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結伊「拗らせ続けて、届く。」
こんにちは!藍葉塁です!今回は結城と伊佐敷の高3の頃のお話です!叶いそうで叶わない二人の両片思い、、、!結末はどうなるのでしょうか?今回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️(あと、本来はあるはずの寮設定が消えています😅)
「哲ー!早く帰るぞ!揚げ物屋のコロッケ売り切れちまうぞ!」
「それは困るな。早く帰ろう、純。」
「だからそう言ってんだろーが!」
そうやって俺らが話している時の空は、いつも通りオレンジ色に染まっていた。
哲との野球部の帰り道、夕方の時間帯。二人で帰って、コロッケを買って帰る。
それが俺と哲の日課だった。
そして、今日もいつも通りコロッケを買って帰るつもりだったのだが、、、。
「ごめんねぇ、、、コロッケは今日売れ切れなのよ、、、。」
『ええ?!』
俺ら二人同時に驚いた。だっていつもはそんなこのなかったし。
「なんでですか?」
「さっき君たちよりニコ下ぐらいの子達が買って行っちゃってね、、、。」
あ、絶対沢村達じゃん。今度あったらシメてやる、、、。
「、、、どうする?哲。」
「どうしようか、、、。」
「さつまいもコロッケならあるんだけど、、、。」
「じゃあそれください。」
「あ!俺も!」
そう言って今日はいつもとちょっと違う、さつまいもコロッケを買った。
「これも美味しいな!哲也!」
「ああ。美味しい、、、。」
次からこれにしようかな、、、。なんてことを考えていたらあっという間に俺の家に着いてしまった。
「ありがとう、哲。また明日な。」
そう言って家に入ろうとしたその瞬間、、、。
「純。」
振り返ると、、、。
な、なぜか顎クイされたー?!
哲が?!珍しい、、、。じゃなくて!なんで?!意味がわからねぇよ!
「俺は純に言いたいことがある、、、。」
「え、、、?」
「お前の口に、、、。」
何?!何?!
何を言われるのか期待しながら待っていると、、、。
「コロッケの食べかすがついているぞ。」
「、、、は?!」
そんなこと?!(;´д`)
なんか期待した自分が馬鹿みたいじゃねぇかよ、、、。
「それだけだ。じゃあな。」
そう言って哲は颯爽と帰って行ってしまった。
俺は家に帰るとベッドにダイブした。
は?!あんな思わせぶりしてなんなんだよ?!
自分の顔がどんどん火照っていくのを感じる。
俺哲のこと好きなのに、、、。
そして悩んで悩んで一睡もしなかった結果、、、。
熱を出した。
「純が熱なんて珍しいわね。」
「うっせぇ、、、。なんでそんな急に、、、?」
「あ!わかった!恋煩いってやつだよ!これ。」
ハァ?!恋煩い?!そんなわけ、、、。
あるんだよなぁ、、、。昨日もずっと考えてて眠れなかったんだし。
「うっせ。とりあえず部屋から出ていけ。」
「はいはーい。わかったわよ。」
そう言って姉は部屋を出て行った。
そして午後ぐらいになると熱も下がってきた。
暇だったからゲームをしていたら、、、。
「ピンポーン」
インターホン音がした。
「純ー。結城君がきてくれてるよ〜。」
「はーい。今行くって。」
え?!哲が来てくれた?!なんのようだろ、、、。
俺は真っ先に玄関に向かってドアを開けた。
「どうしたんだよ、、、哲。」
「ああ、ちょっと伝えたいことがあってな。」
「え?」
「実は昨日のコロッケの食べかすがついていたと言うのは嘘なんだ。」
「どう言うことだ?」
「俺がお前に近づきたくて、、、そう言うことを言えば近づけると思ったんだ。」
????????????????
それって、、、?
「改めてお前に言いたい。お前のことが好きだ。付き合ってくれないか?」
「〜ッ!!!」
哲のくせにっ、、、。でもしょうがねぇ、、、。俺はお前が好きなんだから。この気持ちには抗えない。
「本当に俺でいいのか?」
「うん。お前だからいいんだよ。」
「後悔すんなよ、、、。」
そうして俺の片想いだと思っていた恋が実った。
俺らの恋は、拗らせ続けて、届く。
そして続くんだよ、これからもな。
はい!と言うことで!結城と伊佐敷の拗らせ続けた恋の末路でした!最終的には結ばれましたね(^○^)伊佐敷の恋煩い、、、!レアすぎて尊い!次回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️それでは!