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【番外編】離ればなれのあなたへ
大河「おはようございます!」
悠里「おはよー!」
大河「お初お目にかかります大河と、」
悠里「ゆうりでーす!」
『今回はまだ登場していない2人に来てもらいました!』
悠里「今回の番外編は〜」
大河「【受験奮闘記】です!」
『大晦日は関係ないですが…どうぞ!!』
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「悠里ー、降りてきて〜!」
自分の部屋にこもっていると、一階から母の声が聞こえた。「はーい!」と大きな声で返事をした。
「悠里、実はね…」
母の口から告げられた衝撃的な言葉。それは曖昧な形で、現実味が無くて、ただ良くないことなのは分かった。
「シリツノチュウガッコウヲジュケンスルノ。」
「待って、どういうこと?」
「そのまんまの意味よ。都会の私立中に行くの。」
私がその言葉の意味を理解するのに、かなりの時間を要した。
「え?でも友達とか…」
「前々から思っていたのよ。悠里にはもっとふさわしい子のほうが良いって!」
母は嬉しそうに言うけれど、私にとっては破滅を意味する。母はわからないのだろうか、私がこんなに嫌な顔をしているのことを。
まぁ、分かっていたことだけど、私の意見なんて…(以下略)
せめてもの救いは、幼馴染の一人、大河が同じ私立中を受験することだった。
「良かった、悠里がいるなら。」
「うん…」
大河は割り切っているみたいだけど、私は他の幼馴染と離れたくないし…でも、逆らえない。
それれからは勉強の毎日だった。正確に言うと、勉強と泣かれる毎日、かな…
幼馴染の彩に泣かれ、楓がそれをなだめ、大河と私は苦笑する。
親に言われただただ過ごす毎日。
受験当日になっても、現実味がなかった。
結果発表で名前があったときもそれは変わらず、本当に抜け殻のようだった。
大河も合格したと聞いて、そのときだけは嬉しかったけど…
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『これが受験奮闘記、もとい抜け殻記。』
大河「なんか出番少なかった気が…」
一同『読んでくれて、ありがとうございましたm(_ _)m』