編集者:Yomogi
“普通”に縛られた女の子が、とある12人に出会うお話。
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目次
プロローグ
**女なのに** 声が低い。
**女なのに** ズボンを履く。
**女なのに** 一人称は俺。
何度も何度も言われてきた。
こんなことなら、男に生まれればよかったかもしれない。
周りからも冷たい目で見られた。
俺は俺で生きたいのに、みんなが俺を拒絶する。
だから **私** は、 **俺** を封じた。
**女だから** 声を高くする。
**女だから** スカートを履く。
**女だから** 私を一人称にした。
そうしていくうちに、 **私** でいることが **普通** になった。
なのに、 **普通** でいるのに、 **普通** でいる **私** も嫌になった。
もうどうしたらいいのか分からない。
**俺** も **私** も分からなくなった。
こんな▓でも、いいですか?
はい、いかがだったでしょうか!
主に主人公視点で進んでいきます。
投稿頻度が少ないと思いますが、これからもよろしくお願いします!
1話 出会い
雫「はぁ。」
鏡の前でため息をつくのも何回目だろう。
**女なのに** 男の格好をしたいと思うのも、 **普通** でいることも。
似合わないチェックのスカートを履き、赤いリボンを巻いてからリビングに行く。
母「おはよう雫。今日は時間がないからトーストを好きなように食べてね。」
雫「ありがとう、お母さん。」ニコッ
家族の中でも、 **嘘** の笑顔を貼り続ける。
大嫌いだ。
母「そういえば私、再婚したんだ。」
雫「そうなんだ、おめでとう。」ニコッ
母「そしてね、あの人の兄妹の家の方に行ってほしいの。」
雫「ふーん。」
人も嫌い。
仲良くもならないし、なる気もない。
**嘘つき** だから。
母「それでね、兄妹の人数が12人なのよ。」
雫「そうなんだ、すごいね。」ニコッ
人数も、どうも思わない。
どうせ仲良くもならないんだし。
母「私はあの方と旅行に行くんだけど、あなたなら大丈夫よね。」
雫「大丈夫だよ。」ニコッ
心配をかけたくないとかそういうことじゃない。
家の中で素行を良くしているのも、全部 **嘘** のうち。
**普通** に見せるのが **嘘** だから。
母「荷物を持ってここに書いてある住所に行ってね。」
雫「はい。行ってきます。」
---
バタンッ🚪
雫「はぁ。」
今日もうまく笑えてたかな。
知らないおばあちゃん「あらおはよう。」
雫「おはようございます。」ニコッ
人の前では、笑顔を絶やさないようにしないと。
---
パラパラパラ📌 パサッ✉️
下駄箱には、たくさんの画鋲と、「バケモノ」と書かれた手紙が何通も入っている。
そしてもう一つの嘘、ウィッグの中にある **猫耳** だ。
去年、突然生えて、一人でいるときだったからとっさにあったウィッグを被った。
でもとある学校の体育で急に風が強く吹き、被っていたウィッグが外れた。
周りのみんなは驚いたものの、「可愛い」など称賛してくれた。
でも、いじめに飢えていた女子たちのいい的になった。
体育館裏、倉庫、トイレ、誰もいない教室。
ありとあらゆる場所でウィッグを取られ、猫耳を傷つけられた。
でもやっぱり何も感じなかった。
傷付けられることが **普通** だから。
雫(今日は屋上か。)
---
姫野愛華(ひめの あいか)「あ、やっときた。」
雫「すみません。」
愛華「ほらさっさとそれ(ウィッグ)取れよ。」
雫「・・・。」
愛華「取れっつってんの!」バッ
傷ついてぼろぼろな猫耳があらわになる。
さっさと切り落とせばいいのにと思うけど、
本人はいじめる場所がなくなるからとわざと残して切ってくる。
こんな耳、いらないのに。
愛華「あはは!相変わらずあんたは醜いね!今日もたっぷりいじめてあげる♡」
---
ようやく姫野さんのいじめも終わって、ウィッグを付け直した。
いじめられている時も、一人でいる時も、もうなんとも思わなくなった。
雫(・・・なんか歌いたいな。)
雫「これがありのままな no doubt?
どんな僕 私でも愛してほしい
皆が求める姿だけじゃ noだ
どんな色に染まってもいいだろう?
君たち人間も絶対にそうだ 同じだろう?」
何歌ってんだろう、ただうるさいだけなのに。
ギィ🚪
不意に屋上のドアが開いた。
どうせ姫野さんが戻ってきたんだろうと思った。
でも入ってきたのは、
獣耳があって、
白く美しい長い髪をなびかせている、
着物を着た男の人だった。
こんにちはどうも皆さんYomogiです!
最後に出てきた人は誰なんでしょう・・・。
屋上で歌った曲は「大漠波新」さんの「のだ」です!
すごくいい曲なので聞いてみてください!
それでは!
2話 どぬくさん
???「気付いちゃった?えへへ、ちょっと学校の視察に来ていたときにね、良い歌声がするなーって思って聞き入っちゃってた。」
雫「お構いなく。うるさかったと思いますし。」ニコッ
???「!」
いつもの笑顔で答えると、突然入ってきた人は口を開いた。
どぬく「俺は虹桃どぬく!君の名前は?」
雫「東雲雫です。」
どぬく「いい名前だねぇ。」
名前なんてどうでもいい。
それ以上に聞きたいことがある。
雫「あの、」
どぬく「ん?どしたの?」
雫「なんで・・・そんなにも、笑顔で、獣耳も出して、堂々と歩けるんですか?」
**普通** じゃない。
虹桃さんも、獣耳がついている。
この姿でいるだけでいじめられるのに、どうしてそんなに平気に・・・。
どぬく「!?・・・うーん、なんて言えばいいんだろう。
“俺が俺でいていい”って思えたからかな。」
**俺が俺でいていい** ね・・・。
**私** だって **俺** でいたい。
でも **俺** でいるのは **普通** じゃないから。
どぬく「普通に縛られるのってもったいないよ!
世の中にはたくさんいいものがあるし、
雫ちゃんが雫ちゃんらしく入れる場所もここにあるから!
俺が俺らしくいれるみたくね!」
その一言で、何かが変わったような気がした。
どぬく「それはそうとさ、もう一曲なんか歌ってよ!
さっきの歌もすごく良かったからさ!」
雫「・・・下手ですよ。」
どぬく「全然!むしろすっごく上手い!」
この人なら、
雫「あぁ願う未来に何度でもずっと
喰らいつく
この間違いだらけの世界の中
君には笑ってほしいから
もう誰も傷付けない
強く強くなりたいんだよ
僕が僕でいられるように」
どぬく「すごいすごい!もう一曲!」
**本当の東雲雫** を教えてくれるのかな。
こんにちはどうも皆さんYomogiです!
前回の最後に出てきた人はどぬくさんだったんですね!
今作品で歌った曲は、「YOASOBI」さんの曲で「怪物」です!
この曲もとてもいいので聞いてみてください!
それでは!
設定
こんにちはどうも皆さんYomogiです!
この小説で書くのははじめましてなので、気長に見てくださると嬉しいです!
そして今日はこのシリーズに出てくるオリキャラをご紹介したいと思います!
---
名前:東雲雫(しののめ しずく)
年齢:13歳
身長:161cm
---
です!
本当は画像を貼り付けたいと思ったんですけど無理でした!
想像で作ってください。
それでは!
3話 家族
どぬく「すっかり夜になっちゃったね。」
あのあと、虹桃さんのリクエストを何回も答えていたらすっかり遅くなってしまった。
どぬく「それ(ウィッグ)、外さないの?」
雫「はい。」
虹桃さんは何度もそう言ってくれたけど、嫌だった。
せっかく分かってくれたのに、嫌われるのが怖かった。
・・・怖い?
今までそんなこと、思ったこともなかったのに。
どぬく「〜♪」
この人は、やっぱり **普通** じゃない。
どぬく「そういえばねー、今日俺の家に新しい子が来ることになっててさ。
お父さんの再婚相手らしいけど、名前が魔奈ちゃんと同姓同名でさ。
もしかして本当に魔奈ちゃんだったりする?」
雫「多分。私も今日、お母さんの再婚相手の家に行くことになっていたので。」
ということは、虹桃さんがこれからの兄弟?
確かに再婚相手の名字と同じだなとは思っていたけど。
どぬく「すごい、運命じゃん!」
雫「そうですね。」
虹桃さんはその場所で変わったんだよね。
・・・いいのかな。
どぬく「あと敬語は禁止ね!兄妹なんだし。」
雫「いいえ、もう口癖みたいなものですし。」
どぬく「だーめ!敬語外してよ〜。」
身長が高いのに、まるで子供みたい。
そう思っていると、家の近くの曲がり角についた。
雫「では私はここで。荷物がまとまり次第、そちらにお伺いします。」
どぬく「だめだよそんなの!俺もついてくよ!」
・・・え?
なんでついてくるの?
どぬく「女の子1人じゃ色々と危ないし、それに俺、雫ちゃん家も見てみたい!」
雫「は、はあ。特に面白いものはありませんよ?」
どぬく「いいのいいの!それに、荷物運びは男の仕事だし!」
そう言って腕の力こぶを見せてきた。
今日あってからずっとぽやぽやしてたのに、意外と鍛えているんだ。
---
雫「ここが私の家です。」
どぬく「はへー、おっきいねぇ。」
オーバーリアクションすぎる。
どこにでもある普通の家なのに。
雫「準備にさほど時間はかかりません。外で少し待っていてください。
あと寒いんでしたらこちらを着ても構いません。昨日洗濯から出したばかりです。」
そう言ってまだ来ていないパーカーを虹桃さんに渡した。
どぬく「すごい!なんで分かったの?」
雫「鼻のあたりと耳のあたりが少し赤かったので。」
人の顔色を見て過ごすのが当たり前だったから。
どぬく「俺寒がりなんだよねー。雫ちゃんってほんと優しいよね!」
・・・そんなことない。
**嘘つき** だから。
中は、真っ黒で汚いだけだから。
---
雫「終わりました。」
どぬく「荷物少なすぎない?」
数分後、リュックサック1つで虹桃さんと合流した。
家の中にもともと物がなかったからリュックサック1つで済んだ。
雫「これで大丈夫です。」
どぬく「そーお?なら早く行こう。
みんな『今日はパーティーだー!』って言ってはしゃいでいたから!」
本当に大げさだ。
汚い人は、虹桃さんとすらつり合わない。
虹桃さんみたいな人たちがたくさんいる場所なんかにいたら、間違いなく浮く。
一緒にいるだけで、虹桃さんたちにも石を投げられるかもしれない。
どぬく「なんか悩んでいるみたいな顔してるけどダイジョーブ!
妹を傷つけるやつなんか、俺達がパパパーンって倒しちゃうから!」
雫「ありがとうございます。」ニコッ
あぁ、本当に嫌い。
こんなに明るく接してくれているのに、いつも嘘で返してしまう。
どぬく「・・・。」
.☆.。.:*・゚
どぬく「ついたよ、ようこそ我が家へ!そしてこれからよろしく!」
・・・大きい。
豪邸だったり、元お城だったり聞いてたけど、思った以上に大きい。
確か12人住んでたはず。
それでも大きい。
どぬく「えへへ、びっくりしたでしょ!今日から君も、俺達の家族!」
家族・・・。
汚いから、ここに入ることは間違っている。
なのに、いいんじゃないかと思ってしまう。
それも、この人のおかげなのかな。
どぬく「立ち話も寒いし、早く中に入ろう!」
ガチャッ🚪
????「どぬちゃんおそーい!」
??「早くしないと料理冷めちゃいますよ!」
????「みんなー!どぬが帰ってきたぞー!」
???「あれ、後ろにいるの誰?」
???「ゆあんくん忘れちゃったの〜?」
??「今日から俺達の兄妹だよ!」
??「え、ちょーかわいいんだけど!」
??「ようこそ我が家へ!」
????「それとこれからよろしくね!」
??「玄関もなんだし中入っちゃおうよ。」
??「新しい家族です!」
・・・何このすごい集まり。
初対面なのに **普通** ここまでグイグイ来る?
どぬく「ほらほら、帰ってきたら言うことあるでしょ?」
雫「えっと・・・お邪魔します?」
全員「そこはただいまでしょ!」
雫「え・・・ただいま?」
全員「おかえり!」
たくさん人が出てきましたねw
はてなの方々は誰なんでしょう。
口調で想像してみてください!
それでは!
カラフルピーチ様の設定
こんにちはどうも皆さんYomogiです!
前回は主人公の設定を書きましたが、
今回はカラフルピーチ様の設定を書いていきたいと思います!
---
高3:なおきり、じゃぱぱ、シヴァ
高2:もふ、たっつん、うり
高1:ヒロ、のあ、えと
中3:どぬく、ゆあん、るな
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です!
ちなみになお兄とシヴァ男は高3ですが免許取っている設定です。
ご了承ください。
それでは!
4話 兄妹
じゃぱぱ「それでは自己紹介ということで、俺は次男のじゃぱぱ!高3!」
意外、長男かと思ってた。
でも多分家族内とか全部仕切ってる。
のあ「のあです。お掃除やっているので、この家のことはなんでも聞いてください。
長女の高1です。」
頭に乗ってるクッキーが一生気になる。
頭が粉々しそう。
あとこの豪邸は絶対迷うからそういう特技必須。
たっつん「たっつんでーす!この眼帯にはなんと、ドラゴンが封印されていまーす!
声のでかさは誰にも負けない、四男の高2でーす!」
絶対負けないだろうな、厨二病さと声の大きさ。
厨二病でもリアルで眼帯する人はそうそういない。
ゆあん「寝るのが大好き、男子の中では末っ子のゆあんです。
パソコン系は得意なんで聞いてください。」
寝るのはわかる。
嫌なこと全部忘れられるから。
でも夢の中に出てくるから意味ない。
シヴァ「じゃぱさんの双子のシヴァでーす。受験シーズンの高3やってます。
でもまあ就職する場所は決まってるんで問題ないんすけどね。」
いいな、そういうの決まってて。
よく高校について聞かれるけど全然決まってない。
とりあえずいい感じのところに行ければいいかなって思ってる。
どぬく「一応改めてゆあんくんより年上のどぬくです!」
ゆあん「何だとぉ!?」
どぬく「これでも中3なんで気軽に話しかけてね!」
喧嘩がはやい。
あと、もっと年上かと思っていた。
「これでも」っていうのは身長のことだろうな。
虹桃(ゆあん)さんより遥かに大きい。
うり「うりでーす!コイツ(ゆあん)よりは・る・か・に!年上の高2の五男です!
音楽とか美術が好きです!」
ゆあん→( ‘д‘⊂彡☆))Д’) パーン←うり
はやいって。
いじっていかないと生きていけないの?
えと「えとでーす。男子たちになにかされたら遠慮なく言ってください。
高1の次女です。」
多分一番強い。
遠慮なく言ったら鉄バットもって登場しそう。(します)
ヒロ「ヒロです。特に言うことはないかな。新しいこと挑戦中です。六男の高1です。
よろしく!」
多分いい人。
肩のちっちゃい羊は誰?
なおきり「豪邸のお花はもうみましたか!?綺麗ですよね〜。あ、なおきりです!←超早口
長男の高3なのでなんでも聞いちゃってください!」
ゴウテイ・ノ・オハナハモウ・ミマシタカ・キレイ・デ・スヨネ・ア・ナオキリさん。
名前長い。(?)
もふ「もふでーす。謎解きと音ゲーを趣味にしてます。多分頭はいい方です。
三男の高2です。これからよろしく。」
一番真面目で一番頭がいいね。
さっきの人(なおきり)よりは頼れる。
るな「末っ子ですが天才の高1るなです!女子が増えてるなは嬉しいです!」
天才・・・?
まだ前の人(もふ)のほうが頭良さそう。
多分2✕7を24って答えてそう。(答えてます)
じゃぱぱ「雫ちゃんも自己紹介しちゃって!」
雫「えっと、ご紹介に預かりました、東雲雫です。中2で一番末っ子になりますが、 これからもよろしくお願いします。」ニコッ
全員「!」
上手く笑えてるといいな。
るな「るなより年下が出来て嬉しいです!」
たっつん「あんまそういうんで喜ぶのあかんで?」
のあ「家族なのですし敬語は外しちゃってください!私はクセですけど。」
じゃぱぱ「せーの!」
全員「これからよろしくね!」
この人たちについていける気がしない。
俺もこの中に入ったらついていける気がしませんね。
まず入る前に即◯する可能性があるります。
これからの展開をご期待ください!
それでは!