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#9 負け犬の遠吠え
早速レッスンが始まった。
最初は歌。
各々得意な歌から披露していくらしい。
まずは麗子。
オペラ?のような音楽を高い美声で歌っていた。
次は冴子。
ヒップホップを歌っていた。
3番目は舞香。
彼女もまたヒップホップを歌っていた。
その次はまどか。
どこかの民謡?を歌っていた。
最後はあやせ。
何を歌えばいいんだろう。
特に得意な歌っていう歌もない。
そこであやせはラジオを聞きながら歌っていたアイドルソングを歌うことにした。
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講師目線
体格が小柄な恐らく1番年下であろう子がアイドルソングを歌いだした。
するとあの小柄で弱々しい女の子から出たとは思えない力強く、しかし儚げで元気な歌声が響いた。
圧倒された。
あの絶対に誰にも出せない唯一無二の歌声。その歌声は、驚くほど美しく、狂気をはらんでいたのだった。
きっとこの子には才能がある。
絶対にステージで輝くだろう。私にはそれが見えた。