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rogue planets
1人。わたしはここ最近ずっと1人だ。生まれてからずっとそうなのか、それは急に起きたことなのかはわからない。だから、わたしは羨ましい。1人じゃない誰かが。この世界ではコミュニティや人との繋がりなくして生き続ける事は絶対に不可能なのだ。損得勘定で考えても、単なるないものねだりであっても、『羨ましい』という感情はずっとある。それは誰しもがどこかで気づいている事実だと、私は思い上がりでも何でもなく確信している。ずっとひとりで今日この時まで、生き抜いてきた経験の中で学んだ紛れもない事実であったからだ。
だけど、時々考える。わたしのような永遠にこの広い世界の中で漂い続けていく事しかない1人の者よりも、1人じゃない、誰かと共に地続きで生き続けるような者が一番寂しい思いをしているんじゃないか、と。厳密に言えば、一度でも誰かと共にする時間を知ってしまえば、1人になった後には永い孤独が訪れるという話だ。
きっとそれは誰にでも起こりえる悲劇的な別れであり、幸福な出会いが起こる前兆ともいえる。
わたしはそれをこの宇宙の片隅で回り続ける周回軌道という約束の地で出会い、別れ、それを繰り返す者たちを見守り続けることしかできないのだ。