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恋を教えて、手で繋いで。④
主人公…瑞乃 美羽
美羽の親友…朝緋 星奈
星奈の彼氏…浅木 晴真
すとぷりメンバーと仲良い後輩…渡良瀬 叶
あとはすとぷりメンバー。
「美羽…。俺らタヒぬかも。ごめんな。」
目の前に広がっているのは、血だらけのみんな。
「えっ…!どうして!?みんなぁっ…。」
「たぶん、もう無理だ…。」
「ストーカーは誰だかわかりましたけど…。」
「もう美羽はこの事件に関わらないほうが良い。美羽も…タヒぬことになる。」
「それでもいいよ…!私は…みんなのタヒを無駄になんかしたくないの…!」
「ごめんね、美羽。」
そこで夢は終わった。
「夢、かぁ…。」
天井を数秒見つめて、スマホに触る。
【202✕年 ✕月✕日午前6時21分】
壁紙には、笑っているすとぷりメンバー。
「絶対…、犯人を見つける!」
ーピロン♫
『事件のことで話したいから、今日早く来てくれる?』
ーキーンコーンカーンコーン
いつも騒がしい教室も、今日はやけに静かだった。
朝が早いせいか、それとも事件のせいか。
「みーうっ。」
「あっ、莉犬くん…!」
「おはよ〜。」
「美羽じゃん。はよー。」
教室に入ってきたのは、いつものさとみくん達。
それと…
「渡良瀬くん!?」
「ああ、瑞乃センパイ。はよございます。」
「おい、叶。犯人に心当たりがあるってどういうことだよ。」
「その言葉のとおりですよ。僕の推理は憶測ですが…、まあほとんどは当てはまっていると思います。」
「ふぅん。じゃあ聞かせてよ、その推理とやら。」
「それが人に物を頼む態度ですか?…まぁ、でも。センパイ達には貸しがありますし…。今回は特別で推理を教えますけど、次回以降は有料ですからね!」
「なに、推理ショーで金取られんの?」
「もちろんです。…余談ばかりしていると、他の生徒が来てしまうので言いますけど、この事件は至ってシンプルなことで組まれている、実に凶悪なものです。」
「…どういうこと?」
「一つのものをないがしろにし、一つのものを叶えようとする…。ファンとはそういうものです。」
「ふぁ…」
「「「「「「「ファン!?」」」」」」」
「ええ、おそらくはあなた…さとみくんですよ。」
「俺のファン、ってこと?」
「推測に過ぎませんが…。でも気を付けてください、推しとはいえどここまで行うとは相当な過激ファンであることは間違いありません。最悪、推しを襲うこともありますので。」
「でも、俺のファンかぁ…。ファンサしよっと☆」
「さとちゃん、マジで気を付けてな。」
「そうですよ…、悠長に構えてる暇ありません!」
「もしかしたらすぐそこまで来てるかもよ!?」
「まあでも、美羽がいるだろ。」
「わ、私!?」
急な振りにびっくりした私は、思わず声が裏返る。
「行けるだろ、空手二段でw」
「はぁ!?私達は本気でさとみくんを心配してるの!!」
「でも、」
そういってさとみくんは空を見上げる。
「俺が襲われたら、犯人わかるだろーし☆」
「ってか、叶〜。俺襲われる気しかしないんだけど。」
「そうでしょうね、犯人にあそこまでさせたんですから。」
「ということで…。」
そういって私は渡良瀬くんに腕と肩を掴まれる。
「?」
「瑞乃センパイは、俺が守ります。」
「は…」
「「「「「「はぁ!?」」」」」」
ー放課後(朝から夕方まで時間が飛んだよ!すごいね!)
「瑞乃センパイ。帰りましょ。」
「…渡良瀬くん?私、一人で帰れるけど…。」
「襲われたらどうするんです。」
「大丈夫だって…。」
「いえ、大丈夫じゃないので、俺が守ります。」
渡良瀬くんって…、意外と頑固!?
ーポスッ
「そーだぞ、叶。美羽は一発で倒せるもんな^^」
「…さとみくん、頭の上に腕置くのやめて。身長縮む。」
「うるせ、ちび。」
「はぁ!?」
ークスクス
(?)
「ねえねえ、さとみくん♡そんな芋女どうでもいいから、一緒に帰ろぉ?」
だーれが芋女だ。
「…おー。」
ーモヤ…。
もや?
そこで乗るさとみくんもさとみくんだよ…。
「ぼっ、僕もついていきます!」
「るぅとくん!?」
「もういいですか、瑞乃センパイ。帰りますよ。」
「…うん。」
「…センパイって、さとみのこと好きなんですか。」
「!?」
「ぜんっぜん違うけど?」
「…そうなんすね。てっきり好きなのかと。」
「好きじゃない好きじゃない!!」
たしかに七夕祭りでちょっと気になりはしたけど…。
でも好きじゃない!!たぶん…。
「じゃあ俺はセンパイのこと好きなんで、
近くにいてもいいですか?」
「…E?」
「英語で逃げないでください。」
「E??」
ーキャーッ!!!!!!
「っ…!行こう、渡良瀬くん!!」
「はい。」
「声はどこから…。」
「あそこじゃないですか。人が集まってる。」
「!かもね。行ってみよう!!」
お願い、誰も襲われてないで…!!!
「ごめんなさいっ…通して。」
人をかき分けてついた先にいたのは…、
「美羽。」
「さ、とみくん…。」
血だらけのさとみくんだった。
七夕祭りって何って思ったそこの貴方!!!
今度出します☆