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第二話
空を体感で20分ほど飛ぶと町が真下に見えてきた。
「そろそろ降りようか。」
「うん!」
空から妖精が二人降りてきたら町の人は一体どんな目をするかしら…
「うわっ、あぶなーい。」
着地しようとしたところには偶然人がいなくて助かった。まずは何をしようかな。ご飯はさっき食べたし…一回お風呂入りたいなー。それとこの服も洗いたい…
「うわーっ。素敵な町ねー。あっ、あれはきっと服屋よ!いきましょっ」
走るミーナに手を引かれて私も服屋に入った。女性用の店なのかな?女性用の服がたくさんある。
「オレンジ!どの服が私に似合うと思う?」
「うーん、1番右の水色のワンピースじゃない?髪色とよく合うと思う」
「ありがとー。」
ん?ちょっと待て、マネーはあるのかマネーは。
「ミーナ!その前にお金!」
「あっ!ここで使えるかなー?あたしのへそくり!」
ミーナが出したお金は約5万円だ。服のタグを見るに、この町は物価が高くないようだ。服一着が1番高くて500円なんて。
私たちは好きな服をたくさんカゴに入れた結果、私が15着で約6000円ほど、ミーナが22着で約7500円ほどになった。ミーナのへそくりは天の通貨だが、この町でも使えた。次は住居ね‥町を歩いていると、屋台がたくさんあって、その度にミーナがあれ美味しそう!と食いついていくので宥めるのが大変だ。
「あっ、あそこ空き家だって。役所に連絡すれば今すぐにでも私たちの家にできるって!」
「あっ、いいところ見つけたね!役所に行こうか!」
って、あれ?なんで私たちは一緒に住む前提で話が進んでるの?別にいいけど…
「なんとか戸籍を手に入れたね、ミーナ。じゃあ私たちの家に入ってみようか。」
私達は役所に行くまでの道に迷ったが、親切なおっさん…恩人におっさんは失礼かな…のおかげでなんとか助かって、そこからは簡単だった。
私達の家の中は近所の人とかからお祝いの品として家具があるだけですごくシンプルだった。思ってたよりも綺麗だったのは良かった。それでも掃除はするけど。
「はいっ、ミーナ。生活に必要なもの買いに行くよ。」
「何がいるの?」
この世界にもシャンプーとかあるのかな?ミーナなんて幼女だから化粧品っていらないのかな?私は見た目は幼女でも多少は欲しいと感じてるけど…紙は必須かな。
「見てから決めよ!」
「うんっ!でもこの町店多くない?どこ行く?」
「近いとこでいいんじゃない?」
「うん」
この町は歩いているとよくわかるが、へーべという女神の加護を受けているという伝説をみんなが信じていて、へーべが青春の女神だからかみんなが青春してる気がする…気のせいかしら?
「オレンジ!忘れてたけど、領主サマに謁見とかした方がいいのかな?」
「あー。どうだろ。近所の方に聞いてみる?あとで。」
「はーい!」
この子自分の意見ちゃんとあるよね?
それからしばらく買い物をした。
オリキャラたちの中には、名前に由来があるキャラもいます。今回はいませんが…あ、へーべってほんとにギリシャ神話にいるらしいです。バレエのフローラの目覚めっていう作品にいるんですが、それで調べたらギリシャ神話にいると知りました。
読んでくれてありがとうございました。