公開中
第一話:日本にて…
書いてる途中に地球防衛軍が頭の中によぎったり、ニーアオートマタが浮かんだり…
まぁ、大丈夫でしょ!
神の悪戯…これを読んでいる者は聞いたことがあるだろうか?
世界がまだ平和だった頃が懐かしいほど、今の状況は恐怖だ。
神の悪戯で有れば、思いつくのはパンドラの箱やゲームの神の悪戯…とかだろう。
しかし、今の状況はそんなの比じゃない…
それこそ、言ってしまえば生態系の崩壊だ。
「隊長!第2障壁…破られました!」
部下の声が聞こえて来る。
「全員!ここが最後の砦だ!全力で守れ!」
俺は、部下たちに大声で指示を出す。
「「イエッサー!」」
とやる気に満ちた声が聞こえて来る。
俺たちが戦っている物…いや、生物はどこぞの巨人とかのように人型ではない。
昔のゲームを思い出させるような生物…それは、蟻だ。
二年前、急に世界に大きな蟻が生まれた。
それは、人を食べ、人の味を覚えた。
初めの方は、自己防衛で持っているピストルで何とかなったが、今ではロケットランチャーや戦車、原子爆弾を使わないと勝てなくなってきた。
さらに、ここは日本…
原子爆弾の使用禁止国だ。
そのため、アサルトライフルやスナイパーライフルを使用して戦っている。
「政府の屑が!こんなの勝てねーよ!」
俺は政府に愚痴を吐いてスコープに目をつけた。
その瞬間、耳に入るカサカサという音。
ゴキブリのような気持ち悪い音に顔を顰めながら引き金に手をつける。
スコープに蟻が映った。
1匹2匹のような数ではない…
十、二十とどんどん増えていく。
しかも、1匹の平均体長は10mを余裕で超えている。
そんなものが無限に来る…
「打て!打ちまくれ!」
俺が指示をすると一斉に打ち始める。
しかし、金属に当たったかのような音がし…次の瞬間隣の部下が死んだ。
「!!?」
全員が呆然と立ち尽くしている。
何故隣の部下が、同士が死んだのか分からないからだ。
「打つの止め!撤退…直ちに撤退せよ!」
俺は、撤退の指示を出す。
もしかしたら、新型の蟻かもしれないのだ…
わからない状態では手を出さない方がいい…
そう思い、撤退を言い渡したのだ。
第3障壁を後ろに車を走らせる。
一人でも多く生き残るために…
残った者には、別の指示を出した。
その指示は…『国のためにここで死ね!』だ。
つまり、自殺しろと言っている。
方法は、敵をより多く撃滅できる方法…そう、自爆だ。
自身にC4や毒ガス、麻痺ガスの入った発煙弾を使う。
いくら蟻といえど、息はしている。
だから、毒ガスとかも効くはずだ。
後ろの方から、煙と爆発音が上がった。
威力が高すぎたのか、こっちまで蟻の顔が吹き飛んできた。
「やっぱり、爆弾は効果があります!」
味方が、部下が自爆したことを除けばいいことだ。
ちなみに、何故地雷などの設置型爆弾にしなかったのか…
その質問には、簡単に答えると効果がないからだ。
確かに,最初の方は効果があったが新型により地雷の意味がなくなったのだ。
では、何故さっき効いたか…
それは、味方が自身が食われてから起爆スイッチを押したからだ。
食われながら起爆して自害…
できればこんな死に方はしたくない。
しかし、そうしなければいけないのは事実。
「そういえば、隊長。この先って避難所なんじゃ…」
唐突に部下がそんな事を言ってきた。
しかし、避難所なのも事実…
「無線で状況報告。直ちに避難させろ!」
俺は、やはりダメだなと思いながら指示を出す。
そんな急な指示にも対応してくれる俺の部下は本当に優秀だ。
しかし、無線を繋ごうとした瞬間…
カサカサと聴き慣れた音が聞こえてきた。
「やっぱり無理か…全速力で蟻どもに突っ込むぞ!」
そう、一人でも多く生きて帰らなければならないが、こうなってしまっては仕方がない。
車ごとぶつける。
一応車の中には、火薬が多く乗っているにでそれなりの爆発のはなるだろう。
指示に従いながら部下は無線で状況を報告していた。
「報告は以上です。人類に神の導きがあらん事を!」
部下はそう言って無線を切る。
「隊長!今まで有り難うございました!」
一人一人俺にお礼の言葉を言って銃で自害していく。
なぜ、自身も爆発しないのか?
もし、それで生きていた時に恐怖が来ないようにするためだ。
「あぁ、俺もお前らの隊長になれてよかった。人類に神の導きがあらん事を!」
俺は、アクセルを思いっきり踏み自害した。
その後のことはわからない。
しかし、遠くで飛行機の様なエンジン音が聞こえた。
お読みいただきありがとうございます。
ファンレターの中に、アリとアリが戦うかと言う質問(?)がありましたが、説明不足ですいません。
ありvs人です。
地球防衛軍みたいだと感じて読んでいただいてもかまいません。