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ゴミだらけの街で #2
さかな
家…と言っても、そんなに豪華なものは持っていない。
誰かが住んでいたような所を借りて暮らしている。
そんなに国が大きいわけでも、他の場所のように色々と厳しいわけでもないから、こんなところに暮らしていても怒られはしない。
家は少し狭く、外見は誰も住んでないように見えるほどボロボロ。
そのおかげで、前は知らない人が家に入ってきたこともある。
部屋の隅を見ると蜘蛛の巣がはってあったり、変な虫がいるときもある。
…いつもこうだから、気にしてはいないけど。
そんなことをしていたら、ふとお腹が空いてきた。
もちろん、他の人のように豪華なものは食べれるわけがない…から、今日もご飯をあさりに行く。
「今日はどこに行こうかな。」
みんなの住んでいる場所や顔が書いてある自作の紙を見ながら、そう呟く。
その時に目に入った、一人だけ顔が写っていないところがある。
(なんでだろう…見落としてたかな。)
そう思うと、私はすぐさまカメラとその紙、そしてポケットにボールペンのクリップをさし、そこの家の場所まで向かった。