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浪花街・ゲット・バック Episode.8
「あーここすかぁ。やっぱデカいっすねぇ…」
桐嶋・鹿川・藤田の三人は浪花街庁舎にやってきた。元々桐嶋・鹿川だけで来る予定だったが、桐嶋の強引な提案で藤田まで来ることとなった。
「桐嶋とほとりちゃんはアレだけど、俺は現役で記者だから。取材させろっつったら、そりゃもうスーッと入れるわけよ」
「さすが鹿川さん!私尊敬しちゃう〜」
「ちぇっ、何だよ」と呟く桐嶋であった。
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「武器慣れしてない奴用の武器ですか?」
「ああ、なんでもいい。扱いやすくて強いもんがいいかな」
幕内とクイーンが壁越しに交渉していた。盃目は固唾を飲んで見守っていた。
「近接戦闘か遠距離戦闘、どちらの想定ですか?」
「まあ基本的には…近接かな。護身用って言ってもいいようなものが好ましい」
松田は元公務員なため喧嘩とは無縁の生活をしてきただろう。しかし繁華街で危険な目に遭うと何をされるかわからない。死ぬ可能性だってあるのだ。
「あ、これとかどうです?ナックルダスターグローブ。まあ、メリケンサックって呼ばれるものですね。これは手袋のように装着するタイプです。普通握るんですけど、手を開いた時に外れちゃうので。おすすめですよ」
「それにしてみようか。いくら?」
「うち、初めてのお客さんにはお代取ってないので、結構です。あ、あなたはちゃんと払うてくれんね?こん前お会いしたけん」
「幕内さん、こいつ誰に話しかけとるんですか?」
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松田はまたも萩原のいるホストクラブへと足を運んだ。彼なりの計画が全くもって見えなかったのだ。
「どうすれば取りやめになるかな?相手は一応政府だし…」
「松田。あいつら、基本的に固まって、その中心にトップがいるんだ。まずは周りを崩すんだ」
「というと?」
「一つは精神的な攻撃。何もいじめるわけじゃないんだ。ハニートラップってやつさ。男相手ならそっちの藤田ちゃん。女性相手だったら俺らの出番ってワケ」
「それ以外にも何かあるだろう…そんな単発の賭けなんてリスクが大きすぎる」
「俺はこれ以外、考えてなかったけど?」