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番外編 白銀の射手
カッコイイシーン
おらふくんのカッコイイシーンだよ〜〜!!!!!
**番外編 白銀の射手**
おらふくんは強い。
でも。
本人にその自覚はあまりない。
⛄️「アイス食べたい!」
🐰「ぼくも!」
🍌「またか」
🐷「平和だな」
🍆「仲良いね!」
🦍「いいじゃん!」
そんな毎日だ。
だから。
おらふくんが本気で弓を握る姿を知る者は少ない。
**ある日の依頼**
王都北部の雪原。
討伐対象は巨大な魔物。
体長は十メートル以上。
しかも。
空を飛ぶ。
🦍「大きいじゃん!」
🍆「近づけそう?」
🍌「厳しいな」
🐷「空か」
🐰「面倒だなぁ」
魔物は上空を旋回している。
弓が届く距離ではない。
普通なら。
グオォォォォ!!
猛スピードで急降下。
ドォォォン!!
地面が大きく抉れた。
🐰「危なっ!」
🦍「速いよ!」
🍆「怪我ない!?」
⛄️「大丈夫!」
戦闘が始まる。
しかし。
🐰の魔法。
🍌の短剣。
🦍の剣。
なかなか決定打にならない。
敵は空へ逃げる。
また急降下。
また逃げる。
繰り返しだった。
🐷「鬱陶しいな」
🍌「ああ」
その時だった。
⛄️「みんな」
静かな声。
全員が振り向く。
⛄️「ちょっとだけ時間ちょうだい」
🐰「おらふくん?」
笑顔だった。
でも。
目だけが違う。
🍌「任せるか」
🐷「そうだな」
🦍「分かった!」
🍆「援護するね!」
**おらふくんは弓を構える**
ゆっくりと。
静かに。
雪が舞った。
風が止まる。
🐰「......」
前世から知っている。
この顔。
おらふくんが本気の時だ。
⛄️「冷たくてごめんね」
誰に向けた言葉か分からない。
だけど。
周囲の雪が集まり始める。
一本の矢へ。
さらに。
二本。
四本。
八本。
十六本。
三十二本。
六十四本。
無数の氷の矢。
空が白く染まる。
🦍「すごいじゃん!」
🍆「綺麗......」
🐰「本気だ」
**魔物が気づく**
危険だと。
慌てて逃げようとする。
だが。
⛄️「遅いよ」
優しく言った。
そして。
弦を引く。
いっぱいまで。
限界まで。
⛄️「いけ!」
放たれた。
ドォォォォォォ!!
氷の矢の大群。
空を埋め尽くす。
まるで。
吹雪そのものだった。
魔物が避ける。
だが。
一本。
二本。
三本。
次々と命中する。
グオォォォォォ!!
悲鳴。
そして最後。
おらふくんはもう一本の矢を構えていた。
他とは違う。
真っ白な矢。
雪と氷の魔力が凝縮されている。
⛄️「届け」
放つ。
一直線。
まるで流れ星だった。
ズドォォォォォン!!!
魔物の胸を貫く。
静寂。
巨大な身体がゆっくり落ちていく。
そして。
ドサッ。
動かなくなった。
討伐完了。
**雪原に静けさが戻る**
⛄️「終わったー!」
いつものおらふくんに戻った。
🐰「すごかった」
⛄️「!」
🐰「本当に」
🍆「あれはかっこよかったね!」
🦍「めちゃくちゃかっこよかったじゃん!」
🍌「見事だったな」
🐷「珍しく否定できない」
⛄️「えへへ......」
照れる。
わかりやすく照れる。
🐰「顔赤い」
⛄️「赤くない!」
🍆「赤いよ!」
🦍「赤いじゃん!」
🍌「赤いな」
🐷「真っ赤だ」
⛄️「うるさーい!」
雪玉を投げる。
みんな笑う。
普段のおらふくんは優しい。
少し天然で。
いつも笑っていて。
誰かの心配ばかりしている。
でも。
弓を持った瞬間だけは違う。
雪を味方に。
氷を矢に。
誰よりも美しく。
誰よりも正確に。
白銀の世界を射抜く。
それが。
みんなの弓使いだった。
次はぼんさんかな〜。
お楽しみ〜。