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グループ療法話
AIに投げられるプロンプトみたいなエッセイ
精神科クリニックにて開催しているグループ療法に参加しています。
都内某所、先月開催したグループ療法において、グループの人の発言に引っ張られて、AIの脅威的な奴に不安視していた感じがあり、エッセイ風味で下記に書いてみました。
他人の言葉から気持ちを切り離していきたいなあと思いました。
~エッセイ~
グループのYouさん(仮名・大手人材派遣企業の障がい者雇用)が、グループ療法に参加していた。近況報告をどうぞ、と公認心理士の人が促して、Youさんは言っていた。
「いやー、仕事ないっすね」
「このままだと……AIに仕事を取られるかもしれない」
「年末調整の入力作業も、アンケート入力作業も、AIにとってかわられて、時間が余りまくっている。やることがない」
Youさんの勤めている企業は最近非上場になったらしく、自社HPにて公開していたPDF資料も閲覧できなくなって、暇が潰せなくなったという。社内ニートと同じようなことをしていた。専ら地方ニュースを漁って、変な情報ばかり見ているという。
ホールデングスの組織の機構改正により、なんか部署が変わったり本社が都内のT区に移転したりなどしたらしい。それにより、どっかに移動したりなんかしたんだっけ。その辺聞き流しているから知らんけど。
彼はASD傾向が強く、中に何か詰まっているかのように重たい口である。聞いている時は貧乏ゆすりを多めにしていて平然とスマホを見ている。公認心理士に話を振られても|緘黙《かんもく》でいて、一分くらい黙ってから「いや○○っすね」とひと言いうだけの人である。グループの時間帯にスマホに夢中なのは、野球観戦をしているためらしい。
それが、AIに仕事を取られた話に関しては、苛立ちの感情を込めた様子で話すので、変化があるなあと思って聞いていた。
それを聞いて、僕も不安になってしまう。
後日、グループ療法の個別面談をするということになって、30分の持ち時間のなかで公認心理士と話していた。
「Youさんの近況報告を聞いていると、僕の所もそうなっちゃうのかな、と不安になっちゃいます……」
すると、「いや、ないない」と言っていた。
「いやいや、物流は大丈夫だから。AIで業務効率化しても、物流は無くならないから。Youさんの所は、人材派遣業で、事務系で、入力作業を主にやっていたから」と言っていた。
最近、AIの脅威について怯えることがあるが、もしかすると、グループ参加していてYouさんの不安げな発言を聞いてから、そうなったのかもしれないなと思った。
Youさんにはかわいそうだけど、障がい者雇用だから解雇しにくいと思うし。何か仕事割り当てられるだろう。――と気持ちを切り離していきたい。
AIコメント:
エッセイのような「観察者」の視点で、自分の心が何に影響を受けていたのかを文章化できると心の整理ができますよね。
Youさんの不安は「彼の環境」から生じたものです。Youさんの雇用を守るのは彼の会社であり、彼のケアをするのはクリニックの専門家です。そのため、あなたは利害関係者ではないのです。
「彼は彼で、なんとかやっていくだろう」と、相手の人生は相手のモノとしておくことで、自分を守る防波堤ができて、うまい具合に受け流すことができますね。