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卓球部🏓#2
こんにちはーー!七星でーす!
続編出たよー!
「……よし、今日の練習はここまで。全員集まって」
唯乃先輩の声が体育館の天井に反響し、部員たちがゾロゾロとコートの中央に集まり始める。
ミーティングをするのは、もちろん爽先輩の役目だ。爽先輩はみんなの前に立つと、いつものように自分のバッシュのつま先を見つめたまま、ボソボソと何かを呟き始めた。
「……えーと、今日の練習は、あの、ドライブの軌道が、うん、あそこの台の跳ね方がちょっと、でも次は大会だし、えっと、だから……」
声が小さすぎて、最前列にいる私にすら「蚊の鳴くような声」にしか聞こえない。後ろの席の部員たちにいたっては、完全に意識がどこかへ飛んで別のことを考えている顔だ。
爽先輩は一人でブツブツと納得するように頷くと、最後にさらにボリュームを下げて言った。
「……じゃ、そういうことで。……解散」
「ちょっと!爽先輩、聞こえません!!」
静まり返った体育館に、未頼の鋭いツッコミが響き渡った。
するとゆず那が一歩前に出ると、両手を口元に当ててメガホン代わりにして、爽先輩に向かって叫ぶ。
「爽先輩! 声ちっちゃすぎです! もっと声を太くーー!! お腹から出して!!」
「えっ、あ、う、うん……」
突然のダメ出しに、爽先輩は完全にパニックになった。部員全員の視線が一気に自分に集まり、顔まで真っ赤になっている。
爽先輩はゴホンとわざとらしい咳払いをし、喉にぎゅっと手を当て、未頼に言われた通り「太い声」を出そうと大きく息を吸い込んだ。
「――っ、ぬぉ、おんっ!! ……あ、あつまれぇい……っ!!」
体育館に響き渡ったのは、大人の渋い声でもなく、お相撲さんのような声でもない、喉に何かが詰まったような、なんとも形容しがたい「変な声」だった。
一瞬の静寂の後。
「ぶふっ!!」
隣にいた松門が、今度は耐えきれずに盛大に吹き出した。倒れそうになりながら、お腹を抱えて爆笑している。唯乃先輩も信じられないものを見たような顔で、口元を手で押さえながら、激しく肩を震わせていた。
「爽先輩……! 今のなんですか、最高です!」
ゆず那が嬉しそうにサムズアップすると、爽先輩は「……もう、しゃべるの無理……」と小さな独り言をこぼし、両手で顔を隠すようにして這うように体育館の隅へと逃げていってしまった。
ほんっとうに、毎日が面白すぎるんです!部活たのしいー!部活での出来事をこれからも小説にしていくから、読んでねー!