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第一章 ここはゴーレム村④
第一章完結編です!
「返せ!母さんを、返せ!操り野郎が!」
そう言いながら、僕は思い切り石を投げつけた。
石とは言っても、小さな丸石程度を投げつけているだけだが。
近くにある|勇者の剣《ただの木の枝》を振り回し、
瓦礫を、当たる訳無いのに力一杯投げ続け、叫び続けた。
「返せっ!もう、やめろっ!」
…その時だった。
『…分かりましたよ、やめましょう』
誰かが言う。その声には、聞き覚えがあった。
「もしかして……ネコおじ?」
『そうですが?』
「じゃあ母さんを操ったのもお前か…!返せ!」
狙いを変えて、攻撃を始めようとしていた…が。
『違いますよ〜、俺はこの世界の管理人。展開も自由自在です。
今のはおんりーチャンを助けて、物語が進むようにしたんですよ。』
「もの、がたり…」
『とりあえず今は、あなたの望む通り、動かしていいかと思いまして』
「あ、ハイ…?」
『それでは、また。』
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意味深な台詞を残し、彼は去っていった。
この世界は、物語? あぁ、良く分からない。
あと、久々に身体を動かしたから、とてつもなく疲れた。
「はぁ……」
大きくため息をつき、その場にへたり込んだ。
くたっと後ろに倒れかけた時。
「おんりー、危ないわ」
これは確かに、母さんの声だった。
「母さん!」
「ふふ、傷つけちゃってごめんなさいね。でも…私だって、嫌だった。
頭で嫌だって思っていても、体が勝手に動くんだもの。これぞ操りだったわ」
ペンちゃんの読み…当たってる。やっぱり操られていたっぽい。
鳥人族、凄い。
でもとにかく、元に戻ってよかった。
「…っ、あれ?ママさん⁉︎戻ったの⁉︎」
「あら〜、ペンちゃんも。おはよう、ごめんね」
「よかったぁ…!」
ペンちゃんも安心した様子だ。大声出して良いのかは知らないけど。
それじゃあ、これで一件落着……じゃ、ねぇし!
忘れていた。もっと、何より大事なこと。
「戦って終わりじゃねぇよ!父さんを助けなきゃ!」
…家族を助ける、地道な鉄千が始まるのだった。
chu⭐︎短くてごめん♫(((
次から第二章に入ります。
第二章はストーリー性決まってません⭐︎(((
時間かかります。そこら辺宜しく頼みます。
因みに…リク箱で二章の名称アンケートとってたけど、終了にします
(結局は自分で決めた人)