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御奥沢「さあ、どっちだ?」
こんにちは!藍葉塁です!今回は御幸と奥村と沢村の高校を卒業してプロになるまでのお話です!沢村がアワアワとしてる中御幸と奥村が沢村のバッテリーをめぐって争います、、、!今回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️
俺は高校を卒業してしばらくは大学に通っていた。
普通に働くつもりだったんだ。俺は。
なのにこの男たちときたら、、、!
「沢村☆お昼一緒食べにいこーぜ☆」
「俺も行きます。」
「待ってくれ。もうすぐ終わるから。」
まさか奥村と御幸と一緒の大学になるとは、、、。
ずっと一人で暮らしていくと思っていたのに、、、!
復習が終わり二人とカフェに行った。
「注文お願いしまーす。」
「はーい。ご注文承ります。」
「俺オムライスで。」
「俺はハンバーグでお願いします。」
「じゃあ俺はたらこパスタで!」
「少々お待ちください〜。」
俺はたらこパスタ、奥村はハンバーグ、御幸はオムライスを頼んだ。
食事が運ばれきて三人で食べていると奥村が俺のたらこパスタを見ていた。
「なんだ?食べたいのか?」
「あ、気にしないでください、、、。」
「いいんだよ!食べろ食べろ!」
そう言って奥村の口ににたらこパスタを突っ込むとパァっとした顔で
「美味しい、、、ありがとうございます。」
と言った。可愛すぎんだろ、、、!
「全然!」
「さーわーむーら。俺も食べたーい。」
「お前は自分で食えよ!お子ちゃまじゃねぇんだから!」
そう言って御幸にたらこパスタを渡した。
御幸が食べると笑顔で
「うまいわ!サンキュー!」
とイケメンスマイルを輝かせながら言ってきた。
俺、こいつの笑顔に弱いんだよなぁ、、、。
「全然ですよ。」
そう話しながら食べ終わり三人で帰っていると、、、。
「そういえばさ、沢村と奥村はどこに働くか決めたか?」
「別に決めてません。」
「俺も決めてないな、、、。御幸は?」
「俺はさ、、、。なんかまた野球やりたくなってきちゃって笑プロ目指してみようかなって。」
ふーん。御幸、プロ目指すんだ。
俺もプロを目指したいとは思った。
だけど俺のせいで負けるのが嫌で、足手纏いになるのが嫌で、目指せなかった。
怖くて目指せなかった。ただそれだけだ。
なぜかこれを二人に話してみようかと思った。
きっと。わかってくれると信じて。
俺は緊張しながら口を開いた。
「、、、俺さ。プロ目指すの怖かった。」
「、、、え?」
「なんでですか?」
「俺のせいでさ、負けたりとかするのが怖くて。足手纏いになるのが怖くてな。」
長い沈黙が続いた後御幸が口を開いた。
「、、、別にいいんじゃねーの?」
「、、、え?」
「だってさ、そんなの誰にもあることじゃん?もし足手纏いになったとしたら相談すればいい。相談すればどうにかなるってものじゃないけどそこから対策してさ。どんどん強くなっていく。これがプロの野球なんじゃねーの?」
そんなこと、考えたことなかった。
ずっと負けることとか足手纏いになることしか考えてなかった。
勝てたりすることなんて考えてなかった。
そうか。どんどん強くなれるんだ。正しい努力をすれば。
それなら、、、。
「、、、俺もプロ目指そうかな。」
「じゃあ俺も目指します。沢村先輩とバッテリーを組むために。」
「あ!抜け駆け厳禁!俺だって沢村とバッテリー組むし!」
「やってやります。上等ですよ。」
「正々堂々勝負な!奥村!」
なんか始まってしまった、、、。
けれどこの二人のおかげで目指そうと思えたから。
俺もがんばろっと!
そして一年後。
俺はたくさんの歓声の中、マウンドに上がる。
ああ、この感覚。懐かしいな。
俺はニヤリと笑った。
やっぱり高校の時と変わらない。このゾクゾクした感じ。
目の前にいるキャッチャーがミットを構える。
俺はミットに向かってプレイボールの開始の合図の瞬間に第1球目を投げる。
(目の前にいるのは、、、。さあ、どっちだ?)
はい!と言うことで!最後は皆さんのご想像にお任せします☆御幸と奥村と沢村のお話でした!やっぱりこの三人はいつまでも繋がってますね笑次回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️それでは!