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たんたんと
短短
コーヒーは好きだ。
ミルクと砂糖を入れたものが特に。
だが、周りからはそれはコーヒーではない。苦いのダメなんだねなどと言われる。
不本意だ。ミルクも砂糖もないものも飲む。
好きな味加減がそれだというだけだ。
ただ最近、そう話すと誤解なくそうなんだ。と淡々と返された。
一応いらなかったかもしれないが、説明も挟んだ。
そうすれば、それはじゃあ、このコーヒーは?と勧められた。それは苦味と渋味そして少しの酸味があるコーヒーだった。
「美味しい」
思わず出た言葉だった。
「このコーヒーには、ミルクや砂糖はいれてはだめだ。完璧でなくなる。」
そう言えば、満足そうに微笑んでしばらくして颯爽と会計を済ませ、消えた。