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恋を教えて、手で繋いで。おまけ
登場人物紹介☆
主人公:瑞乃 美羽
今回限り(?)登場☆:北野 結月
残りはすとぷりメンバー!
本編の事件については関係のない話です。
ただただ、美羽とメンバーの恋仲を発展させたいから作っただけの話です。
七夕祭りに通じ合った二人は永遠に結ばれるんだってー…。
「もうすぐで七夕祭りだね!」
「もうそんな時期かぁ…。」
私の学園で毎年七夕に行われる、七夕祭り。
七夕前日のLHR(ロングホームルーム)では、笹飾りに飾る短冊を書く時間があるほど、私の学校は行事豊か。
「あのねっ、美羽ちゃん…!相談があって。」
休み時間、私は仲のいい北野 結月ちゃんに話しかけられた。
「どうしたの?結月ちゃん。」
「実はねっ…。」
「さとみくんが好きなんだ。」
「えっ…。さ、さとみくん?」
「そうっ…!それでねっ…、美羽ちゃんってさとみくんのこと好き…?」
ああ、と思ってしまった。またこの話か。
好きといえば、結月ちゃんを困らせる。
好きじゃないと言えば、結月ちゃんはさとみくんに告白する。
それだけは嫌だ。なぜかそう思ってしまった。
「…好きじゃ、ない。」
「そっかぁ…!それでね…、美羽ちゃんさえよければ…応援してほしくて。」
「七夕祭りの前日にね、私告白しようと思うの。そのときに背中押してほしくて…。」
「全然、いいよ。頑張って。」
「うーん…。どこがいいんだ?」
その日の放課後、私は悩みながら歩いていた。
「なにがだよ。」
「わぁ!?さとみくんっ。」
「…今日ずっと見てただろ。なんかあった?」
「なにもないよっ。帰ろ!!」
「嘘。なんか悩んでる。」
(#^ω^)
「さとみくんのせいだよっ。さとみくんの何が良いんだか…。」
「俺?」
「もお!なんでもないから!帰るよ!!」
「ほーい。」
ー七夕祭り前日
「じゃあ私行ってくるねっ…!」
結月ちゃんを見送り、その場に倒れ込む。
「成功しなきゃいいのに…。」
なんでこんなことおもってしまうんだろう。
なんでこんなこと…。
「どうしたのぉ?」
「莉犬くん!」
「莉犬くんだよ〜。顔色、大丈夫?」
「大丈夫…。ただ、寝不足なだけ。」
「そっかぁ…。もし俺に協力できることあったら言ってね!」
「うん。ありがとう!」
そう言って莉犬くんは立ち去る。
(ああはいったけど…。)
「もしかして、北野さんのことで悩んでる?」
「あ…、ころんくん。へへ、まあそんな感じ。」
「そういえば、さとみくん。今さっき教室に帰ってきたよ。
なんか、美羽のこと捜してたけど。」
「そっか…。ありがとう、行ってみるね。」
その時は、ただ嬉しい。ってだけの感情だった。
喧嘩するなんて、思っても居なかった。
「さとみくん!」
「ああ、美羽…。来てくれたんだ。」
「ころんくんに、私を捜してたって聞いてね…。」
ーシーン…。
なんか気まず!!それになんか…。
「怒ってる?」
「…!別に。」
「あっそ。」
「さっき、北野さんに告られてさ。『俺やっぱモテるんだな〜。』って思って。その時言われたんだ。」
「『美羽ちゃんっていい子だね。告白するの、応援してもらったんだ。』って。」
ードキッ
普段はさとみくんと話していても、こんなに怖くなる気持ちはうまれなかった。
だって、さとみくんー
「怖い顔、してる。」
「!」
「ごめん。たしかに私は結月ちゃんの告白を応援しー」
「もういいよ。」
「え?」
「俺、美羽以外の告白なんて、いらない。」
「どういうー。」
そのときだった。
「そんなこといわないであげてよ…!
結月ちゃんだって、告白はどうやって言おうかな、とかいっぱい考えてたんだよ!」
「知らねえよ。俺はアイツの告白は受け付けないっていってんの!」
「放課後も残って、今日だって朝早くに来てさとみくんに挨拶しようと頑張ってたんだよ!?それがなに?いらないって…?」
「美羽が加担するとか、余計なお世話なんだよ。」
「さとみくんは、恋とかしたことないからそういうこと言えるんだよ!恋してるときの自分って、周にどう思われてるか怖くて、告白するときなんて、拒絶されて酷い言葉浴びせられたときは死にたいっておもうんだよ!それほど大事なことなの!!」」
「美羽」
「もう俺の名前呼ばないで。俺に二度と話しかけないで。」
「えっ…。」
そういって、さとみくんは立ち去ってしまったんだ。
ーさとみ視点
「やっちまったよおお(泣)」
「まあまあ、さとちゃん…。落ち着いて、な?」
「無理がありますよ、ジェルくん…。」
「ばっかだなー、さとみくん。」
「ころちゃん!そういうこと言わないの!」
「だって美羽、半泣きだったもん…。俺絶対嫌われた。」
「大丈夫だって、さとみくん!美羽ちゃんのもとには、癒やし犬枠の莉犬くんが行ってるんだから。」
正直、俺はなんであんなこといってしまったのか自分でもわからない。
あのときの俺は、ただ
「美羽に好きでいて欲しかった。」
「「「「「!」」」」
「大丈夫ですよ、さとみくん。」
「俺らはまだ先生の手伝いあるからな〜。なーくん、さとちゃんを家まで送ってあげてや!」
「えぇ〜…。まあいいよ。ほらさとみくん、立って立って。帰るよ〜!れっつごー。」
ーその頃の美羽
「莉犬くん…。」
「えーっとぉ…、大丈夫?」
「なんとか。ごめんね、心配かけて。」
「俺は大丈夫!あとのメンバーは、さとみくんの方行ってるけど。」
「そっか…。」
「話は大体聞いたよ。さとみくんが『嫌われた』って嘆いてた。」
「嫌うはずない。」
「じゃあそれをさとみくんにいってみたら?」
「無理だよ…。だって話しかけるなって…。」
「ほら、帰るよ。」
「え、急に!?」
「帰ってあまいもの食べよ!そっから考えよ!」
「大丈夫!さとみくんは、美羽のこと大事に想ってるから!」
ー翌日・七夕祭り
ーツーン…
「おい、あの二人どうした…?」
「知らねえよ、ずっとあんな感じ…。」
「おーい、お前ら席つけー。」
ーLHR
「今日は七夕だなー。帰りに笹飾りもあるので見ていくといいぞ〜。」
「それではまた明日。」
クラスがまばらに散っていく中、私もそれについていくように教室を後にする。
「みーうっ。ちょっといい?」
「ころんくん?」
数十分後、歩いてついたのは、学校から離れてるショッピングセンター。
「どこいくの?」
「ひみつ。とりあえず、ついてきて!」
「え、さとみくん!?」
ころんくんに連れられて入ったカフェにいたのは、莉犬くんとさとみくんだった。
「なんで…。」
「ごめんね、美羽。昨日のさとみくんがあまりにも憔悴しきってたから、このまんまじゃいけないって思って。」
ーガタッ
「美羽。」
「な、に。」
「昨日はごめん。」
「え…。」
「やっといったね、さとみくん。」
「あれから大変だったんだよ?俺らを褒めて欲しいゼ☆」
「それは言うなってころん!」
『美羽以外の告白なんて、いらない。』
『美羽のこと大事に想ってるから!』
「うぁっ〜…。」
「どしたの、美羽。」
私、さとみくんのことが好きだ。
好きになっちゃったんだ。
その気持ちが芽生えたのは、虹がかかった空の初夏のこと。
「なんでもないよ、さとみくん!」
忙しい人へのおまけ話要約!
(話の意味がわからない人も見てね!)
①美羽(主人公)の友達がさとみくんに告白。
②「美羽以外の告白はいらない」とさとみくんと喧嘩
③なんだかんだあって仲直り