公開中
「___」第七話 最終話
あてんしょんは注意点という意味なのです
・人が死ぬ
・重めかも
最終話だぞ!
兄が後ろを振り向くと
自分に銃を向けている弟がいた
「なんで僕…兄さんに銃を向けているの?」
弟は困惑していた
でも兄の方が困惑していた
「なんでわからないの?」
「僕の体勝手に動いてるみたい…」
「え…?」
弟の表情はどんどん壊れていく
「なんでこの手を下ろすことができないの?」
さっき腕がちくっとしたのはこれだったのか。今あいつに操られてるんだ
「いやだ。いやだ!僕兄さんを撃ちたくなんかない!!」
弟の目から涙が出る
「いやだいやだいやだいやだ」
弟はもう泣くことしかできない
「この世界から出るって約束したんだ!みんなで出るって…!」
兄は顔に汗をかくばかりで何もできなかった
「なんで…」
涙がたくさん出てきた
「僕は幸せになりたいだけなんだよ…」
手に力が入る
「やめろおおおおおおおおおおおおお」
こう言ったって意味ないのに
なんで操られることしかできないの
弟は気付けば引き金を引いていた
パァンっという発砲音が鳴り響く
「兄…さん?」
兄はその場に倒れた
「兄さん…?」
優しかった兄はもう何も答えてくれない
「兄さん…返事をしてよ…」
「…」
「お願いだから…」
「…」
僕はもう何もできなかった
「みんなの死を犠牲にしないために僕だけでも出なきゃ」
この考えはおかしいのかもしれない。でも今はそうするしかないんだ
「ッ」
もう足も動かないのか
「なんでだよ…ッ」
銃の口が自分に向いている
「やめてよ…もう」
もう一度手に力が入る
「やめて…やめてよ…やめろよ…なんで…」
引き金を引いていた
「いやだよおおおおおおおおおおお」
弟もその場に倒れた
もうここにいた者はぜんいんしんだ
…と思っていたらあいつが体の再生を始めていた
「んッ」
その声は酷く醜い声だった
「あいつらは皆。この世界から出たがっていた。だから出させてやったんだ。この『生きている世界』からでしてやったんだ」
お話完結ですありがとうございました!!
これ自信作なんですよ(
これからもみんなが楽しめるようなお話を作っていけたらなーと思います!
ではまた次の話で!