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縁結び屋 氷の縁結び娘は初恋に出会う。⑦〜君がくれた世界〜
「…ははっ」
無くなって気付くものがある、とはこの事だ。
実際、美氷が居なければ、何か物悲しい。
「拓海様、朝餉は…」
「そこに置いといていい」
きっと当主命令か何かで何が何でも食わせろと言われたのだろう。
だが、爺のメシなんて死んでも食いたく無い。
「拓海様…」
「わたくしが一緒ならば食べられますわよね?」
ゆあのが割って入って来た。なぜそういう結論に行き着くのか理解できない。
が、子供扱いされるのは嫌なので黙々と食べる。
「ほら」