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#9 魔王
前回のあらすじ
バベ茶とディカルッシェを食べ終え、マキナがクリアできないゲームをしたがルキアもできなかった。しかし、マキナの父、トウガはクリアできた。
トウガは魔王のことを懐かしいと言った。魔王がどんな人なのかを教えてくれる⋯
「この魔王はな、今は亡くなってしまったがとてもいいやつだった。マキナが生まれる数年前だったっけな…。魔界で一番信頼されていた魔王なんだ。名前はキュレア。魔王になったのは8歳だった。若くてかわいいやつでな。俺の幼馴染なんだ。」
「「**!?**」」
「8歳って、16歳じゃん!?高校生くらい!?やば。」
「そうだな、人間界の年齢だと16だ。」
若いなぁ、若くて女性だから信頼されてたんかな。
「キュレアは魔界の人の意見をたくさん聞いてな、魔界を良くしようと頑張ってたんだ。身長は小さいくせにお人好しすぎるし、優しさはめちゃくちゃ大きくてな。やけど、その優しさが悪い人に利用されて殺されたんよ…」
トウガから涙がこぼれた。きっと、トウガはキュレアのことが大好きだったのだろう。
もし、キュレアが生きていたのならトウガはキュレアと結婚したのだろうか…
「すまねぇな。情けないところ見しちまってよぉ」
俺とマキナは首を振った。俺はキュレアみたいになりたい。強いあこがれを持った。
「キュレア、すごいね。俺もキュレアみたいになれるかな…」
「なんや急にどしたん?」
「キュレアみたいになりたいって思ってさ。かっこいいなぁって」
こんなに憧れたのは初めてだった。
ポンッ
トウガは俺の頭をポンッと触った。
「なれるよ、きっと。」
一瞬パパのことを思い出した。パパもよくやってくれたな…
目の前がぼやけて見えた。マキナに泣いている姿を見られたくないと思いあくびをするふりをした。
こんな終わり方初かも。
次回未定