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番外編 勇者
カッコイイシーン
きなこです!!私の愛しのきなこです!!かっこいいです!!それだけです!!
**番外編 勇者**
普段のきなこを知る者はこう言う。
🐰「帰ろう」
🐷「まだ来て五分だぞ」
🐰「嫌な予感する」
🍌「気のせいだ」
🐰「絶対する」
⛄️「きなこ怖がりだもんね!」
🐰「違う」
🍆「違わないと思うよ!」
🦍「大丈夫でしょ!」
そんな感じだ。
お化けが苦手。
面倒事は嫌い。
意外とへたれ。
だから。
初めて会った人は思う。
本当に強いのか?
と。
**ある日の依頼**
討伐対象は巨大な飛竜。
Aランク冒険者でも苦戦する魔物だった。
🦍「結構強そうじゃん!」
🍆「油断しないでよ?」
🍌「来るぞ」
飛竜が空へ舞い上がる。
グオォォォォ!!
巨大な咆哮。
⛄️「耳痛い!」
🐷「うるせぇな」
🐰「......」
きなこだけ黙っていた。
飛竜を見上げる。
じっと。
ただ静かに。
🍆「きなこ?」
🐰「あれ倒せば依頼達成?」
🦍「そうだよ!」
🐰「分かった」
歩き出す。
飛竜の真下へ。
🍌「おい」
🐷「また始まった」
🍆「始まった?」
🐷「見てろ」
飛竜が急降下する。
グオォォォ!!
巨大なブレス。
冒険者なら逃げる。
普通は。
だが。
🐰「火属性」
魔法陣。
🐰「風属性」
魔法陣。
🐰「雷属性」
魔法陣。
🐰「光属性」
魔法陣。
一つ。
二つ。
三つ。
四つ。
空が埋まる。
🍆「え」
⛄️「え」
🦍「え」
飛竜が止まった。
本能で理解した。
まずい。
目の前にいるのは、
人間じゃない。
🐰「終わり」
その瞬間。
ドォォォォォォォォォン!!!
世界が白く染まった。
**数秒後**
静寂。
飛竜はいなかった。
跡形もなく。
消えていた。
⛄️「......」
🍆「......」
🦍「......」
沈黙。
🐰「終わったよ」
振り返る。
いつものきなこ。
🐷「だから言ったろ」
🍌「規格外だ」
🦍「強すぎじゃん!!」
🐰「そう?」
🍆「そうだよ!?」
**さらに帰り道**
🐰「お腹すいた」
🐷「さっきまで勇者だったのにな」
🍌「もう戻ったか」
⛄️「切り替え早いね!」
🐰「ご飯大事」
🦍「確かに大事じゃん!」
🍆「ドズさんは乗っからない!」
みんな笑う。
でも。
🍆「さっきのきなこ」
🐰「ん?」
🍆「ちょっとかっこよかったね」
🐰「!」
一瞬固まる。
⛄️「分かる!」
🦍「めちゃくちゃかっこよかったじゃん!」
🍌「いつもの三倍くらいはな」
🐷「五倍だろ」
🐰「やめて」
🍆「照れてる!」
⛄️「照れてる!」
🦍「照れてるじゃん!」
🐰「うるさい!」
顔を赤くして歩き出す。
その背中を見ながら、
みんなは笑った。
普段は少し頼りない。
怖がりだし、
迷子にもなるし、
お化け屋敷では悲鳴を上げる。
だけど。
仲間を守る時だけは違う。
誰よりも強くて。
誰よりも優しくて。
それが。
みんなの勇者だった。
次回はおんりーかおらふくんかぼんさんのカッコイイシーン書くかな〜と思ってます。
楽しみにしててくださいね〜