公開中
ゴブリン転生 第七話
名も無き旅人
ハッピーハロウィン!トリックオアトリート!
俺は今、1人…1匹で森の中を歩いている。
なぜこんなところにいるのか?
俺は何度目かもわからないが自分の記憶を辿る。
***
俺「グギャッグギャ(逃げるしかない!)」
中衛も後衛も壊滅。残された道は逃げるのみ。ただひたすらにオークを切り裂いて、力ずくで突破した。
しかし、その間に10匹いたゴブリンソルジャーが3匹になってしまった。
さらに、オークの快速追撃部隊と言うらしい(ゴブリンの仲間が言っていた)が追ってきている。
くそ!どうすればいいんだ!
俺が悩んでいるうちにもオークは追ってくる。俺たちをどうしても殲滅したいようだ。
ゴ「グギャギャ…(俺が殿を務める、他は行け…)」
ゴブリンの1匹が呟いた。
ゴ2・ゴ3「「ギャ(俺も行く)」」
いや、それならば玉砕した方がマシだ。
俺「俺も行く、いや全員で突撃する!」
しかし、それをゴブリンに止められる。
ゴ「お前は生きて、強くなり仇を打ってくれ!」
そして、俺はただ1匹逃げることとなった。
***
俺はなんのために生き残ったのかわからなくなる。
そうだ、仇を討つためだ。強くならなくては…
???『力が欲しいか?』
俺はついに幻聴が聞こえるようになったのだろうか?ここまででかなり疲労が溜まっている。
???『もう一度問う。力が欲しいか?』
そりゃ欲しいさ!あのオークどもをまとめて殺せる力が!
???『ならばこちらへ来い』
体が勝手に動く。森の奥へ奥へと進んでいく。
そして、辿り着いた先には一本の黒い剣があった。
それは禍々しく光り輝いており、光っているのに闇を感じさせた。
いつもなら絶対に取らない、だが、俺は力に飢えて頭がおかしくなっていたのかもしれない。俺はその剣を取ってしまった。
その瞬間、俺の体が乗っ取られる感覚がする。
そう、その剣の闇に呑み込まれるような。
俺はその力に流されるのもありだと思った。しかし、スキル超回復と超成長はそれを許さなかった。
【通知】
通常技能「闇耐性Lv.1」を獲得しました。
通常技能「上級闇魔法Lv.1」を獲得しました。
魔法技能を得たことにより、魔力が解放されました。
〜〜〜
通常技能「闇耐性Lv.9」「上級闇魔法Lv.9」がそれぞれLv.Max(10)になりました。
それにより固有技能「闇属性無効」通常技能「特級闇魔法Lv.1」「中級暗黒魔法Lv.1」を獲得しました。