エンディング到達まで3、4回席を外す。すべてトイレである。
そして今宵も夜は更けていく――。
インタールード「XのThe失態テンプレ」
アンチスレ「XのThe失態テンプレ」
クソ配信者()Xのクソムーブまとめ
※ 以下、特に断りがなければ、“ミリオンdeil”での配信・動画投稿時のクソムーブとする。
① “慧眼グルド”脱退・新天地“つべ”にて開設した翌月に、理由なく発信プラットフォーム“ミリオンdeil”の公認配信者公表。
② 第一回お気持ち配信(真面目なお話 6月29日)
③ 川魚稚魚リリースなしの釣り動画騒動・炎上(7/15~)
④「実況なんていいんだ。ゲームやらせろ」
⑤ ファンイラストをファンに無断で告知使用
⑥「配信者だと思ってんの、俺のこと」
⑦ 第二回お気持ち配信
⑧ X脱退直前期の長期休養は嘘?
⑨ もう告知しない発言(8月18日)
⑩ ホラゲ生Xプレイ拒否および泥酔炎上(8月22日)
① “慧眼グルド”脱退・新天地“つべ”にて開設した翌月に、理由なく発信プラットフォーム“ミリオンdeil”の公認配信者公表。
『概要』
5月2日に“慧眼グルド公式チャンネル”にて“慧眼グルドライブ”を敢行、Yとともに温かくXの卒業を祝い、5月28日に“つべ”にて無料チャンネル『Xの先駆者』を開設。ここがXの新天地となるだろうと注視していたファンだったが、翌月6月第一週にて配信プラットフォーム“ミリオンdeil”HPにて予告なく公認配信者になったと公表。Xの告知垢に、
「是非とも応援してください!」と、説明不十分で記載する。
公表直後に告知垢と公認配信者になった経緯を説明する動画を投稿。しかし、“ミリオンdeil”の仕様上登録すると退会不可(当時)になることを一切説明せず、困惑するファンが続出。また“ミリオンdeil”は中国企業が運営する配信サイトで、突拍子のないサイト移動で不信感が募ることに。
前時代プレッシャーから精神的に病んで卒業とされていたのに、公認配信者は厳しい配信ノルマが設定されていると暗に示しているように、“ミリオンdeil”に移籍した後毎回と言っていいほど長時間配信(時には飲酒しながら)を行う。
また、Xが抜けたことでY一人では手に負えないとサ終する予定(現在は既にサ終済)の、“慧眼グルド”が開発・運営していた有料オンラインゲーム“慧眼グルドオン”オープン最終日(5/31)に、X渾身の編集動画を投稿する。まるで自分はもう抜けたのだから気にしないという風に……。
これから一人で歩けるようになりたい。いずれ対等になるから――と、相方Yに伝えて清々しく“慧眼グルド”を卒業・独立したが、その言葉を翻すように友人(P・A・Gの3人プラスX)とグループ配信を行う。メンバーたちの詳細な紹介なしで、現在(8月)もXの口からメンバーかゲストなのかよく解らない状態が続いている。
公認配信者になってから“つべ”にて動画投稿回数が激減。
その代わり“ミリオンdeil”にて週2~3の生放送・アーカイブのアップが多い。生放送は深夜帯が多く、大抵日を跨ぐように配信時間が設定されている。配信時間は最低2h・休憩なしのぶっ続けであり、視聴者を度外視した配信が多い。最長で8h。オール(徹夜で朝まで)も珍しくない。
---
② 第一回お気持ち配信(真面目なお話 6月29日)
突然の“ミリオンdeil”公認配信者公表と、“慧眼グルド”独立後に独り後片付けを行っていた相方Y続投を受けて、荒れたアンチ界隈に『真面目なお話』を生放送配信。15分のみだが、リアルタイム視聴は8000人以上、動画アーカイブの再生数は1.5万人以上にものぼる。
『概要』:
これから話すことは例え話だと念を押し、
「前の職場のことは話さないほうがいいと思っている」
「誰も恨んでいない」
「前職の動きは見ないようにしていた(X垢のフォローは“前職”の一つしかなく、切ってない)」
「放送時間が被ったのはたまたま」
と、“慧眼グルド”からついてきた(引き抜いてきた)一部のファン層にしかわからないことを曖昧に話す。
精神を病んでいた(とされる)割に高頻度の配信を行ってきたことに対して、
「今は心身ともに元気」
「ちゃんと食べてる」
「放送や動画投稿をすることで元気にやっていると示したかった」と釈明。
→後日、楽しいチャンネルには残しておくべきではないとして予告なくこの『真面目なお話』のアーカイブを削除(7月3日)。
---
③ 川魚稚魚リリースなしの釣り動画騒動・炎上(7/15~)
ヤマメを三匹釣って食す釣り動画を投稿。
「あれ?毎日やれば食費浮かね?」という煽りコメントを概要欄に記載。
動画内では明らかに稚魚のヤマメを釣り、食べる。 リリースなし。
『概要・経緯』
魚を触ったあと手を洗う際、
「ちゃんと洗えよー、魚臭くて汚ったねえからさー」
という、編集動画にもかかわらず昨今の情勢とは真逆の、不適切な発言を残す。
1)不適切な発言とリリースなしに、釣り人や一部の良識あるファンからの指摘や心配の声に意に介さず、Xはだんまり。
「Xさんは釣りに関しては初心者ですから」と、囲いの信者はその一点張りで否定し続ける。
2)Xが夜中のゲーム配信最後にて弁明。
「北海道はリリースサイズ規定なし」
「食べてもOK」
「管理局に電話をし、許可をとった」
3)この発言を根拠にX信者が調子に乗る。釣り人に対し、
「Xさんは許可を取っています。ミリオンdeilという配信サイトでこう仰ってました(URL)」と、一斉に擁護。
釣り人の発言は低評価押されまくって埋もれてしまう。 挙句釣り人に、
「許可とってるんだからお前らの負け」
などと煽るようなコメントをする。
4)ようやくXが概要欄にて、
「本動画は事前に河川管理局へ確認を行った上で撮影しています」
「地域によってそれぞれ独自のルールが敷かれているようです」
などと、許可取得済みであると記載。また、
「今後も気をつけたいと思います!」
と、末尾に自分の言動・態度には問題がなかったかのようなコメントを追加。誠意ある謝罪はなかった。
5) 一連の騒動とXの不適切な対応から、初めて動画を見た釣り人や新規層、一部のファンが、X配信の民度の低さに呆れて去る。
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④ 「実況なんていいんだ。ゲームやらせろ」
『概要』
オンラインゲーム配信にて、友人Aと話しながらのチーム戦なのに、なぜか自分の声しか配信に乗せず、視聴者にはかなり解りづらい配信をする。 その際、視聴者からの、
「何をやってるか分からない」
「ちゃんと実況してくれ」のコメに投げやり口調で、
「『ちゃんと実況してくれ?(高笑い)』――実況なんてやってるか? ただ***(言葉にならない単語を叫ぶ)とかの断末魔を言ってるだけだから……配信なんていいんだよ。ゲームが楽しければよぉ。やらしてくれ、ゲームを」
と、Xは配信者にあるまじき態度で発言。
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⑤ ファンイラストをファンに無断で告知使用
Xの公式アカウントにて、X好きファンイラストを無断転用する。イラストには一切コメントせず配信時間告知に無断で使用。引用URLなしのため、無断に近い。元イラスト作成者は困惑するが、ファンだったため大事にはせず。
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⑥ 「配信者だと思ってんの、俺のこと」
ゲーム配信終了後の雑談中。
「プレイ中喋り続けてほしい」のコメを拾い、
「難しいね、ゲーミング無言入っちゃうね」
と反応。続けて、
「配信者とは思えない(回答だ)」との突っ込みには半笑いになり、
「俺のこと配信者だと思ってたの? (ゲーム)プレイをウェブに流してるだけだよ」と発言。
その後、Xの発言によって視聴者の空気を乱したことに気づかず、ゲームのことに対して熱く語り、場を濁す。
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⑦ 第二回お気持ち配信
投書箱に届いた意見についての雑談配信。
②のように真面目な雰囲気は一切ない。
『概要』
⑥で言ってのけた「配信者だと思ったの?」失言の投書に対して、
「おちゃらけたつもりだった」
「冗談だった」と半笑いで弁明。
③のヤマメの稚魚に関して言及は一切なく、また投書箱を見た時の感想として、
『投書箱見たらアンチの(意見)も入ってて笑ったんだが……』と、本来放送内では不適切と思われる、実況者として言わなくてもいいことを冗談交じりに言い放ったことも芳しくない。
以後信者から擁護コメのみを拾うだけの放送が続き、ゲームを起動するとすぐに視聴者は数百人減った。
尚、⑥のアーカイブ投稿時、この発言は編集により巧妙に削除され、代わりに、
「いいえ、私は配信者であり、動画投稿者であり、先駆者です」
と、概要欄に意味深な記載を残す。
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⑧ X脱退直前期の長期休養は嘘?
アンチスレ民の考察、捜査のもとに判明。状況証拠に近い。
『概要』
Xの初期の動画(5月30日)前半部分、屋外での撮影部分にて、投稿日にしては枯れ木・落ち葉が多く、またXが長袖長ズボンの服装だったため、冬に屋外の撮影をしたという疑惑が浮上。
冬というと当時は脱退以前であり、Xは体調不良で長期休養期間(1~4月)だったはずだが、体調不良を名目に裏では動画を、それも現在の仲間と共に動画撮影を行っていたのでは、と話題になる。
また、初回動画投稿にしては現在のような凝った編集をしていないため、相当時間を使ってこの動画を作成したと推察。
今までの長時間生の連続や②で語った「心身ともに回復」発言が、実は体調不良で休んだのではなくずる休みに近い真っ赤な嘘ではないかと、アンチスレは辛抱強く応援していたファンを軽く裏切る行為に大興奮。
以後、脱退以前の活動にまで、根拠のない邪推が飛び交う。
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⑨ もう告知しない発言(8月18日)
Xの公式垢である『Xの先駆者』にて、
「生放送のアーカイブは告知しないで随時投稿していくことにしました。投稿や告知だけのアカウントって、なんかアレじゃん?」と、以後の告知を手抜きするかのような発言をかます。
アーカイブ告知をしない配信者を探す方が難しいのにその真逆を走る呟きは、まさに俺流()バンドマン。
少し前からXのフォロワー数が減り続け、10万切りまであと1000人と秒読みであり、Xが何らかの告知を呟くたびにガクンと減る傾向から、この告知なしクソムーブはフォロワー減に対する苦し紛れの対策(?)らしい。
だが、二日も経たず発言を翻し、今日まで告知なしのアーカイブ投稿は見あたらない。
また告知以外の話題作りのためか、ゲームバグを発見したらしく、バクの第一発見者として意気揚々と報告するも、有名バグで見事スカる(8月19日)。
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⑩ ホラゲ生Xプレイ拒否および泥酔炎上(8月22日)
この頃からXの友人を自称する3人組(A・P・G)がゲストとして登場・ほぼ固定化する。現時点での詳細は下部に参照。
酒を飲みながらの雑談風ダラダラホラゲ実況。
4人が、酒を飲み交わしながら全クリを目指すという、6時間以上にも及ぶ生配信にて、後半Xがプレイ拒否したというもの。
『生放送概要』
はじめはXが主体となってワイワイとプレイに参加していたが、酒の飲む量が増え、
「何か酔って来たわw」とにやにや笑う。中盤からはコントローラーをGに丸投げし、自身はAと関係のない雑談をして場を乱し始める。ホラゲをやっているにもかかわらず、全く関係のないゲームの昔話にまで雑談は飛び、完全にXを置いて仲間が実況をしだす。
(例)
「このバケツ(ゲーム内アイテム)はもう要らないかー」というPの発言に被せるようにしてXが、
「(Gと)初めて会ったときは、『なんだこいつー!』つって思ったんだよー!!」
と、“べらぼうに”・“何度も繰り返して”喋り続ける。
次第に入念なるリサーチを重ねたGが完全にコントローラーを握り、成り行きで4度目のクリア(Gの攻略アドバイスを聞きつつXが初見プレイをするという台本らしく、Gが生放送前に3度ほどゲームクリアをしているため)を目指すことになり、攻略メインではなく雑談メインの配信、つまり本当の「垂れ流し」生放送となる。
時に気を利かしてコントローラーを渡すも、泥酔気味で全くシナリオを追えていないXは、渡されたとしても何をするのかわからず、30秒ほどですぐGに返してしまう。
その後Xは全くプレイをしなくなり、ゲームの傍観すらしなくなる。他の仲間がゲームに奮闘したり、コメ拾い・音響調整をするなか、視聴者から、「Xもやってよ」と優しいリクエストされるも、
「グダる(からやだ)よw」
と笑いながら答えた(これがプレイ拒否)。
最終的にGとPが協力してエンディングまで到達。深夜帯にて大団円に終わるが、その間XはAと雑談しながら酒とお菓子をつまみ、大声で実況の邪魔をする。Xは少なくとも4度はトイレに駆け込むなどして、終始ゲーム実況者としてありえない行動を重ねる。
このホラゲ生垂れ流し実況(⑩)と、翌日のまっしゅーず配信実況(⑪)との落差が圧倒的に酷く、Xはゲームについて熱く語ったことなど水に流してしまったかのように、興味のあるゲームは意欲的に、そうでもないゲームは手を抜いたりすることが熱烈な信者の間でも衝撃的であった。そのため、土日だけでXのフォロワー数が200人以上減った。
5000文字
6「8月23日」配信前
0)SNS(8月21日)
1)チャット欄に対するアンチスレの反応(8月22日)
2)チャット欄の自治厨に対する荒らしコメント(8月22日)
202X年8月21日 午後11:46 垢名:「Xの先駆者」
またまた配信告知!
23日(日)18時から“つべ”の方で『大乱闘ましゅーず!SP』を配信します!
よろしくお願いします! 押忍!
(配信プラットフォーム“つべ”のURL添付)
***
――202X年8月21日。
“つべ”の方のURLをクリックすると、生放送が映し出される画面の横に、リアルタイムで上から下へとコメントが流れていっている。生放送用のチャット欄が解放されているのだ。
生放送が映し出される画面にはサムネイル画像が添付されており、微動だにしない。
画面下に記載された生放送のタイトルは『ましゅーずSP配信! 元全1トカゲ使いのX登場!』。だが、この生配信はあと2日待たなければ始まらないのだ。にもかかわらず、チャット欄がせわしなく流れている。どうやら50人以上が待機しているらしい。さすがはマーケティングが広大無辺な“つべ”である。
最初は応援コメントや期待感溢れるコメントで埋め尽くされていたが、日を追うごとにチャット欄は暴言と愚痴、謝罪の言葉が流れ、下に落ちるスピードが加速する。やがて不穏な空気が流れて行って――
---
1)チャット欄に対するアンチスレの反応(8月22日)
「おい、見たか。“つべ”の方のチャット欄」
「めっちゃ荒れてるな」
今宵もXのアンチスレでは汚い言葉で満たされた匿名コメントが、スレッドを連ねていく。
「X信者がチャット欄に居座って、自治厨してるわ」
「『チャット欄でのなれ合いは禁止‼』って言ってるね。じゃあ何話せばいいんだよってなるよな」
どうやら今回のお題はチャット欄にて暴れている(らしい)X信者の醜態で、酒のつまみにするようである。
「『ましゅーず!』全1の定義について、とか?」
「わろける」
「生放送は30時間以上後だぞ。持つか?」
「そういえばって当たり前だけど。全1ってわざわざタイトルに書いてる時点でもう過去の栄光に縋り付いてるじゃん? 独立してから心機一転頑張りますじゃねえの?」
「少しでも再生数稼ぎたいんだろ」
「でも、今まさに信者が新規古参ともども追い出してるけど……」
「当分Xは気づかないよ。今“ミリオンdeil”で生放送やってるから」
「何やってるの?」
「みて来いよ、つまんねえから」
「昔のホラーやってる。生放送だってさ。今は泥酔配信してるよ」
「ゴミカスだな。見てこよ」
「ところで、ねぇ。明日の『ましゅーず!』どう見るみんな?」
「失敗する」
「大失態犯す」
「失言多数、VIP上がれず、『いや練習不足だったし!』と言い訳生放送」
「……ですよね」
「視聴数どん位行くかね? 俺1万」
「そんな行く? 6000が限度じゃね」
「5000切ったらやべぇな」
「やばいだろうね。さっき見てきたけど“慧眼グルド”の金字塔動画は1700万再生突破……あ」
「じゃあ、その1万分の1にしよう、1700――うん、今の『ゆるく』が信条のXには妥当な数字だな!」
その後、アンチスレはまったく別の話題が投下され、この検証で大いに盛り上がった。
---
2)チャット欄の自治厨に対する荒らしコメント(8月22日)
(Xが“トカゲ使い全1”に対しての煽りコメント)
おいおい、X信者さんw。『トカゲ全1』だなんて言葉、そんなの過去の出来事だろ? 肝心なのは今なのよ。全1とかいう古臭い呼び名はなしにしてさ、今風に言おうぜ、今風にさ。
今作の『ましゅーず! SP』にはオンライン対戦ってのが搭載してあって、ネット環境があれば古今東西の強者と対戦ができるわけ。遠征とかいう面倒な時間を短縮して、その場でリアルタイムに近い雰囲気で格闘ゲームができるのさ。で、その広い戦場を勝ち上がった上位3%しか付与されない称号がある。解るよね?
そう、それが“VIP”――ねえ、なってないんでしょ? 概要欄見たらさ、これから取りに行くって書いてあるし。
それにさ、揚げ足取るようで悪いんだけどさ。Xは昔の大会で優勝したとは公言してないし、参加したとも言ってない。オンラインが復旧する時代以前に活躍したとはいえ、そもそも『トカゲ使い全1』ということ自体自称である可能性もなくはないし、確証もない。だから俺たちが、
「ねぇ、ほんとうにXは『トカゲ全1』なの?」――と、疑問を投げかけてもはっきり言い返せない。そんなにとげのある言葉を使ったところで意味はない。あんま無理すんなよ。
信者さんがこのように自爆するのは頭がバカだからなのかな? 頭先駆者かいw、自爆が趣味のX信者様の囲いの人はさぁ。
やっぱ頭おかしいな、X信者は。昨日は『チャットはファンが楽しむための場所』つって新規追い出してたヤツいたし……ファンがファンを追い出す状況のおかしさってーのはないよなぁ。
……そういえば、さっき終わった垂れ流し生放送でこう締めくくってたっけなぁ。
『Xさん泥酔しなくてえらい!』って。37のおっさん相手に何抜かしてんだ? あれはどう聞いても泥酔してるだろ。意識朦朧でゲームできてないんだからさ。推しの実況者だからってそんなに甘く接してたらいつか痛い目被るぜ? 黒歴史な頭痛い痛いコメント作っては投げるを繰り返してると、脳みそ解けるよw
最後までぐでんぐでんに酔っぱらってたし、コントローラー放り出してぐだってたしな。
――しかもだ! そのゲーム、配信禁止のゲームをやったという冗談みたいな失態を犯してんだよ、君らの教祖様は!
メーカー様に許諾なく配信する――『無許可配信』はもちろん違法だよ。昔のゲームだからって『著作権侵害』してて許されるんですか? 無断配信して金貰っても、信者はだんまりなのはなぜかなぁw。ここに出張しなくていいんで、さっさと現実世界に出張していけよ(笑)。
飽きてグダって泥酔って……そんなゲーム選ばなきゃいいのにな。
7「8月23日」配信中~直後
⑪.2・1 まっしゅーず生配信中(8/23)
1)『ましゅーず!』生配信冒頭
2) アンチスレの反応(生配信中)
⑪.2・2 アンチスレの反応(配信直後)
⑪.2・1 まっしゅーず生配信中(8/23)
1)『ましゅーず!』生配信冒頭
202X年 8月23日 夜 生放送冒頭
X「あー! あー! 聞こえますでしょうか?」
A「もしもーし、あ、聞こえてるみたいですね」
X「どうもこんばんは! わたくしXと申します。今日はですね、あの大人気ゲーム『大乱闘ましゅーず!SP』をプレイすることになるんですけど…………ええ、今日は私のほかに愉快な仲間たちも来てくれております! じゃあ紹介します。P、G、Aです!」
P「よろしくお願いします」
G「……」
A「どうもー」
X「じゃあ、もう始め――」
G「音でかい? ゲーム音結構下げたけど……」
X「えーと、今日はですねー、概要欄にも書いてある通り――」
A「音とかどうでしょうかねー、皆様がたー」
G「声大きい、ゲーム音小さい。だってP」
P「あ、今ゲーム音わざと下げてます。自己紹介が先かなーって。あと声ね、一段階ずつ下げるよー」
X「最初にチーム内で、まあ、肩慣らし的な意味合いでやってから、温まってきたところで俺がVIPを目指す――というシナリオで行きたいと思います」
A「だから。前半後半ともオンラインに潜るってことだね」
X「そうだね」
A「え、えー……今画面キャプチャしてある通り、最初のチーム内戦闘ではこのような条件でやっていきます。もちろんオンラインマッチングで、チームはX固定の、あとの一人は、まあ……俺たち愉快な仲間たちで交代しながら……」
P「今これ映してるってことは、要するにこの条件でやっていけばマッチングしやすいってことだよね」
X「まあ『しやすい』ってだけの気休め程度だけど……手合わせできたらよろしくお願いしますね」
A「じゃあ自己紹介しますか」
X「自己紹介っ!(なぜかここだけ張り裂けんばかりの声量で)……まあ、自分はもう……」
P「じゃあ僕から。えーっと、自分は……昔、Xと路上バンドを組んでた初期メンバーで、そのまま解散までXとつるんでたPと申します。今は、この通りXに呼ばれて配信のお手伝いをしている感じです」
X「そして!」
A「そして! どーもみなさま! Aでーす! Xのガチ友達でーす! ――以上!」
G「……Gです(小声)」
XAP「テンション低っ‼」
G「いや、これでいいんだこれで」
X「……じゃ、これでいいかな紹介は」
A「短けーな!」
P「まあ、“ミリオンdeil”でもちょこちょこ出てるからね僕たち3人は。今更自己紹介も必要ないでしょう。Aは初回動画に出てるからね」
A「そりゃそうさ! 俺のおかげであれが20万再生を約束したようなもんだからな!」
G「Aの名も『ましゅーず!』では知れ渡ってるしね、『64大乱闘ましゅーず!:サル使い全1』って」
A「一部だぞ、一部の熱狂的ファンの、そのさらに極一部だかんな!」
P「それでも知れ渡ってたじゃん。今でもAって調べると動画がひょっこり出てくるくらいに」
A「まあな。それは否定しねぇよ。でもいまはもうぺーぺーさ。だって社会人だし、とんと触ってないし。
あの頃の時代はオンライン対戦とはなかったから、まあ、ほんとに『現地集合現地解散』みたいな感じだったし。それにサルを使い始めた理由が、一番性能最弱で誰も使わなかったから、じゃあ使おうっていう、まあ……可哀そうだったからってだけで――」
G「要するに誰も使わなかったから『サル全1』なんでしょ」
A「言いかたよ! ほぼ合ってるけど!」
P「全1っていうと……あれ?」
X「……」
P「ちょ、ちょっといい? 皆さん」
G「はいはい」
P「あのー、僕『ましゅーず!』に詳しくないんですけど、ちょっと気になるところを見つけたんですよ。この生配信の……このタイトルが『ましゅーずSP配信! 元全1トカゲ使いのX登場!』って……」
X「……www」
P「『全1トカゲ使いのX』っていう大層な謳い文句つけてますけど、え? 何ですかこれ」
A「――『元』ってついてるでしょうが!」
X「ほっほっほっほww」
G「元、だもんね、元」
X「ww……そうだよ『元』。しかも呼ばれてたのがAよりもさらにすごく狭い界隈で、一時的に呼ばれてたってだけだから」
P「……そうなの?」
X「だから、そう! そんな『元全1トカゲ使いのX』が今の『ましゅーず!』を遊んだらどうなるかっていう話だから! まあ、過去の話は一旦、置いておいて……どこまで通用するのかなっていう、言っちゃあれなんだけど育成シミュレーション……的な感じで見てくれたらいいかなって――」
P「なるほど、今日から頑張るわけだ」
X「そ。最近全然触ってなかったから。で、まず! 俺一人が潜るのってあれじゃん? まあ、これが始まる前にAと3時間手合わせして大分体はあったまってる感じだけどさ、いざってなると話は別だからさ……。
だから、配信の肩慣らしとしてまず、チームを組んで、良い感じに体が温まってきたなぁってなった時に、まあ、本番のVIP昇格――」
P「『じゃあ全1じゃねーじゃん』て、コメで来てるけど」
X「www」
G「確かに、そうなると全1の全って何?――ていう話になっちゃうもんね」
P「でも、今聞いた感じからすると『自称』ではないさそうだよね。周りから……」
X「うんまあ、そうだよ。周りが、こう……煽てられたっていう感じで、それはまあ……」
A「え、その時Xは天狗にならなかったの? 『俺が全1だぁー!』みたいに」
X「……『うれしいなぁ』とは思ってたけど」
A「『いやいやいや、そんな事ないべぇ』――みたいな感じ?」
X「そうそう! そんな感じ!」
A「言うよね! そりゃね! そんなの言われたらね!」
X「……うん……謙虚……うん……じゃ、そんなところで、やっていきますかね」
A「じゃ、最初のチーム戦は俺が入るねー(キャラ選択中)」
G「まあ噂が独り歩きしてただけで、結局ガセってことでしょ」
P「折角ぼかしたってのに、いうなってw。――おっ、Aは子ザルで行くの」
A「最初はね。まあ『昔取った杵柄』よ」
P「サルつながりってことか。で、Xは……ワニ?」
X「そう! 今練習した中で、一番のキャラよ!」
G「……ふーん」
P「トカゲ使い全一(小声)……あ、ワニもトカゲっぽいもんね。あとみなさま始める前に一言注意がありまして。対戦相手の悪口だけは無しでお願いしますね」
A「Xの悪口は?」
X「バシバシ来いよ。気にしないから」
P「満場一致みたいですね」
(ローディング画面の後に相手の対戦相手の名前とキャラクターが映される)
A「お、来たねぇ。『~~さん』対戦よろしくお願いします」
X「お、機械人形か! いや~戦いにくいんだよね」
G「俺コメ読み担当で」
P「大丈夫? 昨日えらく長くまでやっていたみたいだけど……眠くない?」
G「さっきまで寝てたから大丈夫」
(戦闘開始序盤)
A「あ、やっぱりラグが……」
X「ラグ……あるね」
A「まあ、これもオンライン対戦では一種のハンデってこと――え?!」
X「うわー!! すごい……ラグってるぞ……!」
A「止まる、止まる…………止まったー!」
G「事故ったぞ」
P「なーんか嫌な予感がしてたんだよねー」
A「ああー! 止まったー! 完全に止まったー!」
P「いったん切りまーす」
***
この後、5分ほどで配信は再開。チーム戦とVIP昇格対戦もつつがなく終わった。
この生配信での最高視聴者数は4000を超えるかどうかという具合である。
ちなみに、配信冒頭で予防線をふんだんに張っていたXであるが――アンチスレの予想通り、VIPにはなれなかった。
---
2) アンチスレの反応(生配信中)
「伝家の宝刀を手に取ったことでついに天井と底が見えた感。まあ、健闘したんじゃない? いつもは来てもギリ600人位でしょ?」
「蓋を開けてみれば棒の切れ端だったけどな。リアタイの視聴者は4000弱か? 誰だよ、一万はゆうに超えるとか言ってた奴。半分すら超えなかったじゃねぇか」
「Xはお荷物でも、意外と不快感はなかったよ。Xお得意の失言なし、酒飲みなしだったから。一時VIPに上がったから一応の見せ場も作ったでしょ。笑いどころはなかったけど」
「不快感って、序盤に回線ダウンしただろう? 忘れてんじゃねぇよ」
「それに失言なしってか、終始だんまりプレイだったからな。これで失言でたら人生辞めた方がいいレベル」
「フォロワーは減り続けてるね」
「ふつう減るか? このゲームやってて、微増どころか激減って」
「10万切るまであと300か。5月にやっと10万いったばかりなのにな……」
「なあ、客観的に見て今日のXは上手かったのか? VIPレベルになると動き読まれまくってフルボッコにされてたけど」
「タイトル詐欺」
「昔より圧倒的に下手」
「一般人レベルだったよ」
「仮に口下手で沈黙配信でも『魅せて』くれれば文句はないけど、一般人レベルで奇声あげて、言葉しゃべれないって……どうなの?」
「ひどいのは操作中全部人任せだったこと。
音量調整はPとA。試合中はX以外の3人+αが実況解説・コメ拾い。
リアクションもA任せ。最後の4人対戦でもPが勝利して元も子もない。
オチはGの『悔しい!』の一言。Xの活躍どころは、他の人が解説やコメントの質問に答えてる時に被せて、今は拾わなくていいコメ拾ったりプレイの反省点呟いて他の人の言葉を掻き消してほんと邪魔でしかなかった。
空気ではなくマジでいない方がいい。昔取った杵柄で、ご自慢だった唯一の魅せプレイも色褪せてて特に上手くも魅力もなかった。
他3人はもうVIPらしいのに、『さっき俺VIPとったから! 元VIPだから!』とかイキって、それもスルーされてたし」
「あれは哀れだったね……」
「でも、これに味占めて近いうちにまたやるだろうな」
「味占めてる? この程度で?」
「いつもの約7倍の集客率だからな、そりゃするだろ。でも『元全1トカゲ使いX 生配信!』ってタイトル詐欺っててこれだもんな。結局トカゲ使わなかったし」
「3か月でこんなにも堕ちるもんかね。
事実全1については否定してたし、X全1説は只のネタ。仮に全1でも雀の涙7滴じゃな」
「全1のくだりマジでダサかったな。そのくせ実力派4人の一番下とか痛い痛い。『視聴者をぼこぼこにしたい』と息巻いてたのにな」
「タイトル詐欺はともかくとしてだ、『全1』の立場をどうしたいのか本当分からんわな。あれだけサムネやタイトルに組み込んで視聴者を煽るだけ煽っといて、後から必死に予防線張るの、プライドもへったくれもねぇだろ」
「Xの全1って検索すると、ウィキとかまとめサイトとかにでかでかと全国一位の使い手だって書いてあるのに、今更『はい嘘でしたー』はないべ」
「蓋を開けてみれば、全1が独り歩きしたってことか……。まっしゅーず配信、次からはX抜きでやった方が再生数伸びるぞ」
「むしろ三人でグループ作ったほうが人気出るまである」
「ねえだろ」
「ないない」
「そりゃ、Xと比べたらいいだけで、冷静に見たら配信者としては一般人に毛が生えた程度だろ」
「でもなぜだろう。このスレにX以外のメンバーの悪口は全く書かれてない。Xの批判・批評ならいくらでも出てくるのに」
「三人はいい人だからね……」
「そんなことはない。既に香ばしい奴はいる」
「まあ今までの配信の中では一番見れるレベルだったな。前職場()と比較したら雲泥の差だけど」
「ここから先は他メンバーの活躍次第かな。3人が割と落ち着いた感じだし、声は張らないまでもコメ拾いながらちゃんと実況するし。静かでもゲームの醍醐味を伝えられるんなら受け入れられる可能性は十分ある。
Xは……うん」
「こうして終わってみると、いかに昨日のホラー生が酷かったのがよく解るな。明日の生配信にだけ意識を集中しすぎてて、前日はやっつけ仕事」
「なお、Xの実力は三回もロケハンしたGよりも下手だった……と」
「そして3人はXの興味薄なホラゲ配信で過疎へ逆戻り……と」
---
⑪.2・2 アンチスレの反応(配信直後)
「ホラゲとは雲泥の差だな。こんな配信がやりたかったなら、そら元相方とはうまくいかないよなw。てか喋らない他人に進行任せる、音調整もしない、これがゆるくやる! だって垂れ流し配信だからwとか本気で思ってんなら、まじで頭先駆者だわ。信者になると視野も狭くなるんだな」
「あの泥酔ゲーム拒否配信みて『これ』だろ? Xがゲーム楽しんでると思える奴とかほとんどいないだろ。盲目信者ですら、ホラゲで『あれ?』と疑問に思って、まっしゅーずで確信して失望爆発のコンボだからな」
「それでもXはそんな元盲目信者をアンチだと見えるわけだろ。”慧眼グルド”抜けてクソムーブしても根気よく応援してた信者たちは報われんな」
「何か、こう連続すると察するよな。まっしゅーず前夜のホラゲはノルマのために仕方なく『ゲームつまんねーなぁ』とか思いながら垂れ流し放送してたんだってな。せめて放送中はやる気出せよ仕事なんだから」
「ホラゲでの居酒屋配信で、開始早々Xが缶ビールプシュッ鳴らして『この音を聞かせたかったんだよねw』とかのたまってたけど、こちとら聞きたかねーわ。
お前がやりたいことはなんなんだ? ゲーム実況じゃなくて酒飲むことか? 泥酔するなら勝手にしとけ、配信せずにな」
「缶ビールの音でキレてたらその後の菓子の咀嚼音とか放屁音なんか耐えられそうにないな」
「バーカ、こちとら呆れてんだよ」
「ようX、今の気分いいだろう? だって独りよがりの実況してんだからな。仲間に迷惑かけて、ファンを裏切って食う飯は美味いか? ん?」
※まえがきの「⑪.2・1」「⑪.2・2」とは、アンチスレの「XのThe失態リスト」のことを指しています。あとで出てきます。
8「8月23日」配信から2時間後
アンチスレにて。
「ちょっと待て、“つべ”のコメ減ってないか? 更新すると数減るんだが……え、X、露骨すぎん?」
「おいおい、泥酔配信とプレイ拒否、タイトル詐欺に一般人実況()プレイに加えて、コメ削除までやりやがったのかよ」
「『このコメ消しで得られる評価』
①ファン 独立前の頃は好きだったけど、今のムーブは流石に……と、ドン引き。
②信者 目が覚めたぞ、こいつら応援するのは恥。アンチスレで愚痴るわ。
③アンチ やっぱXってゴミじゃん。
④新規 うわー、やべーなここ、囲いコミュかよ。
⑤ガチ信者 私のコメは消されてない!やっぱりあたし、Xに愛されてる!」
「いいこと何もないのにな」
「さらに閉じコン化するな。朗報だ」
「コメント消しは悪手中の悪手。ガイジムーブがすぎるから自滅してるわ。まじで草。
配信続けなきゃいけないのは契約と生活のためだろう? このままじゃ本当に破滅が見えてきたわ」
「Xって放送するたびに株を下げるよな。バカじゃねーのってつくづく思うわ」
「削除の合間中、コメント読んでてこんなのがあったぞ。
『今日のは楽しそうにやってたけど、なおさら昨日の放送がやる気ないんだなって感じました、二度とあなたの実況は見ることはないでしょう』
折角“ミリオンdeil”まで行ってXのこと応援していたファンが、苦言漏らしてて思わず同情したわ」
「それうp」
「行ったら消されてたわw」
9「『23日ショック』で狂う・狂われる者たち」
この「狂う・狂われるものたち」では、某ネット掲示板以外の“とあるネット界隈”にて吐露し始めた匿名アカウントを参考にしつつ、換骨奪胎し、再編集したものを紹介する。
なお、この中には鍵アカウントで呟かれたものを想定する
例えば一時的に公開コメントに移行したものを盗み見たアカウント、公開コメントで呟かれ、その後削除されたアカウント、新規作成してこれ以降呟かれなかったアカウントなどが混在して読者の眼前に躍り出る。第三者の特定を防ぐため、すべての事実を伏せて記載させていただく。あくまで現実の炎上騒動を参考にしつつプロットに落とし込んだ、フィクションとしての文体である。
ただ現実で起こった炎上騒動を参考にしているため、混同する読者もいるだろう。だが、作者が宣言する以上全体の5割以上が創作である(うち2割はプロットで、これは実際の炎上を参考にしている)ため、創作の延長線上の域を出ないことを理解していただきたい。
上記の通り、読者の方々はむやみやたらな推察などはご了承願いたい。ファンの悲嘆に『呑まれる』ことになるだろう。
9-1) 呆れる信者(8月24日)
9-2) 離れる信者(8月26日)
9-3) 傍観者 (8月5日~8月25日)
9-4) 観察者 (8月25日)
9-1) 呆れる信者(8月24日)
9-1) 呆れる信者(8月24日)
Xについての愚痴? 言いがかり?――を吐き出す。
見たくない人はごめん、スルーしてくれ。
X結局“慧眼グルド”抜けても支えられるポジション変わってないじゃん。
「いつかまた追いついて〜」みたいな啖呵切ってたのに、Xの中身が、
「配信どうでもいい、ファンはどうでもいいって思ってる人間」
だとは思いたくなかったな。
“Y”と“X”でラスボス感あったのに蓋を開けたら“Y”が全て仕切ってたお陰って……。Xのヤバさがあれくらいで済んでたとか、まじで知りたくなかった。
狂人の片鱗はあれど、まあXだし……で済まされてたあの時とはもう何もかも違うんだなぁ。
まずさ、投書箱出してそれ見たあとの反応が、
「アンチもいた」ってなんだ?
お前が直接アンチとか言ったらあかんやろ。
釣り動画のことは知識が足りないからなんとも言えんが、一昨日の配信はもはやXがおまけ。昨日も仲間なのか友人なのかすら曖昧な人間にプレイ以外任せっきり。
一人で頑張るんじゃなかったの? 依存先を“Y”から変えただけにしか見えない。
実況なんていいんだよ発言、配信者じゃない発言、馴れ合い禁止発言、お気持ち配信、例え話……他にも色々やらかしすぎだろ。
例え話に至ってはわかるけどわからんって感じ。
「恨んでない」って何?
お前が恨むって何?
お前の口から恨む恨まないって言葉が出てきただけで、こんな風に思うことはちょっと考えただけで解ることだろ?
“慧眼グルド”やめたのはお前の意思じゃないのか?――って。
お前の恨む発言で訳の分からない憶測を呼んで、挙句“Y”がお前を解雇したとかいう域にまで飛んでるんだよ。『言うに事欠いて』って言葉知ってるか?
元職場とか言うなら迷惑かけんな。
あと言動と行動を一致させてくれ。
「ギフト反応しません」からの「お気持ち配信」でありがとう。これは最悪わかる。でも、
「アーカイブうpツイはしません、それだけだとなんか『アレじゃん?』」からの
「ちなみにうpしてるのでよろしければ〜」
お前何がしたいねん! 混乱するやろ!
するならする! しないならするな! するんやったらやっぱしますって言えや!
行き当たりばったりでさ、少しは視聴者のことを気遣えや。なぁ、X?
オンラインでのゲーム実況でさ、ほかの先駆民だかただの友人だかと一緒にゲームすんのはこっちも見てて楽しいさ。チームプレイって奴だろ。
分かるよ、分かるけどさ、相手の話してることこっちに聞こえないまま続けるって、お前……どうして電車内で電話するの禁止されてんのか知ってるか?
お前が笑ってる時、こっちは何があったのかわからんのやぞ。
またファンもファンだよ。
「好きにやらせろ。嫌なら去れ」
「“慧眼グルド”の話はするな。荒らしか」って言い散らしてくんの、まじ気分悪い態度だよ。
「馴れ合い禁止〜」とか「“ミリオンdeil”のルール」とか持ってくんな。自治厨すんな。それ言っていいのはそれこそX本人だけだろうが。
「好きにやらせろ」はわかるし、「指示厨やめろ」ももちろんわかる。
わかるけどさぁ、そう言わないと音量調整すらまともにやらない。
実況者でありながらだぞ。
実況しない人に「もうちょっとコメント見て」とかすら許されない。
ほんと意味がわからない。
“慧眼グルド”に関して突っ込まれるのはもう仕方ないでしょ。だってトカゲ使い元全1のXって、もろ“慧眼グルド”にいた頃のXじゃん。その話をしないで、
「でも暗黙の了解なんですー」
……そりゃ通じるわけないさ。嫌ならさ、
「“慧眼グルド”とは関係ありません」って、ちゃんと書いとけ!
初見に暗黙の了解を察せとかアホじゃないの!?
仮に“慧眼グルド”は別の実況者です!――なんて言われても、“慧眼グルド”の最終回見てない人からしたらわかるわけねぇだろ。
そんなに(準)初見さんにも入ってもらいたくないってんなら、今後一切Xって名前使わんかったらまだよかったのに、Xがそれをしなかったのはなんで?
ゲーム中あまりうまく実況できないのも、発する単語が悲鳴だけなるのも、実況の向き不向きがあるから仕方ないのかもしれない。それで仲間呼んで、代わりに実況させるのも仕方ないかもしれない。
だったら友人にきちんと自己紹介させろ。今まで紹介すらせず、遮って話し始めたり、笑ったりしてごまかすな。
お前のチャンネルで頑張ってるのが「メンバーかですら怪しい友人達」ってどういうことだ? 毎回同じゲスト呼んでることになるんだぞ?
俺は本気でX派だったし、辞めた後も移って応援したいと思ったし、初期のバイオは面白かったと思う。
仲間が来たのも悪いことだとは思ってなかったよ、最初はな。
実写も茶番もそれぞれだし、そこも楽しい人に囲まれれば、そりゃ楽しいだろうよ。自分も楽しかったし。
……でもなんか一度冷静になっちゃうと粗が目立つんだよな。周りが見えてないっていうかさ。
応援はしたいけど、Xのやらかし酷すぎて言いたいこと吐いたわ。
あ――1番のやらかし忘れてたわ。
使っていいゲームと悪いゲーム、多分わかってあのゲームで配信したよな。それも“ミリオンdeil”でさ。投書箱にもその話は入ってるはずだ。ちゃんと探して読んだなら把握してるはず。
あのゲームを配信してギフトをもらった。その時点でもう擁護できない。
あのゲーム自体収益化するなと販売元が言ってる。“ミリオンdeil”の仕様上ギフトを切れない。
今までの行動と言動、その矛盾に腹が立つ。
すべてが矛盾してる……頑張れよな、X。
9-2) 離れる信者(8月25日)
ずっと応援したかったけど土日でわからなくなった。全部の動画を追えてたら何も思わなかったかも。今まで通り、Xのゆるさを全て受け入れ続けるべきなのかすらわかんない。
Xのこと、自分の中でどう決着付ければいいんだろう……。悲しさばかりが心のなかで反芻してる(朝からタイムライン汚し申し訳ないです)。
前々から言いたいこと、今まで秘めておいた思い、曝します。
私は今“慧眼グルド”(X脱退前のグループのことです)を追うので精一杯です。今まで創りあげてきた、そして新しい風が吹いてもしっかりしてるエンターテインメントの方が、ごちゃごちゃな私にはあっているみたい。
ねぇ、甘やかされてばかりじゃだめだよX。視聴者を蔑ろにするのも、耳触りの良い言葉だけを拾うのも、独り立ちとは程遠い……チーム(?)にいろんなことをサポートされまくってる現状もどうなのかな? 視聴者に要求することと己の言動に矛盾も多いし、もともと“慧眼グルド”にいたときはX派だっただけにXの変貌が悲しくて仕方ない。
比較的ヘイトを買いにくいPとAが、どれだけ頑張ってくれるかに今はかかってるけど、リーダーのXがちゃんとしないとマジでやばいよ。
楽しむことはよいことだけど、新規参入を許さない信者の統率はきちんととってほしいし、何よりホラゲ生配信のプレイ拒否はよくなかったぞ。
ねえ、X……?
楽しんでるところを楽しんでもらうコンテンツにきちんとなってますか?
ファンは――人は本当に楽しい方に集まるものだよ。
哀しい、悲しい……。
あっちの方もまだ手探りだろうけど、Xの代わりに入ってきた人も、手を抜いてる様子は勿論ないし、すごくエンタメだし、そういうところだよ。
楽しんでるところを楽しんでもらうっていうのは、実は凄く高度なテクニックが必要だと思った。自由にやれば良いっていうけど、それだけじゃ本当にダメ。Xと同年代だからこそ「なんで⁉」って歯がゆいことが多いし、もっとうまくやれる方法がある。ヘイトを散らす方法だってある。甘んじてないで、落ちぶれないで、這い上がってくれ!
好きだからこそ、今までため込んでた思いを投書する予定なんだけど、それをアンチから来たと捉えられたら、私って本当にもう無理なんだなって思う。けど、やれることだけやってみる。投書だけでもやる予定。
***
「好きなように楽しんでね~。俺も楽しむから!」
このスタイルこそが一番至高で、Xが勘違いしている目標で、視聴者や新規、そして私たちのような熱烈な信者を突き放す一番残酷な方法だと思うから。
私は投書します。
AとPにはほんっとに期待してる……!
お二方には申し訳ないけど、今の先駆チームを俯瞰で見てチームの基盤になって、Xにとって耳障りなことも言葉を選びながらでいいから助言して、良いチームになってください‼
ゆるくていいと思うんだよ。ゆるいの定義は人それぞれだと思うし。なめくじさんやらっぱさん(他の実況者の名前)のゆるい雰囲気は私も好きだし。
ただ、実況放棄とかプレイ放棄とかそういうのはさ、良くないよな~て、ゆるいとは違うよな~って……ああ、なんかもやもやする。
楽することと緩くやること、手を抜くことと楽しむことは絶対に違う。そこは切り離さないと、さ。
もし、本当に病気を患ってしまって……っていうことなら、ほんとにもっと間を開けてから活動再開すればよかったんだよ……。
こんなこと考えたくなかったけど、仮に病気が慧眼グルド卒業のための、口裏合わせの嘘だったとしても、やはりもう少し時間を置くべきだった。
私の大好きなX、わたしの大好きだったX。X、X、X……。
責任感もってうまくやってくれって、もう……泣いちゃうよ。
病気に関しては私も心身が不安定だし気持ちわかるけど、だからこそね、X。今のXは病気がよくなる感じが一向になくて心配だよ。嘘なら嘘でいいんだ、むしろその方がいいよね、Xが病気じゃない方がよいに決まってるもん。
閉じコンの加速はもう止められない……ああ、だめ……。私は新規さんにも入ってもらって、ちゃんとしたゆるさでXを応援したいと思ってた。
私は「Xもっと頑張って!」っていう期待はもう捨てちゃったなぁ。
「もっと!」じゃなくてむしろ逆。
「配信者として、実況者として、人として人前でやれるようになったら配信なり実況なりしてみよ!? そしたらまたこっちもXのペースに合わせて応援すっからさ!」
――ていう感じ。悪く言えば冷めたかな。
でも、前と違うことがしたいなら違うことすればいいし、なんにしても落ちぶれて欲しくないから盲目にはならんからな!
もう36歳でしょ? 周りに36歳の人がいない人は、自分が36歳くらいになって同じ歳くらいの人が周りに散見されるようになったら色んな角度からまたよく考えてみるといいと思う。
はー。結構吐き出したつもりだけど、まだぼやぼやした気持ちが残ってるってことは、私ってあきらめの悪い女なんだなぁ。
X大好きなんだけどね~、人が人を推すとか応援するとかけっこう難しいもんなんだねぇ。
私、興味本位でアンチスレを拝見したことがあるけど、Xの罵倒が大半を占めてるのかなっていう予想を裏切って、意味のあるアドバイスを書き込んでる人の方がよほど多くて、よほど優しいのよ。
言葉や口調は厳しいかもしれないけどさ、アンチだって元々“慧眼グルド”が好きで、独立するXも応援していこうって、動いてきたんだもんね。
そりゃ矛盾や納得できないことが続けざまに起こったら虚しくもなるよ。
よし、決めたっ! 私、Xに投書したらXから離れる!
少し離れて、俯瞰的に見れて、そしてもう一度Xを応援してみようって思えるまで、“慧眼グルド”に戻ろうかな!
ついさっき投書してきた。読んでくれるか否かはXが知るのみ。もちろん投書は私個人の責任だし、Xに惹かれちゃったのもこんな気分になるのも私の責任。
だけどなんでだろ、溜め込んでた納得いかないXの動きを吐き出してしまって何だかスッキリした気分。
朝のタイムライン汚して不快に思った方々申し訳ありません。そして、X。投書で書いたけど、今も陰ながらに応援したい気持ちはあるから、ちゃんと頑張ってよね!
フォローは外さないし、応援はしたい。
けど、しばらく動画は見る気分にはなれなさそう……。
X、ほんとごめんなさい……。
9-3) 傍観者(8月5日~8月25日)
9-3) 傍観者(8月5日~8月25日)
(202X年 8/5)
X氏のそのクソムーブでうまくいくわけねぇだろって離れたけどさ、まさかこんな短期間でここまでダメになるとは思ってなかった。
「ざまぁw」とは思わないよ。たくさん楽しませてもらって本当に大好きだったんだから。
だから、もう慧眼グルドの元相棒としても見たくない。もう帰ってくんなよ。
しかし大好きだっただけに、この堕ち方しんどいわ。
本人が選んだ道で納得してるならいいのか、「人生楽しんだもん勝ち」だもんな。どうはき違えたら……いや、どう目を背けたらここまで落ちぶれることができるのか……。
Xが本来向き合うべきは何だったのか。それを誰も教えてくれなかったのかな。さっきちらっと見ただけのにわかだけど、Pさんとかしっかりしてそうなのに。
ひさびさにアンチスレ見に行ったら、「俺らの言ってる事を真に受けて突っ走るな」って言ってて、本当に悪意のあるアンチではなくて、本来はXが好きで、今は悲しさや情けなさだけで書いてるんだなって感じた。私も同じ気持ちで呟いてる。
***
(20X9年 8/7)
X「今日は何を呟こうかなぁ~」
X「毎日が楽しいぜ!」
G「あっそ」
X[つめたw]
G「うるせえな! 夜にこんなの送りやがって! さっさと寝ろ!」
これ4月17日のツイートだよ。
えらい希望に満ちてわっくわくだけどさ、この時まだ脱退を宣言してなかったんだぜ。
これを見た彼はどんな気持ちだったんだろう。コンテンツ爆破された(当時の)クリエイター陣はどんな感情でこれを見たんだろう。
***
(202X年 8/20)
昨日“Y”の垢見て久しぶりに彼らの界隈が気になってXの配信を一瞬見に行ったんだけど、子供を「匹」で数えてて、で、同席してた人が慌てて
「いくらなんでも匹はないだろw」って嗜めてた。相変わらずでしたね。
配信はつまんないから数分でそっ閉じしました。
視聴者は配信者に敬意を払うべきだし、逆もそう。画面の向こう側の人も同じ人間でそれぞれに人生や生活があります。
もし、今子育て中の母親がアラフォー近い独身男性配信者が、冗談たとしても子供を「匹」で数えているのを聴いた時、自然とXに対する不快感と同時に恐怖を感じる事が想像つきますよね? アンチだとか、腹が立つとかじゃないです。身の毛がよだつじゃなくて普通に怖い。猟奇的だ。
――どちらがサイコパス何だろう?
***
(202X年 8/22)
なんで?
Xのフォロー外したのに明日の生放送枠がホームに出てきたんだけど。ほぇ〜、やるんだ~、と思って覗いたらチャットが地獄の釜茹で状態だった。
さすが、ここまで生き残ってきた精鋭陣だな。まさか蟲毒までやるとは、すげーわ。
***
(202X年 8/23)
今日やってるホラゲが気になってて、初見だったからXたちの配信見たよ。
最初はイキリキャラなの? って思ったGさんはしっかりゲーム配信をする姿勢があって、見ている人に不快な音は聞かせるべきじゃないという意思を感じた。A君はコメントに反応して一生懸命話してたね。
Pさんはチームのバランサーとして、自分の仕事をしていることも伝わった。今、彼らに新人配信グループ感はあって当然でクオリティを必要以上に求めるのは酷。
でもいいチームだと思う。
ただXだけが現状の諸々に対して居直って、頑固にオレ流を貫いている印象。すべてを台無しにしてる。
---
この配信がつまんないって言う人、あんなに長時間プレイを頑張ったXさんや、喋りが舌っ足らずでそんなに器用じゃないのに、一生懸命話していたA氏に失礼じゃないのかね。
何故あの配信を見て苛立ちを感じるのか、失望したのかは明瞭だけど、だからといって、頑張っている人まで踏みにじっちゃいけないよ。
私が大好きだった慧眼グルドは本当になくなってて、でもまだそこにXがいるならと、ずっと悲しくて縋り付いたと思う。
ホラゲ生を見て、もうXはいないことを強く思い知らされてよかった。もう彼はXのお面は被れない。新しく入ってきたNっていう人は、Xが戻るまでって言ってたけど、本当は席はもうないんじゃないですか?
もう、私はそれでいいと思う。
(202X年 8/24)
まぁ、慧眼グルドからお客さん引っ張ってきて、からのコンテンツ爆破、そして真面目なお話配信・削除。
「過去の職場の話はしません」
「僕ァ誰も恨んでません」
じゃみんな、「……ハァ?」ってなるわな……。
(202X年 8/25)
こんなのがライムラインに流れてきた。
「Xの好きなようにやればいい。見たくない奴は見なきゃいいじゃんw。私はゆるく応援するけどw」
私もそう思ってたんよ。びっくりよ。
いつか君にも分かる時が来るだろう。大丈夫、どうせ彼はやらかして、私みたいな悟りの境地に至る者たちが現れる。
とはいえ、そろそろ潮時かな。本当に離れないと時間の無駄だわ。アーカイブはダラダラ長いし、呟きも意味不だし、クソムーブが過ぎるんだよね。
でも過去の慧眼グルドでの活躍思い出したら、自然と手が動くんだ。
怖いもの見たさで覗いちゃうんだよね。
若い頃は友達にダメ出しできるけど、大人になればなるほどそれができなくなる。多様な生き方や諸々の選択を尊重するのがマナーになっていくから。誰にでも欠点はあるしそれを受け入れて、適切な距離感をもって付き合うのが大人の生き方。小さいころからの友達だからって、先駆組も遠慮しちゃってXに言い辛いのかな。
時には「それは破綻するぞ」って分かっててもその背中を見るだけ、って時もあるもんね。大人になるってさみしい。
今まさに”慧眼グルド”がその状況じゃないのかな。わからんけど。
彼のマネジネント能力から鑑みて、この流れが予測できてないことはないよな。
(202X年 8/26)
完全に炎を噴いている泥舟に乗っているのにこのタイミングでアカウントを作るなんてなかなかどうして漢気に溢れた人だ――なんて、私はブツブツ言いながらこの事変を追っているのか今気づいた。
こりゃエンターテイナーだわ。オチぶれたXを見るの楽しいなマジで。
ここ毎日、Xのアンチスレに常駐化してる。
慧眼グルドのなかにいた、Xはもういない。
いまは黒歴史を量産してるだけ……。でも、分かってても――見てしまう。
9-4) 観察者(8月25日)
202X年 8月25日 午前0:45 垢名:観察者
過保護な視聴者というのはいつでもどこでも悪影響をもたらす。
過保護とは 「子どもなどを必要以上にいたわって育てること。保護過剰」。意味わかるかい?
***
燃え滓程度のものが火種程に再燃焼した原因は、狂乱信者や過保護なファン、粘着質なアンチだけではない。何も知らない無邪気で「無自覚」なファンが関与した故の現状。指摘と批判の声が行き着く先の殆どが、Xに多い。
第三者であるはずのファンが、その声に更に批判を重ねたところで、炎上の薪をくべると同じことが起こった。
時には報復律のように、『炎上には火を、火種には火種を』が効果的な場合もある。X本人は無自覚なままに自らの焚き火に小枝を入れ、焚べてしまうことが多々あるが、恐らく稟質だろうから今更根本的な解決は望めない。
よって、せめて支えたいと考えている過保護なファンが、自分の言動を顧みなければ、火が燃え移って身を滅ぼす。Xの寿命はさらに短くなるばかりさ。
ネットでの火種は燃えやすい。燃料さえあれば燃え続けてしまう。
鎮火するのに効果的なのは、水をかけることではなく、無反応。Xの視聴者は本質から理解出来ていない人間が多数見受けられる。
「つまらない」
どの配信者でも必ず書き込まれるこのコメントが、Xの炎上材料になり得るのは、界隈自体の盛り上がりが今一つだからと認識している。
加えてこれまで吐露出来ずにいた疑義の念と不満が、一定数の中で爆発したこともその原因の一つと察する。
自分も疑義の念を抱いた一定数の中の一人だ。
自分はXを含む先駆者らが、燃えようが燃えまいがどちらでも構わない。
ひたすらに緘黙し、応援を続ける視聴者を不憫にも思わない。
そもそもコメントは、高評価・低評価では伝わりきらない。
動画に対する批判を書く場なのだから、それが過剰な事こそ自然に思う――本来の「批判」であれば。
批判とは、良い点、悪い点を見分け、評価・判定すること。
緩く活動しているという事を前面に押し出すファンも多いが、「10万人を目標」とすること――いわゆる「第一回お気持ち配信」にて。現在は削除されている――を明言したのはXだ。
後者を考慮するファンからすれば、その目標達成に必要でない行動が多すぎやしないかと批判し、愚痴をこぼすのは必然。
今回の『23日ショック』を切っ掛けとして、一斉に批判的なコメントが増えた理由は、今までの積み重ねだろうか?――いや、案外単純では無いのかもしれない。
そもそも“ミリオンdeil”というコアなファン層からの需要が大半を占める媒体で活動していたのが、“ミリオンdeil”では許可されてない(実況禁止だ)という単純な理由だけで”つべ”での配信となった。
視聴層が微弱ながら変化したことも、数ある理由の一つじゃないかね。
”つべ”のコメントに数件あったのが今回の”つべ”での配信と比較して、“ミリオンdeil”での配信が手抜きであるという事。
これに関しては該当の配信を視聴していない為、今零せることは少ない。
一つの見解としては、前述したようにこの媒体はファン層からの需要で成り立っている。
***
202X年 8月25日 午前5:08 垢名:観察者
“ミリオンdeil”をファンが言うところの“緩さ”を主軸とするのに対し、上記媒体にはない需要を兼ね備えた”つべ”にて集客目的の凝った配信をする。
“ミリオンdeil” と”つべ”。
二つの媒体は違うのだから、ファン層も違う。
だから、Xが行ったことに大きな間違いはないだろうね(件の配信である『23日ショック』が凝っていたとは言えないが)。
Xの視聴者で大きく勘違いしているのは、コメントの多さに関すること。
”つべ”のシステム上、短期間で多数のコメントが付く動画は人気動画と認識されやすい。
投稿者にとって余程都合の悪い内容でない限りは、量が多ければ多い程おすすめ動画として紹介されやすいし、再生数も伸びる。
勿論、多数コメントがついて再生数が伸びた時、初見ユーザーがコメント欄を見て穏やかであれば、印象が良くなることは間違いないが、結局投稿者が“表で”動かせるのはファンのみで、コメントの内容・文字まではさすがに動かせない。
アンチやファンにすら至らない視聴者にしてみれば、Xの言葉を素直に受け取り、その通りに動く義理など無いのだから。
***
202X年 8月25日 午後1:43 垢名:観察者
Xがゲームを拒否したというのが話題になっていると。
詳しくは視聴していない為把握不足だが、ゲーム配信をしている以上はゲームに集中しろという意見があるという事か。
該当の動画は『○○ホーム』。見てみよ――うん、クソ長ぇ。
この始終から、該当箇所を探し出すのは不可能に近い。ファンの一部がコメントしていたように、まさに「垂れ流し配信」。
垂れ流しが悪い訳では無い。しかし長い。長すぎる。
これはあくまで新規層を集めることを目的とした考え方だが、長時間配信は固定されたファンにこそ需要はあるものの徐々に注目は薄れていく。
よく使われる用語でいう所の、Xの「沼に深くハマっているファン」程、その需要は大きくなる。
しかし、まだXの沼から顔を出している――あまりハマってない層は、
「また長時間やっているのか。じゃあ後日投稿されるアーカイブで飛ばし飛ばしに見ればいいか」
と、次第にリアルタイムで視聴しなくなっていく。
配信終了後、アーカイブが“ミリオンdeil”で視聴できるようになっていたとしても、長時間に渡るアーカイブで見る暇もない、又は見る気が起きず、配信頻度に着いていけなくなる。そうして、必然的な時間の推移によって固定化された視聴者のみが“ミリオンdeil”の配信をリアルタイム視聴する事になる。
ゲームのタイトルや名作レトロ、そして多くは配信内容で僅少ながら視聴者数が変動することもあるが、結局は定着せず常連のみの配信となる。
結果、Xは少数精鋭となった常連のニーズに沿った配信をしなければならない。これらのニーズに沿ったものが、件の「垂れ流し配信」となる。
現にこの配信は否定的で愚痴のような呟きに偏ってはいるが、肯定的な感想もちらほらと見受けられる。
「もっと長くやってほしい」
「Xの良さが際立っている」
「神回だった」
など……。
視聴者が離れる原因は単純明快。視聴者に飽きが来ること。
ファン、アンチ、初見、はたまた評論家気取りの自分のような無能人間でさえ、実況配信者から総括すれば視聴者に括られるだろう。
“ミリオンdeil”でファン需要を満たした配信を垂れ流したとしても、それを追って視聴していないその他の視聴者は、そそくさに“ミリオンdeil”を放棄して”つべ”での動画投稿のみを注視するようになる。
”つべ”では比較的短めの、編集された動画が投稿され、さらに サブチャンネルでは“ミリオンdeil” の長時間配信のアーカイブも投稿されるため、大半の視聴者は”つべ”のみ注視することでXの活動全てが網羅できてしまうのだ。
となるとXは、“ミリオンdeil”でコアなファンのニーズに応えながら、
『”つべ”に移動したマジョリティなファンを飽きさせないようなアーカイブの投稿・活動』が出来るかが、今後を左右するキーワードだと思う。
『23日ショック』での同時接続視聴者数が〜4000というのは、”つべ”の登録者数(7.25万人)からして妥当。
但し注目を集めやすい初回にしては少なめ。
基本初見勢はコメントせず視聴のみという場合が多い故、前回の配信で新規ユーザーがどの程度いたのかは分からないが、少なくとも初見が付きにくい配信だった事は確かだ。
「まっしゅーずを友達とやる」こと自体、X含む先駆者の事を知らない人間からしては大きな魅力とならない。そもそも「複数人でのエンジョイ」配信はメジャーで、大抵友達と楽しそうにプレイしている雰囲気がある。
先駆者の突出した、他にない魅力が発揮される配信でなければ、新規も付き辛いだろうね。
更に難しいのが、その1度の配信で新規ユーザーを付けた所で、先程述べたように魅力を継続させなければ飽きられてしまう。
同じことの繰り返しでも、飽きられる。
視聴者層のターゲティングにもよるが、レトロゲームはそのゲームの魅力を最大限に引き出せる人間でない限り、コアなファン層以外を飽きさせず視聴を継続させることは不可能。動画ではなく配信、それも生配信であれば尚更。
しかし最早コアなファンで成り立っている“ミリオンdeil”配信では、レトロゲームを切り捨ててしまうのはありえない。
有名なストーリー性のあるゲームは、とうにゲームのファンが様々なEDを求めて”つべ”を回遊している。ネタバレや世界観の解説、全網羅、RTAなど多岐にわたり、本当の「初見」で見る人は少なくなってきている。
初見配信故に、ストーリーの本質まで噛み砕き、飲み込めないと反感を買うが、その分実況者が良い解釈を生み出した時の反響は大きい。
Xが登録者数10万人を達成する一番の近道は、好き嫌いせず需要の高いゲームを食す事だと思うが、その手に伸るか反るかは先駆者メンバーの手腕によるだろう。
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202X年 8月25日 午後3:14 垢名:観察者
何度もプレイを磨き、極めることが可能なゲームを多数掛け持つことは良い手とは言えない。
但し、模索の為“ミリオンdeil”にて常連の反応を見ている自体悪くない手法だ。
多種多様なゲームをプレイして自分に合うものを裏で探るのも良いが、Xの場合、自分に合うゲームの特徴が何かわからず、一発本番スタイルで探り歩いている様に思う。
それも現在進行中で、答えを見つけているようなそぶりはない……。
これも個人的な見解ではあるが、Xのプレイング自体、解釈を全てプレイヤー側に委ねるゲームは向いていないと思う。
“慧眼グルド”に在籍していた時の魅力は何といってもゲームを極めた際のプレイングスキルの高さだ。ホラーゲームの、特に初見ホラー配信は、典型的に向いていない。その理由このようなものだろうことがありありと露呈していた。
現在進行形で探り歩く様は、Xの裏側を見ているように思え、コアなファンしかいない“ミリオンdeil”では好評の様子。それを伺ったことはある意味正解。
しかし短期間でこれ程の視聴者を失望させるとは予想外。
この時期に先駆者チームのうち2人が個人アカウントを作成したのも、現状を把握出来ていない証拠の一つ。
メンバーを全面に出すつもりだったのなら、1番初めに4人揃った動画なり配信なりで経緯を説明し、”つべ”に移った視聴者層に認知させておくべきだった。
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202X年 8月25日 午後3:33 垢名:観察者
人間というのは、分からない事を不安に思うか、期待するか、極端な二つの感情を同時に持つ傾向にある。Xが今後どう動くかの大体の予想はつくが、場合によってはコアなファン層以外を失いかねない重要な選択を迫られる事を理解していないようにも思う。
正直ここまでとは予想に至らずとも、いずれ衰退する一途を辿っていくだろうと考えていた。仮に衰退せずとも、大きな成長は見込めない「閉じコン」の状態に落ち着くだろうと。
Xの座右の銘になっている「人生楽しんだもん勝ち」はその通り。
最悪自殺してしまえば人間として後味が悪くなるし、すべてが台無しだ。
しかし人生を楽しむ為には、時に淡つかな事もしなければならない。
行動が空回りしている自らの行動に「人生楽しんだもん勝ち」だと思い込んで低迷飛行しているが、裏ではさんざんに思い悩み、苦慮した上で発言しているのかもしれない。
だが殆どの視聴者は過程など関係ない。結果論のみを重視する。
確かに実況者としての裏側は知りたいとは思うが、その先の「本当の暗闇」まで知りたいわけではない。
それに、自身の失敗が糧になるのは若年層のみ。過去の失敗を顧みて、今役立てていく年代ではなかろうか。
”ミリオンdeil”の公認配信者である以上、ある程度のノルマ・枷が付いていることに変わりはない。
いつかその枷が解けるまでに次の居場所を「開拓」しておかないと……出来れば地均しまでは……ね。
純粋な批判はさておき、暗澹とした声が目立ち始めた理由は決してXが行ってきた配信内容だけの問題ではないと個人的には思っている。
アンチは“慧眼グルド”にて崇拝する者ばかりかと思いきや、元はXのみ応援していた視聴者ばかりが、日に日に不満の声をあげ始めている。
……視聴する度、ここまで考えてしまう自分はある種病的。やはりXと同じ穴の狢――ノイローゼか。アンチなんかより余程タチ悪いさ、自分みたいなもんはね。
10「8月25日」
10-1)まだ投下するクソムーブ
10-2)アンチスレ民好評
1)まだ投下するクソムーブ
『23日ショック』から一日置いた25日。またもXはクソムーブを連発する。
「Xの先駆者」のフォローが1つから5つに増えたのだ。
増えた4つは、件の『23日ショック』にて参加したA・Gなど、Xの地元の友達である。
そもそも、1つだけフォローしていたものは、Xの前職――“慧眼グルド”公式アカウントのみだった。
“慧眼グルド”脱退後から、Xはアカウントを新規作成せず、そのままアカウント名をXから「Xの先駆者」と改めたという経緯があるため、このフォロー増加はファンにとっては不意打ちに近く、『23日ショック』からまだ立ち直ってない者たちにとっては大打撃だったに違いない。“慧眼グルド”公式アカウントの操作はXの元相方であるYであるのだ。
“慧眼グルド”在籍内での“とある生放送”にて、
「これからの実況は俺たち二人だけ。コラボはしない」
と誓っただけに、“慧眼グルド”から引き抜かれたXファンも失望の色を隠せないでいた。
Xの今の活動はあくまで“慧眼グルド”に戻るまでの一時的なもの。Xの活動は一人旅のようなもので、いつか帰る場所である“慧眼グルド”だけは裏切らないだろう――という印象が強かったのである。
この“とある放送”で宣言したXとYの誓いから名をとって、この騒動のことを『「251」脱退騒動』と名付けることにする。奇しくもこの日が25日であっただけに、Yと251を脱して現在のグループである「Xの先駆者たち」へ移行するとは……なんとも悲しき暗合だったのだろうか――?
A・Gの仲間たちは、突如としてSNSアカウントを作成。初ツイートを以下のように記した。
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202X年 8月25日 午後9:40 垢名:G
アカウント作ったから寝る
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202X年 8月26日 午前1:40 垢名:A
Aと申します。ツイッター始めました。
実はこの歳で初めてのツイッターです……お手柔らかにお願いします。
202X年 8月25日 午前8:35 垢名:A
さっそくたくさんのフォローありがとうございます。
「なぜトップ画がカレーなの?」とか
「なぜアイコンがウマなの?」
と思う方々もいらっしゃるかもしれませんが、画像とか紹介文とかは作成時に適当に繕ったものなので気にしないでください。
後々変えるかも、ということでお願いします。
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2)アンチスレ民好評
「思ったとおりだ、垢にも“つべ”にも愚痴が止まんねぇ」
「土日の配信オモロw」
「やっぱX、流石だな。今までのクソムーブかましてきたってのに、まだ足りないのか。危機感がないのか、そうでないかはわからないけど」
「今確認できる垢はAとGだな。常識枠のPまで作ったらいよいよだな」
「Pはどうかな。作るならこんな小出しじゃなく一斉に作るだろ普通」
「Gきっついわぁ、いい歳こいてこれとは……」
「同感。Gスカしててキモいわ……かっこいいと思ってやってんのかな、あれ。俺はそんなツイッター興味無いし、呟かない俺かっこいいみたいな、一昔前流行ったあの感じ。
すでにGのイラストアイコン使ってる取り巻きとかもいて、ウケる奴にはウケるんだな、あのキャラ……って思った」
「ファンは肯定しないといけないからね」
「どうせやるなら告知してからいっぺんにやった方がいいと思うけど。先駆メンバーがアカウント開設して、よろしくね!――みたいな。
何の説明もなければ、新規が見ても『誰だコイツら』でおわりだろうし、何もかも中途半端なんだよな、そういうところは”慧眼グルド”から盗んどけやX」
「新メンバーのNに個人SNSは禁止させた”慧眼グルド”。新メンバーのモブ全員にSNSやらせるX。
本拠地で配信し続けるも、現在主流の”つべ”に移行を進める”慧眼グルド”。
本拠地や”慧眼グルド”をおくびにも出さず、中国斜陽のプラットフォーム発信サイト”ミリオンdeil”でヘラヘラやれるX……。対極すぎてマジで笑うわ。方向性違いすぎて決別したんだろうな」
「Xの株が下がれば下がるほど、元相方の株がうなぎ上りになるのおもろい。今までXの無能を表面化せず、キャラ付けしてって考えるとストレス半端なかっただろうな」
「卒業直後はどいつもこいつも口を揃えて、Xかわいそう、相方のパワハラやめろって言ってたのになw」
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「しっかし、ほんとまっしゅーずと前日のホラゲのダブルコンボは、Xの才能が光ったな」
「自分もあれで目が覚めたクチだわ。ほんと天才的なムーブだった」
「もう何から何まであおりに見えるもんな。ある意味すごいわ。流石介護されないと一人で歩けないゴミ。
いつになったら一人で歩けるのかw」
「クソムーブかましてからのファンをアンチにさせながら炎上芸をやっていく消耗コンテンツを『あえて』やっていると思ったほうが良いような気がする。
そう思ってないなら今が分岐点」
「正直あのホラゲは盲目信者以外一斉に目が覚めたと思う。実況他人に任せて、イキリ陰キャのGとの出会いという全く需要のない話で実況を遮るクソ。
Aの『バケツもう使わなそうだな』に遮って、クソXがべらぼうな大声で、
『初対面時こいつなんなんだぁ!って思ったよ×2』
つってかき消されたときの気分よ!」
「次回のホラゲは過去の名作じゃなく今流行りの名作だ。つまんねぇってことだけ期待するぜ、X」
インタールード「8月26日」観察者
202X年 8月26日 午前12:37 垢名:観察者
反響があった。
よほど自分の言葉に魅力があるのか幾つかDMが来ていた。「Xの先駆者」に無許可配信の是非について述べてほしい、と。
企業間との権利、許諾問題に関しては、想察の域を超えると面倒や事になるという事くらいか。ただし、疑問に思う点は大きく分けて二つある。
① ゲーム販売元が堂々とゲーム配信の収益化を禁止したにもかかわらず、“ミリオンdeil”に配信のみならず収益化の許可まで出すのか?
② 仮にXが配信並びに収益化許諾を得ていたとしても、「ゲーム実況中心の配信」ではなく、飲みと雑談メインの「垂れ流し配信」をするのは?
③ 最近は生放送ばかりで、アーカイブ投稿以外の動画投稿は月1本あるかないか。なぜ生放送ばかり行うのだろう?
まず①だが、ゲーム許諾の有無は、現段階では正直推察致し兼ねる。
なので、②から論じよう。
まずゲーム配信者というのはゲームを遊び、その魅力を視聴者に伝え、対価として再生数や登録、さらなるリターンとして投げ銭などを戴くというのが主だった仕事内容だと思う。
企業様の作品を稼ぎに使わせて頂いている上に許諾まで貰っているのなら、そのゲームの魅力を最大限に伝える努力をするものだろう。
だが、Xの配信を見かねるに、そのような努力はしていないように思う。本当の「垂れ流し」だ。
アーカイブにしたってそうではないか。
長時間の生放送はしょうがないにせよ、そのまま無編集のまま投稿するのはいかがなものか。せめて20~30分間隔で分割してあげるか、見せ場のみを切り取ってそこのみメインチャンネルに投稿くらいはしてほしいものだ。
――なぜ努力しない?
――なぜ酒を飲みながら、泥酔配信という醜悪な姿を見せられる?
――なぜ動画編集を嫌う?
となると、とある疑問が浮上する。
許諾を得てプレイするゲームにしては、責任感や愛情・愛着など微塵も感じられない――なぜか。
それはチャンネル概要欄に記載があるように「人生楽しんだもん勝ち」――宣伝ではなく気楽に、楽しむために“とあること”を怠っている、またはそうする必要のない重荷のないゲームをプレイしたいからだとアンチは考える。
“とあること”というのは端的に言えばゲーム配信の許可をとること。
許可をとる必要のないフリーゲームや海外発祥のゲームをプレイしているのではないか――これなら垂れ流しでも大丈夫だ。
無断だからこそ無責任にプレイできる=気楽に・自分のみが楽しんでプレイできるから。Xはこう考えているのではなかろうか。
そうなると少し話はややこしくなってくる。“ミリオンdeil”にいる以上、収益化が絡んできてしまうからだ。
ゲーム実況というジャンル自体、もともとは動画投稿主が収益化を目的としていない趣味の延長線上である事を前提に、無許諾の使用・ゲーム配信などにメーカー元が目を瞑っていただいた時代は少なからずあっただろう。
ゲーム配信は、視聴者の目を通していい宣伝になる。
そこに動画サイトは眼をつけ、広告料などを募って人気のある動画投稿主は、動画クリエイターとして視聴者を集め、効率よく宣伝するのを嚆矢とした。配信業は仕事のジャンルとして確立していったのだ。
しかし今は時代が違い、収益化に関する金銭問題や著作権・版権など権利擁護が著しい。大手のメーカーもホームページにゲーム配信者向けのガイドラインを制定するなどして明確に記載されている。
さらに、いわゆるネットいじめやデジタルタトゥーのような自殺に繋がりやすい犯罪を防止・抑制するための法律・規則の施行取り締まりも厳格になってきている。
そのような現況で、第三者の目を光らせている――もちろん視聴者やアンチなどもこれに含まれている――にもかかわらず、Xだって無許諾で収益化配信はやらない、または先駆メンバーが互いに注視していることだろうと思っている。“ミリオンdeil”での『配信者規約』にも目を通したが、配信許諾などは『事前に』許可をもらうよう、規定されているようだった。
動画投稿できないのはノルマがきついせいだ。どの程度のノルマがあるのか不明だが、どちらにせよ動画編集をするくらいの時間があるのなら、生放送してノルマをこなした方がよいとさえ思える。
そのノルマをこなそうと頑張っている、公認配信者であるのならさすがに守っているだろう――という推論もそれもまた覚束無い個人の考えに過ぎない。
Xが本当に能無しの能天気の無知だった場合、確実に炎上案件になる。
速攻で燃え尽きてしまうだろう。だからアンチはそのことについてかなり気にするのだ――。
いま確実に言えることは、いち視聴者がむやみやたらと断言しないことだ。
「自分は〜」
「推測に過ぎないが〜」
「個人の見解として〜」
これらをつけるだけでかなり柔らかくなる。
これ程まで都合の良い言葉はなかなか無いよ。
***
更に質問されたのが、ファンの描いたイラストを無断で告知に使用するのはどう思うかというもの。
これに関しては引用RTを介するか、保存し再添付にて使用するかではかなりの違いがある。今回は前者だったことから、著作者が問題提起していなければ、取り立てて非難することでは無いと感じた。
が、ファンアートに個別の反応を見せることは問題の原因にもなり得るため、これ限りにするのが懸命。
“慧眼グルド”でもやっていた通り、ファンアート紹介のコーナーやアカウント内で応募されたものなどを、Xが配信等で感謝を込めて紹介するのであれば、界隈も盛り上がりを見せるのではないかと思う。
今日の配信を見る限り、取り立てて見所や笑いどころはないが、良くも悪くも「普通」だった。苛辣な言葉に言い換えれば、埋もれていく配信者のそれ。
不評だったらしい「あのホラゲ垂れ流し配信」を視聴していないため、何とも言い難い。
が、やはり根本的な問題はかなり根深そうだ。
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202X年 8月27日 午後3:45 垢名:観察者
もう一度言うが、Xの配信で「視聴者が可哀想」という所感は自分にはない。
何故なら、視聴者には(視聴する・視聴しない)の選択肢があり、自身で選択する権利があるからだ。
ただし、それは「見なければいい」と他人が決める事でも、粗慢な活動の言い訳にする事でもない。Xは恐らく「嫌なら見るな」なんて事は言っていない。
「いやなら見るな」の源流は有名人がラジオで放ったものがネットスラング化したもの。
おそらく別の人物が、この愚痴の海を見て言い放った言葉だろう。配信者=視聴者(自分)の相互関係に、第三者(他視聴者)が介入するから、海はうねって新たな嵐を呼ぶ……。
***
全1は誇大広告、タイトル詐欺らしい。
正直、全1を自称し反感を買う事は致し方無し。
但し、人と人とのコミュニケーションで第一印象が大事だというように、動画のタイトルとサムネは初見にとっての第一印象にあたる。
新規層を獲得するチャンスでもあるので、元全1と名乗るのもまた、致し方無しではないだろうか。
尤も、タイトルそのものを純粋に指摘している視聴者ばかりでは無いだろうが。
***
新規ユーザーを引き寄せられる企画を立案しなければ、衰退は免れない。
前時代の貯蓄はあるにせよ、Xとして何の結果も残せないまま始まらずして「オワコン」になってしまう。
10万人は数字として大きな区切りではあるが、10万人と99999人の違いはたったの一人。まだ間に合う。
取り返しがつかない人数まで落ちる前に、動かなければ。
出来ないのであれば、延命措置としてコアな層を定着させなければ。
しかし、視聴者も人間だ。若い女性層にフォーカスを絞るのであれば尚のこと、「推し変」が必ず来る。
推し変の理由としては2択。飽きか、新しい推しを見つけたか。
前者はともかく、後者はこちら側で阻止することは不可能。故に、視聴者を上手く循環させ、安定させることが重要。
比べて、男性にフォーカスを絞るとすれば、女性と違い、浅く長く視聴を継続してくれる場合が多い。故にその「浅く」の部分が難点にもなる。この先の活動内容にもよるが、男性層は金を落としにくい。
***
“ミリオンdeil”は中国企業故先が無い。昨今の状況からして真っ暗だ。
だからこそ、生活の為であろうと、少数での触れ合いの場が欲しかったであろうと、”つべ”を安定させた後に移行し、それに準ずる形にしなければならかった。
”つべ”に1ないし2本動画を投稿した直後に“ミリオンdeil”に移行。さらに突如として発表された“公認配信者”という称号。予定調和の如く発表されたこれらの行動に、戸惑いと不信感は生まれるだろう。
なるべく早く金が欲しかったにせよ、公認配信者としての枷があったにせよ、あまりにも見通しのない初動だった。
有料コンテンツを保持するゲーム配信者は、個人の地盤を固めた上で同時にそれをこなしている場合が多い。それを怠り、元来の知名度に頼りきった活動を始めた結果がこれだ。
“慧眼グルド”卒業という、あまりにも衝撃的な事実が絡まり、整理する時間もなかった(かのように見える)故、元々初期活動がしにくい状況であったことは否めない。
しかし同時に、“慧眼グルド”から引き抜いた多数の視聴者を獲得し、他の底辺実況者よりはるかにアドバンテージを得ている状態で、個人活動を開始したことは事実だ。活かしようによっては、“慧眼グルド”と双極をなす強みになり得たはず。
今となっては、凝り固まったファン層の言動によって、病状が進行している――末期がんレベルの弱点に変わりつつあるが。
***
「笑顔でいてくれたらいい」
「垂れ流し配信でもいい」
信者のいうこれらの意見はそこまで的外れな意見ではない。他の所論を排除せんばかりの流れは褒められた事では無いが。
しかし、この「他者の所論を排除する流れは良くない」という流れが生まれたことは、因果応報めいた部分があるだろうね。これを視聴者――新規参入者を含む――がどう解釈するか。それが鍵になるだろう。
Xが今回のゲームの許諾について疑問を投げかけられている理由は、釣り動画等に寄せられた指摘や疑問に対しては迅速な対応を見せたが、この件に関してなぜか無反応だから――というのが個人的な所見。
誠実な対応をした事実がある手前、これまでの指摘を無視してこなかった事がアダとなったか。これでは何か隠していると言っているようなものだ。
視聴者としての所感だが、Xが随分と飽き性なのは否めないね。しかし、一度自分が思い描いた空想の世界に入れば彼は強いと思っている。
人は納得した時に行動に移るもの。光明を目指し、今まで動いてきた。
――すべてが裏目に出ていることを知らずに。
---
202X年 8月28日 午前9:52 垢名:観察者
基本的な考えとして視聴者が可哀そうだと思ったことはない。先に論じてきた通り、視聴者の権利として配信や動画を「見る」「見ない」の選択肢が設けられている。
それを行使せず、今まで密かにXを応援してきた視聴者はここにきて愚痴をこぼし始めた。
Xがやり方を顧みない限り、視聴者の飽きを加速させる「呆気」の作用で、早々に立ち去るのは明白である。
それと、これまで論じてきた手前申し訳ないが、個人的にはこの垢自体、愚痴を発信するだけの存在だと思っている。DMを送られてきても申し訳ないが返信できないが、目は通す。
また、変に解釈して自らの空想・想像の域を経て、杞憂すら凌駕する思考を持つ者もいるようだが、あらかじめ断っておこう。
私自身は何者でもない。人として最底辺を歩む人間が、視聴者としての感想を“適当”に駄弁るだけです。あくまで、適当ですよ。