公開中
花火の形5
初流
朝日が昇る前に目が覚めた。
まだ外は暗く、虫の鳴き声もあまり聞こえない。
昨日の夢を、まだ鮮明に覚えている。
「何か思い出せそうなんだけどな……」
そんなことを呟きながら、ガラケーを開く。
こんな朝早くなのに、友達からメールが来ていた。
【件名】おいおい
【差出人】かず
【本文】
おいおい、お前の家に女子が入ってったってマジかよ。お前、彼女なんかいたのかよw
「……は?」
思わず声が漏れた。一体何がどうなったらそうなるんだ。
とりあえず、友人のバカな誤解を解くために急いで返信する。
【件名】バカかよお前は
【差出人】晴斗
【本文】
俺に彼女ができるわけないだろ。バカかよお前は。
とりあえず、これで誤解は解けるはず……たぶん。
そんなやり取りをしているうちに、外では朝日がすっかり昇りきっていた。
僕は朝ごはんを食べるため、一階へと降りていった。
宿題が終わらなーーい!