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第十二話 迷子事件再び
**第十二話 迷子事件再び**
王都冒険者ギルド。
朝。
⚔️「今回は採集依頼か!」
🏹「平和そうでいいね」
🪓「油断するな」
🪄📚
⚔️「本閉じろ!」
🪄
「閉じた」
閉じた。
珍しかった。
**採集依頼**
依頼内容は簡単だった。
『月花草の採集』
王都から少し離れた森。
特に危険な魔物もいない。
報酬も普通。
平和そのもの。
⚔️
「楽勝!」
🏹
「そういう時ほど危ないんだよ」
🪓
「同感だ」
**森**
昼頃。
四人は順調に採集を進めていた。
🏹
「あった」
🌿
🪄
「こっちにも」
🌿🌿
⚔️
「俺も見つけた!」
🌿
珍しく順調だった。
🪓
「依頼達成だな」
袋もいっぱい。
帰るだけ。
そのはずだった。
**事件発生**
⚔️
「あれ?」
🏹
「どうしたの?」
⚔️
「キナコどこ?」
沈黙。
🪓
「......」
🏹
「......」
三人で辺りを見る。
いない。
🪓
「本当にいないな」
🏹
「さっきまでいたのに」
同時に思う。
⚔️
「迷子?」
🏹
「迷子だね」
🪓
「迷子だな」
キナコ視点
🪄📚
本を読んでいた。
歩きながら。
当然。
道を間違えた。
🪄
「......」
周囲を見る。
知らない場所だった。
🪄
「迷った」
本人は落ち着いていた。
その時。
ガサッ。
魔狼。
二体。
ガルルルル...
🪄
「邪魔」
雷が走る。
⚡
神雷。
ドォォォン!!
消滅。
🪄📚
読書再開。
魔狼
可哀想。
**捜索隊**
⚔️
「探すぞ!」
🏹
「どっち行ったんだろう」
🪓
「足跡もない」
⚔️
「やばいな!」
🏹
「やばいね」
🪓
「やばいな」
その時。
遠く。
ドォォォォン!!
地面が揺れた。
沈黙。
⚔️
「......」
🏹
「......」
🪓
「......」
全員同じことを考えた。
⚔️
「キナコだな」
🏹
「キナコだね」
🪓
「キナコだな」
全力で向かう。
**発見**
数分後。
開けた場所。
そこには。
⚡⚡⚡
倒れた魔物達。
🪄📚
本を読むキナコ。
⚔️
「あーーーー!!」
🏹
「いたー!!」
🪓
「見つかったな」
🪄
「みんな」
⚔️
「みんなじゃないんだよ!」
🪄
「どうしたの?」
🏹
「どうしたのはこっちだよ」
⚔️
「どこ行ってた!?」
🪄
「散歩」
🪓
「迷子だな」
🪄
「違う」
⚔️
「違わない!」
**帰還**
ギルド。
👩
「おかえり」
🏹
「依頼達成です」
👩
「何かあった?」
三人が同時にキナコを見る。
⚔️
「迷子」
🏹
「迷子」
🪓
「迷子」
🪄
「違う」
👩
「迷子ね」
🪄
「違う」
誰も信じなかった。
その夜。
《明星の旅路》に新たなルールができた。
『読書しながら移動禁止』
🪄
「理不尽」
⚔️
「理不尽じゃない!」
🏹
「当然だね」
🪓
「当然だ」
こうして。
キナコの迷子事件は、
王都でまた一つ伝説となったのだった。