仲良しで、親友のピーキーブーの帰り道の物語
ほんわかしている。
いい意味(?)でバカな会話をしている
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目次
ピーキーブー 人物紹介
【🐵キー】
少し日焼けした、小柄な女の子。
長い髪をひとつに結び、青いヘアゴムをつけている。
好奇心旺盛で、思いついたことはすぐ口に出すタイプ。
昔はツッコミだったが、今はすっかりボケ側。
部活帰りにはいつも変な話題を持ち出してくる。
「なあ」が口ぐせ。
ーーーーーーーーーー
【🐷ブー】
少しもちもちした美味しそうな女の子。
長い髪をひとつに結び、黒いヘアゴムをつけている。
のんびり屋でマイペース。
キーの思いつきに真っ先に乗っかることが多い。
面白そうだと思ったら、あまり深く考えない。
「ええやん」が口ぐせ。
ーーーーーーーーーー
【🐿️ピー】
色白で、小柄な女の子。
肩につかないくらいの短い髪で、結んでいない。
三人の中では一番冷静。
キーとブーの暴走を止めるツッコミ役。
呆れながらも結局最後まで付き合う優しさを持っている。
「嫌な予感」が口ぐせ。
ーーーーーーーーーー
【三人について】
部活帰りに一緒に帰る仲良し三人組。
キーが変なことを言い出す。
↓
ブーが「ええやん」と乗っかる。
↓
ピーが止める。
↓
それでも話は進む。
そんな毎日を送っている。
ピーキーブー ①雨宿り
🐿️:ピー
🐵:キー
🐷:ブー
部活が終わった。 校門を出たとき、空はまだ明るかった。
🐵「今日暑かったな」
🐷「それな」
🐿️「まだ九月やし」
三人はいつもの帰り道を歩き始めた。
🐵「なあ」
🐿️「嫌な予感」
🐵「まだ何も言うてへん」
🐷「今回は何なん」
🐵「もしさ」
🐿️「ほら始まった」
🐵「もし一日中寝ても怒られへん日があったらどうする?」
🐷「寝る」
🐿️「寝る」
🐵「即答やん」
🐷「じゃあ何するん」
🐵「私は外で遊ぶ」
🐿️「暑いやん」
🐵「じゃあ家で遊ぶ」
🐷「結局家やん」
三人が笑った。
そのときだった。
ぽつ。
🐷「ん?」
ぽつぽつ。
🐿️「雨?」
🐵「うそやろ」
次の瞬間、雨粒が一気に増えた。
🐷「降ってきた!」
🐿️「しかも結構降ってる!」
🐵「走れー!」
三人は慌てて近くのバス停へ駆け込んだ。
屋根の下に入るころには、外はすっかり雨模様だった。
🐷「危なかったな」
🐵「セーフ」
🐿️「びみょいけどな」
バス停には三人しかいなかった。
しばらくぼーっと雨を眺める。
🐵「なあ」
🐿️「今度は何」
🐵「雨ってさ」
🐷「うん」
🐵「全部一滴ずつ数えたらいくつあるんやろ」
🐿️「知らん」
🐷「すごそう」
🐵「やんな」
🐿️「絶対途中で数わからんようになるやろ」
🐵「じゃあピー数えて」
🐿️「嫌や」
🐷「うち応援する」
🐿️「いらん」
また三人で笑った。
雨はなかなか止まなかった。
🐵「そういえば」
🐷「ん?」
🐵「もうちょっとしたら秋やな」
🐷「早いなぁ」
🐿️「ついこの前まで夏やったのに」
少しだけ静かな時間が流れる。
でも、その空気も長くは続かなかった。
🐵「秋といえば」
🐷「うん」
🐿️「また嫌な予感」
🐵「焼き芋」
🐷「焼き芋やな」
🐵「食べたい」
🐷「食べたい」
🐿️「話飛びすぎやろ」
雨が少し弱くなり始めた。
🐷「お」
🐵「止みそうや」
🐿️「帰れる」
三人は立ち上がった。
🐵「結局今日何の話してたっけ」
🐷「寝る話」
🐿️「雨数える話」
🐵「焼き芋の話やろ」
🐷「たぶん焼き芋やな」
🐿️「違うと思う」
三人は笑いながら歩き出した。
雨上がりの空は少しだけ明るくなっていた。
🐵「なあ」
🐿️「嫌な予感」
🐷「次は何なん」
🐵「冬って鍋毎日でもいけると思わん?」
🐿️「長くなるから帰るぞ」
🐷「逃げた」
🐵「待ってやー!」
帰り道は、今日もにぎやかだった。
またねー
次回もお楽しみに!ばいのりちゃ〜
ピーキーブー ②近道
部活が終わった。
三人はいつもの帰り道を歩いていた。
🐵「なあ」
🐷「ん?」
🐿️「嫌な予感」
🐵「今日さ、近道で帰らへん?」
🐿️「やめとけ」
🐷「ええやん」
🐵「ほら」
🐿️「何がほらや」
キーは得意げに前を歩き始めた。
🐵「ついて来い」
🐷「隊長!」
🐿️「不安しかない」
三人は普段通らない細い道へ入った。
🐵「たぶんこっちやな」
🐿️「もう"たぶん"出てきた」
🐷「まだセーフ」
🐵「安心して」
🐿️「その言葉が一番信用できへん」
しばらく歩く。
知らない家。
知らない道。
知らない電柱。
🐷「ほんまに合っとる?」
🐵「合っとる」
🐿️「根拠は?」
🐵「勘」
🐿️「終わった」
さらに進む。
しばらくして、道が二つに分かれていた。
🐵「んー……」
🐷「どっち?」
🐿️「ほら」
🐵「こっち!」
🐷「おお!」
🐿️「希望的観測やろ」
選んだ道を進む。
五分後。
行き止まりだった。
三人は立ち止まった。
🐿️「ほらな」
🐵「いや、これは想定内」
🐷「想定内なん?」
🐵「いや」
🐿️「どっちやねん」
仕方なく引き返す。
しばらく歩いていると、小さな公園が見えてきた。
🐷「おっ」
🐵「公園や」
🐿️「初めて見た」
三人は少しだけ寄ることにした。
ブランコが二つ。
ベンチが一つ。
それだけの小さな公園だった。
🐷「なんか落ち着くな」
🐵「秘密基地みたいや」
🐿️「秘密ではないけどな」
少し休憩していると、ブーがふと聞いた。
🐷「そういやキー」
🐵「ん?」
🐷「なんでそんな自信満々やったん」
🐵「それはな」
キーは少し胸を張った。
🐵「実は私な……」
🐷「うん」
🐵「方向音痴やねん」
🐷「そうなん!?」
🐿️「だろうな」
🐵「なんでや!?」
🐿️「今までの会話聞いとった?」
🐷「うちも薄々そうかなとは思っとった」
🐵「裏切り者やん」
🐿️「むしろ今初めて知ったみたいな反応したブーが優しい」
三人は笑った。
少し休んでから再び歩き始める。
ところが。
🐷「なあ」
🐵「ん?」
🐷「どっちから来たっけ」
沈黙。
🐵「……あれ?」
🐿️「ほらな」
🐷「迷った?」
🐿️「迷った」
🐵「まだ分からんやろ」
🐿️「迷子の第一声やそれ」
三人はなんとなく歩き出した。
十分後。
ようやく見覚えのある道に出た。
🐷「帰ってきた!」
🐵「勝った!」
🐿️「何に」
近くの看板を見る。
そこには、
『〇〇駅方面 徒歩18分』
と書かれていた。
🐿️「なあ」
🐵「ん?」
🐷「ん?」
🐿️「いつもの道やったら何分」
🐷「十分くらい」
🐵「たぶん」
🐿️「遠回りやん」
再び沈黙。
🐷「でも」
🐵「うん」
🐷「ちょっと楽しかったな」
🐵「それな」
🐿️「まあ……それはそう」
三人は顔を見合わせた。
🐵「じゃあ次も」
🐿️「やめろ」
🐷「はや」
🐿️「次からは普通に帰る」
🐵「ちぇー」
🐷「残念」
夕日が沈み始めていた。
三人は結局、いつもの道を歩いて帰った。
🐵「なあ」
🐿️「嫌な予感」
🐷「今度は何なん」
🐵「もし空飛べたらさ」
🐿️「長くなるからまた今度」
🐵「えー!」
三人の声は、夕方の道にしばらく響いていた。
また次回!
ばいのりちゃんちゃんMENアイラブユー😘((キモっ
ピーキーブー ③いつ遊ぶ?
部活が終わった。
三人はいつもの帰り道を歩いていた。
🐵「なあ」
🐷「ん?」
🐿️「嫌な予感」
🐵「今度遊ぼうや」
🐷「ええやん」
🐿️「珍しく普通の話やな」
🐵「珍しくって何や」
🐷「それでいつ遊ぶん?」
🐵「それを今から決める」
🐿️「ちゃんと決まるんやろな」
🐵「たぶん」
🐿️「不安になった」
🐵「ほな聞いていくで」
🐷「おう」
🐿️「なんか出欠確認みたいやな」
🐵「月曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「なんでや」
🐷「塾」
🐵「月曜から塾なんや」
🐿️「忙しいな」
🐵「じゃあ月曜終了」
🐷「終了やな」
少し歩く。
🐵「火曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「また!?」
🐷「塾」
🐿️「塾強すぎるやろ」
🐵「ちなみに私も火曜無理」
🐿️「も?」
🐵「も」
🐿️「じゃあ終わりやん」
🐷「終わったな」
🐵「まだ二日目やぞ」
🐿️「ちょっと焦っとるやん」
🐵「ちょっとだけ」
🐷「うちも」
🐿️「嫌な予感してきた」
三人は顔を見合わせた。
🐵「まあまだ五日ある」
🐷「せやな」
🐿️「その言い方がもう危うい」
歩きながら次の曜日へ進む。
🐵「水曜遊べる人」
🐿️「無理」
🐷「無理」
🐵「いける」
🐿️「私だけ脱落やん」
🐷「うちも無理や」
🐵「なんでや」
🐷「塾」
🐿️「また塾か」
🐷「また塾や」
🐵「塾すごいな」
🐿️「もはや四人目の登場人物や」
🐷「塾くん」
🐵「なんか嫌やな」
三人は笑った。
🐵「木曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「いける」
🐷「塾」
🐿️「もう聞かんでも分かる」
🐵「ブーの予定表ほぼ塾やん」
🐷「そんなことない」
🐿️「あるやろ」
🐵「木曜も無理やな」
🐷「無理やな」
🐿️「どんどん消えていくな」
少し風が吹いた。
🐵「金曜遊べる人」
🐷「いける」
🐿️「いける」
🐵「私無理」
🐷「おい」
🐿️「お前かい」
🐵「ごめんて」
🐷「今の希望返して」
🐿️「金曜が一番惜しかった」
🐵「私もそう思う」
🐷「当事者やろ」
🐵「当事者や」
🐿️「もうあかん気がしてきた」
🐵「まだ土曜と日曜がある」
🐷「逆転や」
🐿️「頼むぞ週末」
三人は少しだけ期待した。
🐵「土曜遊べる人」
🐿️「いける」
🐷「無理」
🐵「無理」
🐿️「終わった」
🐵「即終わった」
🐷「ごめん」
🐿️「謝るくらいなら塾休め」
🐷「無理や」
🐵「強い」
🐿️「塾強すぎるやろ」
そして最後の日曜日。
三人は少しだけ緊張していた。
🐵「日曜遊べる人」
🐷「いける」
🐵「いける」
🐿️「無理」
沈黙。
三人は立ち止まった。
🐵「あれ」
🐷「あれ」
🐿️「遊べる日なくない?」
🐵「なくない?」
🐷「なくない?」
🐿️「あると思っとったんか」
🐵「思っとった」
🐷「思っとった」
🐿️「純粋やな」
三人は再び歩き始めた。
🐵「終わったな」
🐷「終わったな」
🐿️「まだ来年がある」
🐵「遠いわ」
🐷「遠いな」
その時だった。
ブーが何かを思い出したように顔を上げた。
🐷「ちなみに……」
🐵「ん?」
🐿️「何」
🐷「水曜と土曜以外個別やねん」
🐵「なんや!?」
🐿️「なんや!?」
二人の声がぴったり重なった。
🐵「じゃあ水曜いけるん!?」
🐿️「土曜いけるん!?」
🐷「いや」
🐵「ん?」
🐷「水曜も無理」
🐿️「は?」
🐷「土曜も無理」
🐵「は?」
🐷「個別じゃないだけ」
沈黙。
🐿️「期待して損したわww」
🐵「それな!」
🐷「ごめんて」
🐿️「今の一瞬だけ希望見えたんやぞ」
🐵「返してほしい」
🐷「申し訳ない」
🐿️「しかも全然関係ない情報やし」
🐵「たしかに」
三人はしばらく笑った。
もう遊ぶ日は決まらなかったけれど、なぜか少し楽しかった。
🐵「まあええか」
🐷「ええな」
🐿️「よくないけどな」
🐵「またいつか遊ぼうや」
🐷「そのうちな」
🐿️「まず予定合わせろ」
夕日が沈み始めた帰り道に、三人の笑い声が響いた。
ほんわかいいですねー
描きやすいww
じゃ、次回もみてねー!
ばいのりちゃー
ピーキーブー ④忘れ物
部活が終わった。
三人はいつものように校門を出た。
🐵「やっと終わったー」
🐷「疲れたー」
🐿️「今日は早く帰りたい」
しばらく歩いたところで、ブーが立ち止まった。
🐷「あ」
🐵「ん?」
🐿️「どうしたん」
🐷「水筒忘れた」
🐿️「今言う?」
🐵「今言う?」
🐷「今思い出した」
🐿️「最悪やん」
🐵「戻るか」
🐿️「嫌な予感」
三人は学校へ引き返した。
さっきまでいたはずなのに、校舎は少し静かになっていた。
🐷「教室やったと思う」
🐵「思う?」
🐿️「思うって何」
🐷「たぶん」
🐿️「たぶん多すぎるな今日」
三人は階段を上がった。
誰もいない廊下は少しだけ不思議な感じがした。
🐵「なんかさ」
🐷「ん?」
🐵「放課後の学校って怖ない?」
🐿️「別に」
🐷「ちょっと分かる」
🐿️「お前ら映画見すぎや」
教室の前に着いた。
🐷「あれ」
🐵「どうした」
🐷「ない」
🐿️「は?」
🐷「机の横にない」
🐵「ほんまや」
🐿️「どこ置いたん」
🐷「覚えてない」
🐿️「終わった」
🐵「捜索開始やな」
🐷「隊長!」
🐿️「隊長ちゃう」
三人は教室を探し始めた。
机の下。
ロッカー。
窓際。
どこにもない。
🐵「部室ちゃう?」
🐷「あー」
🐿️「その反応怪しいな」
🐷「ワンチャン」
🐿️「ワンチャンで探すな」
部室へ向かうことになった。
途中、空き教室の前を通る。
🐵「なあ」
🐿️「何」
🐵「この教室開いとる」
🐷「入る?」
🐿️「入らん」
🐵「ちょっとだけ」
🐿️「ちょっとだけでも入らん」
🐷「即却下や」
三人はそのまま進んだ。
部室へ到着。
🐷「ない」
🐵「ないな」
🐿️「次」
🐷「次?」
🐿️「まだ候補あるん?」
🐷「いっぱいある」
🐿️「覚えてへんだけやろ」
その時だった。
廊下の向こうから先生が歩いてきた。
先生「何してるんや」
🐷「水筒探してます」
先生「またか」
沈黙。
🐵「また?」
🐿️「また?」
🐷「……」
先生「前も探してたやろ」
🐵「常習犯やん」
🐿️「もう首から下げとけ」
先生は笑いながら去っていった。
三人は再び探し始めた。
けれど見つからない。
🐵「ほんまにどこや」
🐷「知らん」
🐿️「持って帰ったとか」
🐷「それはない」
🐿️「なんで言い切れるん」
🐷「ちゃんと覚えとる」
🐵「珍しいな」
🐷「失礼やな」
しばらく歩いたあと、ブーが急に止まった。
🐷「あった!」
🐵「どこ!?」
🐿️「どこや!?」
🐷「ここ」
ブーは自分のカバンを開いた。
中には水筒が入っていた。
沈黙。
三人とも動かなかった。
🐷「あった」
🐵「あったな」
🐿️「あったな」
さらに沈黙。
🐿️「帰る」
🐵「帰る」
🐷「待って」
🐵「一時間返して」
🐿️「返して」
🐷「結果オーライやん」
🐿️「最初から持っとっただけや」
🐵「探してへんやん」
🐷「でも見つかった」
🐿️「その理論嫌い」
三人は笑いながら階段を下りた。
校門を出るころには、空が少し赤くなっていた。
🐵「なあ」
🐿️「嫌な予感」
🐷「今度は何」
🐵「明日忘れ物する人」
🐿️「ブー」
🐷「ブー」
🐵「満場一致やん」
🐷「なんでや!」
笑い声が帰り道に響いた。
また次回も見てくれー
じゃ、ばいのりちゃ〜
ピーキーブー ⑤精神年齢
部活が終わった。
三人はいつもの帰り道を歩いていた。
🐷「なあなあ」
🐵「ん?」
🐿️「嫌な予感」
🐷「今から精神年齢診断やろー」
そう言うと、ブーはカバンから一冊の本を取り出した。
🐵「何で持ってんねん」
🐿️「まずそこからやろ」
🐷「図書室で借りてん」
🐵「借りる本ちゃうやろ」
🐿️「意外と置いてあるんやな」
🐷「おもろそうやったから」
🐵「まあ、おもろそうではある」
🐿️「やるんかい」
ブーは本を開いた。
🐷「第一問!」
🐵「始まった」
🐿️「帰ってええ?」
🐷「あかん」
🐿️「やっぱり」
🐷「あなたは休みの日に予定がなくなりました。どうする?」
🐵「遊ぶ」
🐿️「家でゆっくりする」
🐷「寝る」
🐵「見事に分かれたな」
🐷「第二問!」
🐿️「まだあるんか」
🐷「買い物に行った時、一番気になるものは?」
🐵「お菓子」
🐿️「本」
🐷「お菓子」
🐵「仲間や」
🐿️「そこだけやろ」
何問か答えながら歩いているうちに、だんだん家が近付いてきた。
🐷「よし!」
🐵「出た?」
🐿️「結果?」
🐷「結果発表!」
🐵「おお」
🐿️「おお」
🐷「まずキー!」
🐵「はい」
🐷「16歳!」
🐵「おおー」
🐿️「意外と高いな」
🐷「なんか悔しい」
🐵「何でやねん」
🐷「次、ピー!」
🐿️「はい」
🐷「13歳!」
🐵「それっぽい」
🐷「それっぽいな」
🐿️「それ褒めとる?」
🐵「たぶん」
🐷「たぶん」
🐿️「怪しいな」
🐷「そして最後!」
🐵「うん」
🐿️「うん」
🐷「うち!」
🐵「うん」
🐷「3歳!」
一瞬、沈黙が流れた。
🐵「www」
🐿️「www」
🐷「笑うなや!」
🐵「いや無理やろ!」
🐿️「予想以上やった」
🐷「何でやねん!」
🐵「3歳て」
🐿️「強すぎる」
🐷「納得いかへん!」
🐵「まあまあ」
🐷「でも、キーもいっつも迷子になったりいろんなところに走り回ったりしてるやん!」
🐵「うっ」
🐷「なんでうちは3歳でキーは16歳なん!?」
🐵「知らんがな」
🐿️「いや、でもキーは頼りになる時あるやん」
🐷「なんでなんで!?」
🐿️「私らのこととか結構見てるやん」
🐵「せやな」
🐿️「せやなちゃう」
🐷「えぇー?」
🐵「ほら、ピーもこう言うとるし」
🐿️「調子乗るな」
🐵「はい」
🐷「でも納得いかへん」
🐿️「だってキー、なんやかんや周り見とるやん」
🐵「せやろ?」
🐿️「せやろちゃう」
🐷「なんでなんで!?」
🐿️「その『なんでなんで』が3歳って診断される原因ちゃうん?」
沈黙。
🐵「あー」
🐿️「なるほど」
🐷「納得すな!」
🐵「たしかに」
🐿️「たしかに」
🐷「お前ら絶対グルやろ!」
三人は笑った。
少し歩いたあと、ブーがまた口を開いた。
🐷「でもさ」
🐵「ん?」
🐷「3歳ってことは、まだまだ成長できるってことやんな」
🐿️「前向きやな」
🐵「じゃあ将来は20歳とかになるかもな」
🐷「なる」
🐿️「即答やな」
🐷「なる!」
🐵「すごい自信」
🐷「なんでなんで?」
🐵「ほら」
🐿️「出た」
🐷「あっ」
🐵「3歳や」
🐿️「3歳やな」
🐷「違うって!」
三人の笑い声が帰り道に響いた。
🐵「でもおもろかったな」
🐷「やろ?」
🐿️「まあな」
🐷「今度は性格診断の本借りる」
🐿️「まだやるん?」
🐵「楽しそうやん」
🐿️「嫌な予感」
夕日が少しずつ沈んでいく。
🐷「なあ」
🐵「ん?」
🐿️「何」
🐷「精神年齢って毎年変わるんかな」
🐵「知らん」
🐿️「知らん」
🐷「じゃあ来年またやろ」
🐵「ええやん」
🐿️「その時も3歳やったら笑う」
🐷「なんでやー!」
三人の笑い声は、しばらく止まらなかった。
ばいのりちゃ〜