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Dr.
突発的に思いついたネタ!にしてはすごく頑張った!!応援コメント等もらえると嬉しいです!
ああ、ボクはアナタを食べたいんだ
重い事実。
既に奥底に存在していたであろう怪物としての本能的欲求に、ボクをこの世に生み出してくれた唯一無二の親であるドクターにあった感謝も情のようなモノも消えつつあるその事実に、無限に湧き立つ罪悪感がこのガラクタと腐った死体によってつくられたこのカラダにはない筈の心臓が低くどくんと鳴ったように思えた。
「ドクター、ドクター………」
独りでこの広い世界の中で『ボク』をながい時をかけ、ようやく創り上げてくれた親に躾けられた呼び名を声を潜めて呟いた。
ああ、助けてボクはどうしたらいいんです。
ドクター、お願いお願いです。
わからないよ、怖いよ、
ボクは怪物なんです、ドクター
「ボク、ひとりだ」
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深夜、昨日見た月よりもずっと大きく丸い満月がこの何かを測定するような機械や、ガラクタやごみのように思える何かの材料や、数々の薬品がゴチャゴチャと並ぶとても人が出入りするような部屋とは思えないような長年、共にした愛着のある研究室にあの美しい月がキラキラと窓を通して明るく照らされている。
「美しい、」
ふと漏れてしまった独り言に、慌てて口をつぐむがこの時間に呑気に出歩くような者がいるはずがないと後になって気づいた。
側からみれば、小屋や何かにも見えなくもないが、こうしてみれば毎日見ている景色に違いはないが、不思議とそのような感覚になる。
「そうだ、ちょうど良い!アレの夜間でのデータがまだまだ不足していた」
記録をとろうとなんだか身体が軽く揚々とした気分になった事で普段なら冷静にまず、基礎データを完璧にとった上で研究者は数名は要する危険が伴う生命体の開発を私はつい先日、成し遂げた。だが、あれは生命体とそう形容してしまっていいものなんだろうか。ふと、疑問が頭によぎる。
だが、遅すぎた。脳の思考回転速度が増してく中でドアノブへと伸ばしていた手はもう掴んでしまっていた。
音もなくゆっくりと開いていくドアの先、厳重なセキュリティで管理されているこの散らかった部屋に似つかわしくない荘厳な雰囲気を漂わせる科学装置があった。
「いや、何を焦る必要があったんだ」
少々、私は冷静さを欠いていたようだ。今夜はもう寝ようと踵を返そうと、ドアは振り返った瞬間、聞こえた。
「ドクター、…………」
驚きと興奮がじわじわと胸の奥から押し寄せてくるようだった。
「ドクターフランケンシュタイン、、」
なんとあの生命体は開発者である私の名を呼んだのだ。今、この瞬間に!
ああ、この研究室で彼について研究している間は主に昼間だったからか、このようなデータは今まで一度もとれたことはなかった。それに彼には脳の学習機能を発達させようと何度か実験をしたが、いずれも失敗したかに思えたが、今この瞬間成功した事が判明した!
ああ、そうだったか。彼は夜間に活動をする事が適しているのかもしれない!ああ面白い。
私は知的好奇心を抑えきれずに、彼の元へとごく自然に足早に向かっていた。
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「ドクター、ボクは怪物です」
「何を言っている!!お前は私の開発した紛れもない人工生命体だ!!」
「私はお前を生み出した!!」
ああ、ドクター助けてよ
ドクターこわい
来ないでください
頭が痛い。苦しいよ
「素晴らしい!!こんな奇跡を見ているのが私1人なんて!!これこそ悲劇!!」
「やはり、脳の活動には人類と同様酸素が必要なのか?うむ、………」
あああたりが暗くてよく見えない、
「ドクターどこです!?」
匂いがする
「私はここだよ!!」
「かわいい、私の化け物よ!!!」
素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!呼びかけに呼応する事も可能なのか、この生命体は!
素晴らしい早急に記録せねば!
ああ、もうお終いだ。ドクター、ボクはもう怖くない
………美味しそうな匂いがします、ドクター
ねえこれはどこから?
ドクター、ドクター、ねえ
アナタの脳味噌はどんな味?