公開中
#10 めまぐるしく①
深夜1時。
時計の針の音だけが鳴り響く。
やばい。全然覚えれてない。なんと、明日は小テストでした!!いや全く嬉しくない!!
今日はバイトがなかったので帰るなり速攻でご飯を作り、保育園で雑巾が必要だというちびっこ3人のために雑巾を縫い、家事をし、みんなを寝かせ、自分もお風呂に入り、今に至る。
急に明日小テストとかいうなよぉ〜、、、
しかも、小テストの結果も結構内心に響く、らしい。先輩に聞いた噂だけで、本当かはよくわからないけど。
とにかく範囲が広い!なんで小テストなのに100問の一問一点なんだよ。おかしいだろ、、、なんて意味のないことを考えつつ、頭に内容を叩き込んでいく。
---
結局小テストの勉強をできたのは30分だけで、あとは馬鹿みたいに出されている宿題を解いて、眠気に任せてあとはなんとかなるというノリで寝てしまった。
ちなみに朝は朝ごはんを作ったりちびっ子たちを送ったりと忙しく、勉強できるわけなく、勉強時間は合計は30分だけ。
小テストは、とにかく全部書いたけどあっているのかは全く自信がないのである。
??
「てんちょー!これって何番テーブル?!」>
相変わらず声がでかい。彼は友達の|雷《らい》。ここではかなり優秀なバイトだと思う。
店長
「4番テーブル!!」>
店長も声がでかい。結構人気なお店なので、お客さんが多いし料理もジャンジャン作っているので、かなり声を張り上げねば聞こえないというのもあるけど。
|織美亜《オリビア》
「#名前#くん、これ、持ってっていい?」>
#名前#
<「あ、はい!お願いします。」
おっけー!と元気に料理を運んで行ったのは織美亜さん。名前に少し驚いたけど、ハーフらしくて納得した。目も澄んだ水色をしている。
店長
「#名前#!?」>
#名前#
<「はい?!」
店長
「だし巻き、チーズインな!って!」>
#名前#
<「はい!」
どうやら一回聞き逃していたらしい。こんなに声がでかいのに。
それからも何回かミスをしてしまった。
ロシアンルーレット唐揚げなのにロシアンが入っていなかったり、ホタテの天ぷらの注文が入ったのに醤油バターで焼いてしまったり。
お客さんに謝罪したけど、笑って美味しかったよと言ってくれたので本当によかった。
バイトが始まってから丁度1時間経ったころ、雷が店長に何か話し、店長に雷と僕は帰ってと言われた。
#名前#
<「すみません!ミスないように気をつけるんで!!」
雷
「いや、疲れてんだろ、#名前#」>
#名前#
<「いや、ちょっと考え事しただだけなんで、!大丈夫です!」
店長
「雷と帰り。クマ見えてるし。寝とけ。こっちは|知星《ちせい》くるで大丈夫。」>
シフトの予定でない知星さんに全然大丈夫ですと反抗したけれど、織美亜さんにも|祐希《ゆうき》さんにも帰りなと言われ、店長にロシアン唐揚げに全部ロシアン入れられても困る。と言われ、あと2時間あるはずが早退させてもらった。
---
今は電車で家に向かっている。雷は遠回りなのに家まで送ると譲らなくて、立ちながら隣で漫画を読んでいる。
最初は座っていたけどご年配の夫婦が途中の駅で乗って、どちらからともなく席を立ち上がり、どうぞ、と雷が譲った。
僕も立ちはするけれど、声はかけづらいので自然と声をかけれる雷はすごいと思う。
家につき、入ってと声をかける。
雷
「あ、華菜ちゃん!お邪魔しまーす!」>
華菜
「雷さん、お久しぶりですね!、?あれ、今何時、、、?」>
#名前#
<「ただいま、もう店長が帰っていいって。」
華菜
「え、お兄ちゃん、お皿何枚わったの、、、?」>
は、なのかえ、なのかよく分からない声が出る。
雷
「あはは、一枚も割ってないよ。普通に、ね。バイトやってるとそんな時もあるんだよ。」>
良かったぁ、と安心するような仕草を華菜がする。いや、そんな何枚も一気に割らないよ。
あ!と雷が声を上げる。
雷
「ね、ちびっこらのお迎えってまだだよね?俺行きたい!」>
華菜
「まだ行ってないです。行きます?」>
雷
「ねぇ、#名前#、華菜ちゃんと行ってきていい?」>
#名前#
<「うん、?うん、行ける、?」
雷
「華菜ちゃん、ごめん、10分待ってて。」>
華菜
「あ、はい。ゆっくりで大丈夫ですよ!」>
---
雷side
学校でも反応が遅かったりなんか変だったし、バイト中もミスといっても可愛い物だけど、ミスが多かった。
#名前#を先に、#名前#の部屋に向かっている。本人は気づいてないのかもしれないけど、あまりまっすぐ歩けていない。
めちゃくちゃ遅くてごめんなさい!
置いておきすぎて海璃も話の内容忘れつつあります笑なんかすごい長くなっちゃったので2回にわけます!
投稿遅いですが次回も読んでくれると嬉しいです、