公開中
第九話 採取依頼は平和じゃない
薬草採取のお話です!!
みんな楽しそうでなにより
**第九話 採取依頼は平和じゃない**
朝。
王都冒険者ギルド。
⚔️「今日は楽な依頼がいい!」
🏹「珍しいね」
🪓「いつもそう言ってるだろ」
🪄📚
⚔️「聞いてるか!」
🪄「聞いてる」
聞いていなかった。
その時。
👩「ちょうどいい依頼があるわよ」
受付嬢が依頼書を差し出す。
薬草採取依頼
報酬:普通危険度:低
⚔️✨
「これだ!」
🏹「平和そうだね」
🪓「悪くない」
🪄「薬草か」
こうして四人は森へ向かった。
森
昼。
王都近郊の森。
小鳥が鳴いている。
風も穏やか。
⚔️「平和だなー!」
🏹「薬草取るだけだからね」
🪓「油断するな」
🪄📚
⚔️「働け!!」
**薬草探し**
依頼の薬草を探す。
🏹「えっと...この辺かな」
🌿
🏹「あった」
⚔️「おぉ!」
順調だった。
しかし。
🪄
「それより」
🏹「ん?」
🪄
「こっち」
少し奥へ進む。
そこには。
🌙🌿
🏹「えっ」
ユイトが固まる。
⚔️「どうした?」
🏹「月光草だ」
⚔️「月?」
🏹「高級薬草」
⚔️「高級!?」
🪄✨
⚔️✨
目の色が変わった。
さらに
🏹「滅多に見つからないはずなのに...」
すると。
🪄
「向こうにもあるよ」
🏹
「え?」
🪄
「あとあっち」
🏹
「え?」
🪄
「そっちにも」
🏹
「えぇ?」
気付けば。
🌿🌿🌿🌿🌿
🌿🌿🌿🌿🌿
🌿🌿🌿🌿🌿
レア薬草だらけだった。
⚔️
「なんで分かるんだ?」
🪄
「本に載ってた」
🪓
「またそれか」
🪄
「生息環境も」
🪄
「育つ条件も」
🪄
「だいたい覚えてる」
🏹
「全部?」
🪄
「全部」
当然みたいに言った。
**欲望**
⚔️✨
「つまり!」
⚔️✨
「金になる!」
🏹
「その発想なの?」
🪄✨
「本代」
🪓
「隠す気もないな」
結果。
四人は黙々と採取した。
特に。
⚔️✨
🪄✨
やる気が凄かった。
**問題**
数時間後。
袋。
🌿🌿🌿🌿🌿
大量。
⚔️
「重いぃぃぃ!!」
🏹
「採りすぎたかな」
🪓
「腰がやられる」
そして。
全員が同時にキナコを見る。
🪄
「?」
⚔️
「頼む」
🏹
「お願い」
🪓
「頼む」
満場一致だった。
**空間魔法**
🪄
「いいよ」
🌟
大量の薬草が消える。
⚔️✨
「すげぇ!」
🏹
「便利だね」
🪓
「本運びの副産物だが」
🪄
「本は大事」
⚔️
「薬草も大事だ!」
**帰還**
夕方。
ギルド。
👩
「おかえり」
🏹
「依頼達成です」
🌟
ドサドサドサドサッ!!
大量の薬草出現。
👩
「多くない?」
沈黙。
👩
「多くない?」
⚔️
「いっぱいあった!」
🏹
「僕も驚いてます」
🪓
「俺もだ」
👩
「採取依頼よね?」
🪄
「採取した」
正しかった。
**報酬**
結果。
通常報酬に加え。
高級薬草の買い取り。
特別報酬。
臨時報酬。
色々付いた。
⚔️✨
「金持ちだ!!」
🏹
「だからそこまでじゃないって」
🪓
「一日で使うなよ」
全員の視線。
🪄
🪄
「......」
⚔️
「今使おうとしたな」
🪄
「本買える」
🪓
「使う気だな」
🏹
「一冊だけにしようね」
🪄
「十冊」
🏹
「増えてる」
帰り道。
夕暮れの王都。
四人で歩く。
⚔️
「今日は楽しかったな!」
🏹
「依頼というより遠足だったね」
🪓
「まぁ悪くなかった」
🪄
「うん」
戦いはなかった。
大冒険でもなかった。
でも。
笑いながら歩く帰り道は。
案外悪くないものだった。
そして翌日。
王都最大の本屋から
大量の本が消えたという噂が流れた。
🪄📚✨
犯人は。
言うまでもなかった。
こっちのキナコもちょい無愛想な感じが可愛いです!!
本に目がないのも!全て!!