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letter 第三話
レイニーは目を見張った。そして、何よりこの感情を言葉にしたかった。
しかしその時はそれができなかった。「綺麗」と言う言葉を知らなかった。ただただその景色に見惚れているしかなかった。
レイニーの隣の席にいた文がレイニーに話しかける。
「どう?綺麗?」
「きれい?」
「こういう景色のこととか、綺麗って言うんだよ。他の時も使うけどね」
きれい。それはレイニーが知った言葉の中で一番大切にしたいと彼自身が思った単語であるかもしれない。
「…きれい……」
「…そうだね……」
「……ねえ、日本語、教えて…!」