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4-2)極擁護派『Xママ』の誕生
約9500文字。長めです。
202X年9月16日 午後11:54 垢名:ボリューム感満載チャーハンがなんと20%引き!
あーあ、やっちまったよ。こりゃ。
まさかX囲いの信者にさらなる上位互換が出てくるなんてな。こりゃ静観するわけねぇな。ちょいっとコメントするわ。
まず、ちょっとこれみてくれな。今から引用するからよ。
(引用始まり)
202X年 9月16日(水) 午後9:38 垢名:Xのこと静観します!
明日の配信がしっかりしたものであることを祈っています。
頑張ってください。
あと細かいところですが、17日という告知が“ミリオンdeil”では16日と記載されています。混同しやすいですので確認・変更をお願いします。また、そのサムネでは謝罪配信としては真面目さに欠けているように見え、非常に不適切だと思われる方がいるかと存じます。早急に別のものに差し替えた方が宜しいかと具申します。
***
202X年 9月16日(水) 午後9:59 垢名:Xのこと静観します!
ちょ…本当に明日大丈夫なの?
謝罪配信でそのサムネ? ――いやいやいや……。
思わず返信しちゃったよ……人生初のネットデビューだよ。
勘弁してくれよ、ラジオでやってたみたいなおふざけ謝罪とは違うんだよ。
前日でこれなら明日どうなっちゃうんだよ。
こっちが死にそうだって。
(引用終わり)
***
うむ、まあまあの指摘だよな。
優しい指摘だし、ご厚意でアドバイスしているし。何も心配はないと思う。これがな……なぜか文句を言っているように感じる方々がいらっしゃるようだ。それが――ほい。
***
(引用始まり)
202X年9月16日 (水)午後11:09 垢名:Xママ1
「こっちが死にそう」
て、あなた言ってますけど、X様が死にそうなんですか? 違いますよね?
その発言も不適切かと思います。いい加減X様の人格否定はやめてください。
はやく削除してください。
202X年9月16日 (水)午後11:11 垢名:Xママ2
何事も言いかたってものがあります。
配信者だって一人の人間ですよ?
もっとソフトな言いかたを心掛けてあげてくださいません?
あなたがどれだけ死にそうだと感じていても、当事者であり我らがXさんのほうがもっと深刻に感じているんです。
彼の重圧とは比べるべくもありません。私が証人です。あなたが死にそうだという感想は、これからは心の中にしまっておいてくださいね。それ以上口を挟まず、静観することを勧めます。
(引用終わり)
***
202X年9月16日 (水)午後11:56 垢名:ボリューム感満載チャーハンがなんと20%引き!
うむ、やばいなこいつら。
まじで何様なんだろう。
この文章のどこらへんにXを責めている要素があるっていうんだろう? そのように見える君たちのほうが疲れてると思うよ。
だからぼくはこいつらのことを『Xくんのママ』と呼ぶことにするね。可愛い呼び名でしょ? 『ヒステリックババア』という呼び名も考えたんだけど、切り口えぐいしこれどう見ても人格否定や誹謗中傷に属するから辞めといたんだ。
『Xくんのママ』――うん、我ながら可愛い呼び方だよね。
匿名だし何歳か分かんないけど、自分の子供をかわいがるようにして、赤の他人を我が子のように擁護する。まるでマザーテレサだ。
わが子の年齢は37歳男性、独身でだらしなく不誠実……うう、想像したら吐き気が……。
『Xくんのママ』は、ネットを通してやらないと守れない。
Xくんの親を謳っているのに電話番号も住所も知らない。画面越しでしか繋がれない。捨て子を遠くで見るような、後ろめたさも持っていないというのに、一向に近づけない残酷で極端な距離感がある我が子に、猛進して突き進む。画面越しで姿が見えないけれど、なぜか目の前にいるように感じてしまう……。
そのわが子というのはもともと赤の他人だ。
一週間に10時間くらいしか接することができず、その接し方も一方的。普段の喋り声を分からないどころか実況する声しか聴けず、それが対面ではなく画面越しに伝わってくる。リアルタイムで聞こえる時もあるのだが、実際にはラグがあり、生の声ではなく全部電気で変換され、機械で翻訳されスピーカーから発せられた電子音だ。
それなのに、でも、会ったこともないはずなのに、まるですべてを知っているかのような口ぶりをする。
Xの気持ちすべてを代弁できると粋がった女ども(たぶん女性でしょう! 男性だったら超気持ち悪いぞ、これ……)。
今までのような信者は「Xくんよちよち」という風に励ましていて、それがXくん(37歳)の後押し位からちょっと過ぎたところもあっただろう――この時点で失笑ものだが――に、大多数の信者たちはここまでで終わりだと思う。例えば、
「Xくんの謝罪、楽しみにしてるね!」だったり、
「了解しました! 悪いところは認めて、一緒に再出発しようね」というのは可愛いもんだけど、こいつらときたら……。信者よりよりはるかにたちが悪い、マジもんの上位互換だ。
さて、さっそくだが、彼らが言う人格否定という言葉。調べてきたぞ。本来の用い方がこんな感じだ。
「頭が悪い」「性格が悪い」「育ちが悪い」「顔が不細工」などなど。
人格否定というのは現時点では決して治らない。かつ、この先も改善しようのない暴言のような言葉、理不尽と言い換えてもいいかもしれないな。
人格否定だと思う判断基準は言われた方――つまり“自分”――がどう思うかなのだが、彼女らママは『自分がXくんの肉親』とでも思っているらしい。
では、それを踏まえて、これらを見てほしい。すべてXのアンチスレやネット掲示板などから拾ったものだ。
「面白くない」「つまらない」「対応が不適切だ」
うーむ、不思議だ。
どこにXへの人格否定が含まれているんだろう?
ただの呟き、感想。もっとよく言えばアドバイス止まりだ。
さらに別のママにはこれらが誹謗中傷に見えるらしい。
おかしい、おかしいぞ……?
これのどこに人格否定が含まれるんだ?
***
――ああ、だめだ。頭がおかしくなる。
Xくんママの、『我が子可愛いよしよしムーブ』のせいで、愚痴をこぼしたくなった。いやならブラウザバックしてくれ。
そもそも件の呟き・指摘は“初”だといっていた。
なのに、どうしてシュバってくるんだろう。どうして口出ししてしまうんだろう。
それは我が子がかわいいと思い込んでしまうからだとぼくは思う。わが子である(と思い込んでしまう)Xが今までクソムーブを連続して引き起こしてしまったので、責任感を感じてしまっているからだろう。
――なぜ責任感が?
――なぜかばってしまう?
――なぜ赤の他人なのに?……は置いといて、だ。ちょいっと振り返ってみようか。
最初のしくじりは『真面目なお話』だったと思うが、それは初回だ。今回は見逃してやろう。
次のヤマメ釣り稚魚事件でみんなが「あれ?」ってなった。Xが陳謝し、信者が擁護(行き過ぎた応援とも)する。
その次の「実況者じゃない」発言もXが不適切だと陳謝し、冗談だったと弁明するも、信者が「大丈夫だよ」と擁護する。
『23日ショック』にて、前日との巨大な差異に気付かず、Xが不本意な行為をし、信者がまたも擁護する。この擁護はのちに『コメント削除』というものに発展してしまった。『コメント削除』はXの手ではなく、スパム――信者の報告が原因であると擦り付けたんだったね。
――さて、ここまではいいね。
この通り、度重なる悪手に信者がいつも尻ぬぐいをしなくてはと粋がり、それにXは勘違いを起こす。
「ああ、なるほど。いつも生放送やってていつもコメントが荒れているように見えるんだけど、応援メッセージが多い気がするな。やっぱりこの程度の“緩さ”がファンには心地よいんだなぁ」
それでアドバイスの詰まった投書を読まず、信者の応援を参考にする。投書には権利関係の指摘が詰まっていたにもかかわらず、約1か月間放置してしまった。それで、1か月たったある日のこと、ゲーム実況のはずが直前で中止になり、『権利関係』に踏み込む。
「知らなかった」
「言われるまで無許可を貫く」
と、開き直ってしまう。はたしてこれは誠実といえるかな?
そして今回の謝罪だ。今度は今までになくシュンとしてちゃんとした謝罪文を載せた。まるで『誰かが書いたものをそのまま載せた』ようだ。
けれども信者は擁護しなくちゃと脳死的に考えてしまう。傍から見れば炎上はなるべくして起こったんだよね。
ママはママだけで完結してくれればいいものを、指摘位でヒステリックに粘着してくるんだもの。そりゃXは閉じコンになるよね――なんだ、こいつらって。
Xがそんなことをしてしまうもんだから、熱狂的な信者はママになった。
Xのその連発する悪手にはすべて悪気がない、不器用で天然だからとXの代わりに謝り続け擁護してきたからこそ、不甲斐ないXに対して母性本能がくすぐり、赤の他人を超えてママになってしまった――そんな感じだとぼくは思っている。
正直アンチの方が妙に頭が冴えてて、アンチなくせに愚痴や文句を吐かないで的確なコメントを出す人が多いせいか、ママたちの方が本当にたちが悪い。Xママはアンチのせいで怒り心頭に発する状態で、始終暴走気味。意見が違うコメントが現れるやいなや、シュバってきてすぐ言論統制を敷きたがる。
XもXで炎上冷却期間だし、今回は予想外に規模がでかい炎上になってしまったと長く沈黙してしまったせいで、まともな対応もできてない。味方に目を向けるとぶっ飛んだキチガイがいるから、目が覚めてしまう。で、元信者からどんどん批判がでて、ママが怒りだすという感じね。
まあ、端的に言うと、過保護超えてるんだよなぁ。
子供が謝りたいって言ってるんだから謝らしてあげなよ。なのにどうしてそこで、
「Xは悪くないんです!」になるんだ?
周りは別に責めてないんだよ。確かに過去に責めてた部分もあった。「Xの先駆者」のリーダーであるXが悪いと罵ることだってあったよ。普通、リーダーが責任を取るんだからね。でもね、もうそのフェーズは当の昔に過ぎ去ったんだ。
詳しい状況説明と謝罪が必要なだけで、反省しろとかは言ってない。やじ馬たちはどっかに行ったと思うよ。
Xとの距離感がおかしいアンチも一定数いるにはいるけど、ぼくからしたらママたちの方が身の程を弁えてない言動が多いように見える。全てを知り尽くしてると思い込んで、心の底まで見透かし、管理し、全て手取り足取り指導したがる。
「笑って済ませてくれませんか?」
子供が笑ったらOK、確かにそういう時代はあったよ。子供は無知でも学びなおせるからね。でも今回は犯罪者が笑ったらOK――とはならないよね。笑いごとで済まされる年齢じゃない。そんなんじゃ警察はいらないよ。
「この通り、Xが反省してるんです。ちゃんと反省文だしたじゃありませんか。だから許してくれませんか?」
子供ならね。でもXは37歳。大人だよ? 反省だけで済ませたらルール破り放題じゃん。そこまで世の中は不完全にできてない。
「度重なる人格否定と誹謗中傷はやめてください! 訴えますよ!」
どうぞ。どの辺が人格否定でどの辺が誹謗中傷なのか、僕にはわかりませんね。
「また、ノイローゼになっちゃうじゃないですか!」
それこそ本人の意思を尊重してない発言だよね。本人は謝罪をしたいと言っている。それを停めようとするのはどうなんだろうね。謝罪だけでノイローゼになるんだったら、それ、ノイローゼ治ってないっていう突込み待ちかな?
ざっと調べてみたけど、こんなもんか。
どれもいち視聴者とは思えないね、あーこわ。
特にXママたちが言っている、
『ほんとうは、Xは誠実なんです!』
――という発言だが、いったいどこを参考にして言っているのだろう? 根拠がないんだよなぁ。
――投書を見て権利関係に踏み込んだからか?
――だったら何で1か月以上も放置した?
――反応せずなぜ、沈黙という手段を取った? 知らなかったから?
知らなかったら調べればいい。ガイドラインというのが普通にあるからだ。でも、彼らはそれをしなかった。
問題を先延ばしにせず、解決策を講じる。
問題が発生したら、問題に向き合い反省し、次回につなげていく。報告・連絡・相談。
これが大人だ。でもあの人たちはXのことを何だと思っているんだろう。
ママの方が問題なんじゃ?
Xは子供で病人だから、失敗したっていいじゃない!――と、まるで下に、もっと悪く言えば見下しているよう。
***
Xママの方針としてはこうなのかな? 過保護ゆえに飴を与え続ける。
でも、謝罪会見の時まで飴を与えるとどうなってちゃうかな? 虫歯になるとおもうんだけど? X、――大人なのに、歯磨きの仕方忘れちゃったみたいで。
「あなたはあなたで大変だけど、それはやっちゃだめだよね」
「起こってしまったことはしょうがないとは思うけど、これを繰り返すのはいけないよねぇ」
と優しく何度も何度も指摘されてきたのを無視して、今こうやって火柱が立ち上っているんだから、ママたちは少量のお水や少量のお湯でもなく鞭に持ち替えて、未だ留まっているXを引き摺ってでも助けだしてやった方がいいと我ながら思うんだけどね。
虫歯になるのは日ごろの積み重ね――ですよね? ママさん方。
今日はやらなくていいだろう。あ、今日疲れたからもういいや、とか。
そうやっていつも些細な事から気を付けていかないと何やらズキズキと痛みだしてくる。で、歯医者にいって確認したらああ、虫歯だと発覚するわけ。
そこで開き直っちゃいけないんだよ。普通ここで治療するよね?
ここで治療しなくちゃ、最悪抜歯だ。
だからこそ、TPOを弁えたフォントに直したり、サムネイルを直したりとわいわい言われるわけ。今はXの一挙手一投足を見ているわけだから、いつも以上に気を使わなくちゃいけないはず。折角長めに冷却時間を取ったのに、これじゃあ……あれだろう。
でも……いやぁー、ずいぶん優しい指摘も、まるで重箱の隅をつつくなどという難癖のように感じてしまうなんて、ずいぶんとすごい頭の構造をしていらっしゃいますよね。
前職ではYがいたからあまり炎上しなかったと思うんだよねー。
で、“慧眼グルド”を卒業して一人旅と評したグループ活動をして徐々に化けの皮が剥がれていった。そしてすべて剥がれたと思ったらなんと人間ではなく、手の施しようのない暴れ馬だったと。
表では成人扱いだったXも、裏ではしっかりサポートを受けていたからこそ、さして炎上しなかったことが想像できませんかね?
***
ぼくはどちらかというと諦観したファンなので、彼の精神状態とか健康については心配するけど、応援はそこまでしないです。なので、好き勝手言うよー、本当にXのことを思って支えてあげたいならもう少し言葉に気をつけた方が良いって。
昔のように実況界というのは無法地帯ではなく、ちゃんとしたルールが出来上がってきたんだからさ。誰かが言ってたように“言質とられる世界”になってきたんだからね。
ルールを守らずして自由を得られるわけがないから、いったい彼らの言う『先駆者』とやらはどこにあってどうやって開拓するつもりなのか、今更ながら疑問が湧いてくるよね。
ルールの存在する場所で活動する以上、何かしらの制限が働く。むやみやたらと開拓することはできないはずだ。無許可配信のようにね。
禁止された土地はあるだろうけど、そこに踏み込んでまで無許可で配信するという度胸試しをする余裕はほとんどなく、その隣では金銭の授受まで契約が交わされている法整備までなされている土地が大半だと思う。ガイドラインという区画の中に生きているのなら、なおさらだろうね。
しかもXたち「Xの先駆者」はヤクザみたいな人たちじゃない。
“ミリオンdeil”という企業から“公認配信者”という仕事を受け持って、いわば“ミリオンdeil”の看板を背負っているわけでしょ。
それなりの金銭がはいってくるでしょうよ。
それに従って仕事をしているという風に判断して当然でしょ。それなのに、
――なぜXは被害者みたいな顔をしているんだろう?
――なぜ悲しそうな顔をしているんだろう?
――なぜ苦しそうな顔をしているんだろう?
――なぜごめんなさいだけを繰り返し、一番大事な経緯説明を一向にやらなんだろう?
金銭問題というのは激しく深刻になりやすく、それは縺れやすい。
複雑に絡み合ったスパゲッティのようなそれをみて、はい水に流してやろうというのは虫の良すぎる話では?
開き直る、企業に指摘されるなどそのような盗人猛々しい態度で実況するという姿勢自体、いかにも不誠実だと思われても仕方ないでしょうよ。
ねえ、『Xのママ』さん。保護者を謳ってるあなたたちにも言っているんだよ?
***
「Xのモットーは“緩い”実況だ! だから謝罪まで“緩く”あるべきだ!」
と考え、このような発想に至る人もいるらしい。
「『わりぃ、間違えちまった!』でいいんです。我々とXとの仲じゃないですか!」
これを見たぼくは、これこそ他人行儀だと考えるんだけど、みんなどう思う?このような言葉を平気で書けてしまうなんて、相当キチガイ染みてない?
「何があってもXを愛します! 私たちはX親衛隊です!」
という流れは、『まっしゅーず!』のチャット欄自治厨にもあったよね。あれが源流だと思うんだけど、彼女たちや今のママたちって、純愛ドラマのヒロインみたいな自分に酔ってそうに思える。
「みんな気にしてないよ!」
て、ママがXを囲っているけど、そもそも気にする気にしないの問題ではないんだよね。謝罪のない開き直り配信は害悪に近い。それを放置してしまって軽い感じで対応してしまうのは、良くないを通り越してニュースにまで波及するよ。それこそXを牢屋にぶち込まれかねない。
あとそれ言ってるの、ママだけだからさ。まあ、ママと言っても多分、20人位じゃないかなぁ。それでも多いけどね。
「実況は仕事じゃない! 趣味だから、責任はないよ!」
へぇ、会社からお金もらっているのに仕事じゃないなんてことがあるんですかね?
へぇ、実況ってすごいんですね。あと、投げ銭ていうのもあるんだけど、あれもなしってことでいいの?
譬え実況が趣味の範囲だったとしても、違反は違反では?
「一人で背負いすぎてはいけないよX! これはXくんだけの問題じゃない! グループ全体の問題なんだ!」
一人で背負いすぎてもいけない、周りになすりつけすぎてもいけないのは当然。
そこのバランスを上手くやらないとあとは破滅するしかない。そんなのはXにだってわかってるだろ。だから謝罪するんだし。
***
赤の他人に対してファンを超えたモンスターペアレントになるくらい愛してしまうんだから、その覚悟はできてるっていう見方でいいんだよね?
少人数の精鋭ママたちで彼を一生養っていけるのであれば、目障りな連中を追い出しても良いと思う。Xが一生子供のままでいて、ママたちから巣立っていかない場合、そのような子育てでも構わない。そういう献身的な生き方もあってもいいんじゃないかな――どう見てもXは子供ではなく“ペット”だけどね。
しかし、子育て中のママと言えども四六時中Xのそばに居れないよね。
だってもともと赤の他人だから。今だってそうでしょ?
Xは謝罪の渦中にいる。あなたたちママはコメントに反応し、渾身の痛罵を喰らわせる。それはXが今コメントを見れないし、謝罪の後心地よくコメントを見られるように統制してあげるね!――という自分勝手な思考があるからじゃない?
そして、今日の夜。ママは他人事のようにこう思うだけ。
「あなたには私がいるから大丈夫、私が守るからね」
この言葉・決意の意思を書くとき、いったいどのような面持ちでいるんだろうね。鼻息荒くして書くのであれば、それはちょっと違うと思う。
これを書くママたちにもかなり大きい責任は生じるだろう。それはもう、赤の他人とは言えない。第三者であるぼくの見方を言うね――“ヒモ”だよね、これ。
守るからには無料で――とは、そうは問屋が卸さない。
さあ、あなた達は今からヒモになるんです。
赤の他人だった子供おじさんに、喜んで金を渡す、ヒモに……だから、いつか切られるんですよ――。
***
お、なんかぼくの呟きを見ているのか知らないけど、ぼくにDMを送ってくれる方たちがいらっしゃいますね。
いろいろな意見が来るかなぁ、と心構えをしていたんだけど、意外と内容が薄っぺらいものばっかりで興ざめだなぁ……。
あたしたちはXのヒモじゃない! ママでもない!
Xの実況する姿が見たいだけなんだ! だから投げ銭はしないよ!
総じてこの一つだけ。
うーん、何でしょうこの感覚。類は友を呼ぶ……かなぁ。
無責任野郎のところには無責任ファンが付きまとうという……うーん、うまく文章にできない。
あれだけ新規やファンを叩き出しておきながら逃げるなんて無責任なことは言わないよね? 育児放棄、知ってます?
ちゃんと投げ銭してあげましょうね。それが嫌なら素直にファンに戻りましょう。
口だけ大きなファンというのもただの悪者、それ、アンチだぞ。
あと、ぼくにたいしてママたちはこれ以上息子クンが嫌われないよう、文章には「アンチのことは気にせず」などの文面を入れないようにしましょう。暗に、
「周りのことは見なくていいよ! 私のこと“だけ”見てね」
感があり、ぼくみたいな第三者から見ると盲目感があふれ出して見えて、一層「うわぁ」ってドン引きしてしまいますね。……邪推かなぁ。
それと、これは個人的な感情だけど、いかにXのネーム検索から逃れたいからとはいえ、○○や○○(例えば『てるお』であれば、“でるお”や“てっちゃん”、“てるるん”など、Xの一部をもじった名称のため、ここでは省きます)ていう呼び名はあれだなぁ……。
X様とかXくん呼びはいいけれど、○○って……カルト感に拍車をかけているので、どんどん印象が悪化していくなあと心の中で思いながら返信してるよ。
まだ“Xちゃん”とか“Xお”とかのほうがまし。
それでですね、ママたちからDMを答えていくうちに、このママたちが息子をかばう様子、なんかに似てるなぁと思いながらうんうんと考えていたんですが……分かりました。
これ、『介護』ですね。若年性アルツハイマーに罹患した30代後半の男性を幇助している女性……いや、ちょっと違うなぁ。
いや、『介護』でもないですね、何でしょう……何とは言いませんが……例え話を一つ。
「ほらお爺ちゃんしっかり!」
と、階段を昇っているお爺さんを引っ張る孫ではなく、
「お〜よちよち、寝返り打ててえらいでちゅね〜」
と、揺りかごの外から何もせず褒め称えているよう――あ、これ赤ちゃんプレイだな。
37歳にもなる男性の赤ちゃんプレイ……。
癖になる人いるんですかねぇ……うーん。
***
今までXママという言葉を軽蔑混じりに使っていたのですが、きちんとお子さんのお世話をなさっている世間のお母様方に申し訳なくなってきました。
この際謝っておきますか。大変申し訳ありませんでした。
――さて、今頃カンペを読み込んでいるだろうXにこのような一言を、いかに誠実さを伴った演技で言えるかな?