公開中
第二章 鉱脈の援け①
第二章、始まりました。
二章は「鉄」がカギになってくる章です。
なるべく変わらない頻度で投稿していきますので、
そこのところ宜しくお願いします。
ということで、起きて、目覚めて、勇者様──
「きりきりぽこぽこおうまいがぁ...」
───意味不明な単語。
疲れた僕の声が、辺りに満ちてゆく。
その声すらかき消すように、疲れが行き渡る。
「お、おんりーチャン...」
ペンちゃんの、呆れたような、心配するような一言。
「と...とりあえず、どうする、」
思考の追い付かない僕を支える、親友の存在。
それのありがたみを、今日改めて知った──かも。
ペンちゃんは真面目に話を進める。
「ええと、おんりーチャンのパパさんは...」
僕は、「ちょっと傷ついていて、アイアンゴーレム──」
──それだけ、当たり前の事を言う。
自分の弱みを知り、少し、顔を伏せる。
けれども僕は、発言から5秒くらい経って、やっと気づいた。
「傷ついたアイアンゴーレム」には、修復方法があるんだ。
確か───
「アイアン──、鉄──、鉄...インゴット!」
「どうしたの、おんりーチャン」
当然のようにツッコまれる。
まぁね、急に鉄インゴットなんて叫ぶ人、他にいないけど。
「鉄インゴットを、集めるんだ!これで修復できる!」
「まあ、おんりー!鉄を集めるの?」
突然、母さんが口を開いた。
「それなら私も協力するわよ!ほら、使って!」
──ドスン。
何か、重い箱が置かれた。その箱を開ける。と───
「「ええええ!?」」
僕とペンちゃんは絶叫。だってその中には──
「こんなに、鉄─────!?」
数えきれない程の、鉄、鉄、鉄!
「この鉄は、ゴーレムの修復には使えないから、
装備や武器に使いなさい~ ペンちゃんもどうぞ~」
母さんは軽く言う。軽く言えるのが凄い。
「ありがと、母さん」「ありがとうございます!」
僕たちは礼を言い、少しばかり鉄を眺めた。
光沢のある、輝く鉄インゴットだった。
「母さんは、なんでこんなに鉄を?」
興味本意で聞いた。
「ふふ、だって私、ずっと父さんといるもの!
何かあった時、鉄が無いと大変じゃない?」
「あ~」
やっぱり。予想通りの答えだった。
「ママさーん、装備ってどうやって作ればいいんですか~」
ペンちゃんが聞く。僕も知りたかったこと。
「あ、教えるの忘れてた!この『作業台』、使って!」
そう言って、母さんは四角い何かを指差す。
「わぁ、なにこれ!」
ペンちゃんがはしゃぐ。僕も正直驚いた。
だって、こんなので作れるのか???
母さんの言った『作業台』は、ただの四角。
四角に模様、四角の中に九つ四角...
「よくわからん───」と呟く。
四角、四角四角、四角四角しかく....
あぁ、頭がおかしくなる~...
もう一度、『作業台』と言う名の『四角』を見つめる。
やっぱり、しか───
「───あれ?」
ペンちゃんが、九つの四角の中に、鉄を置いている。
それだけで、器用に装備を作ってゆく。
「あっ、これ、おんりーチャンの分。どーぞ!」
「あ、あぁ、うん。」
よくわからん、が、素直に受け取った。
ペンちゃん、僕がぼんやりしてる間に何があった。
僕も装備、作りたかったなぁ。
ヘルメット、チェストプレート、レギンス、ブーツ、
ピッカピカの剣、とんがったツルハシ───
完璧な装備だ。どうしてこうなった。
これだけは本当に、いつまでも謎だ。
あとで、母さんに教えてもーらおっと。
「装備も整ったことだし、鉄集めスタート!」
「あらまぁ!装備、似合ってるわよ~」
似合ってるなら良かった。ちなみにこの装備、重いけど。
「それで、どこで集めるの。」
僕はきっぱりとした一言を吐く。
「確かに───」
僕とペンちゃんは周りを見回す。──すると。
「あっ──!あそこに洞窟がある!」
「本当だ!丁度いいじゃん、入ろう。」
僕とペンちゃんは、洞窟めがけて駆け出した。
「あっ、おんりー、ペンちゃーん!あの洞窟は──」
母さんが何か言ってたけど、
父さんを助けるためなら関係ない事だ。
僕は行く。何があっても、父さんを助ける!
今までに比べて、雑です★((((すみません
1600文字も書いちゃった★((((すみません
あと更新忘れt(((((((すみません