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ピーキーブー ③いつ遊ぶ?
部活が終わった。
三人はいつもの帰り道を歩いていた。
🐵「なあ」
🐷「ん?」
🐿️「嫌な予感」
🐵「今度遊ぼうや」
🐷「ええやん」
🐿️「珍しく普通の話やな」
🐵「珍しくって何や」
🐷「それでいつ遊ぶん?」
🐵「それを今から決める」
🐿️「ちゃんと決まるんやろな」
🐵「たぶん」
🐿️「不安になった」
🐵「ほな聞いていくで」
🐷「おう」
🐿️「なんか出欠確認みたいやな」
🐵「月曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「なんでや」
🐷「塾」
🐵「月曜から塾なんや」
🐿️「忙しいな」
🐵「じゃあ月曜終了」
🐷「終了やな」
少し歩く。
🐵「火曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「また!?」
🐷「塾」
🐿️「塾強すぎるやろ」
🐵「ちなみに私も火曜無理」
🐿️「も?」
🐵「も」
🐿️「じゃあ終わりやん」
🐷「終わったな」
🐵「まだ二日目やぞ」
🐿️「ちょっと焦っとるやん」
🐵「ちょっとだけ」
🐷「うちも」
🐿️「嫌な予感してきた」
三人は顔を見合わせた。
🐵「まあまだ五日ある」
🐷「せやな」
🐿️「その言い方がもう危うい」
歩きながら次の曜日へ進む。
🐵「水曜遊べる人」
🐿️「無理」
🐷「無理」
🐵「いける」
🐿️「私だけ脱落やん」
🐷「うちも無理や」
🐵「なんでや」
🐷「塾」
🐿️「また塾か」
🐷「また塾や」
🐵「塾すごいな」
🐿️「もはや四人目の登場人物や」
🐷「塾くん」
🐵「なんか嫌やな」
三人は笑った。
🐵「木曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「いける」
🐷「塾」
🐿️「もう聞かんでも分かる」
🐵「ブーの予定表ほぼ塾やん」
🐷「そんなことない」
🐿️「あるやろ」
🐵「木曜も無理やな」
🐷「無理やな」
🐿️「どんどん消えていくな」
少し風が吹いた。
🐵「金曜遊べる人」
🐷「いける」
🐿️「いける」
🐵「私無理」
🐷「おい」
🐿️「お前かい」
🐵「ごめんて」
🐷「今の希望返して」
🐿️「金曜が一番惜しかった」
🐵「私もそう思う」
🐷「当事者やろ」
🐵「当事者や」
🐿️「もうあかん気がしてきた」
🐵「まだ土曜と日曜がある」
🐷「逆転や」
🐿️「頼むぞ週末」
三人は少しだけ期待した。
🐵「土曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「無理」
🐿️「終わった」
🐵「即終わった」
🐷「ごめん」
🐿️「謝るくらいなら塾休め」
🐷「無理や」
🐵「強い」
🐿️「塾強すぎるやろ」
そして最後の日曜日。
三人は少しだけ緊張していた。
🐵「日曜遊べる人」
🐷「いける」
🐵「いける」
🐿️「無理」
沈黙。
三人は立ち止まった。
🐵「あれ」
🐷「あれ」
🐿️「遊べる日なくない?」
🐵「なくない?」
🐷「なくない?」
🐿️「あると思っとったんか」
🐵「思っとった」
🐷「思っとった」
🐿️「純粋やな」
三人は再び歩き始めた。
🐵「終わったな」
🐷「終わったな」
🐿️「まだ来年がある」
🐵「遠いわ」
🐷「遠いな」
その時だった。
ブーが何かを思い出したように顔を上げた。
🐷「ちなみに……」
🐵「ん?」
🐿️「何」
🐷「水曜と土曜以外個別やねん」
🐵「なんや!?」
🐿️「なんや!?」
二人の声がぴったり重なった。
🐵「じゃあ水曜いけるん!?」
🐿️「土曜いけるん!?」
🐷「いや」
🐵「ん?」
🐷「水曜も無理」
🐿️「は?」
🐷「土曜も無理」
🐵「は?」
🐷「個別じゃないだけ」
沈黙。
🐿️「期待して損したわww」
🐵「それな!」
🐷「ごめんて」
🐿️「今の一瞬だけ希望見えたんやぞ」
🐵「返してほしい」
🐷「申し訳ない」
🐿️「しかも全然関係ない情報やし」
🐵「たしかに」
三人はしばらく笑った。
もう遊ぶ日は決まらなかったけれど、なぜか少し楽しかった。
🐵「まあええか」
🐷「ええな」
🐿️「よくないけどな」
🐵「またいつか遊ぼうや」
🐷「そのうちな」
🐿️「まず予定合わせろ」
夕日が沈み始めた帰り道に、三人の笑い声が響いた。
ほんわかいいですねー
描きやすいww
じゃ、次回もみてねー!
ばいのりちゃー